『東京焼鳥図鑑』老舗を中心にオススメの名店40軒の焼鳥を紹介

『東京焼鳥図鑑』老舗を中心にオススメの名店40軒の焼鳥を紹介

2022年9月19日

日本で最も焼鳥店が多い東京都。半世紀以上続く老舗が多いのも特徴です。理由のひとつに、同じ串焼きの鰻料理との親和性の高さがあります。鰻専門からやがて焼鳥店へ看板料理が推移した店もあります。ここでは、Syupoがこれまで初回してきた都内の飲食店から、とくにオススメしたい焼鳥を40品選びました。東京の焼鳥の奥深さをお楽しみください。

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1.東京『鳥やき宮川』

新幹線が発着する東京駅八重洲口で約70年続いてきた焼鳥の名店です。鰻用のボッカ串に大ぶりの肉を打った昔ながらのスタイル。新幹線乗車前にも利用しやすい利便性の高さも魅力です。

東京「鳥やき宮川」 ああ素晴らしき東京焼鳥。八重洲に恥じない名門の串に乾杯
東京のやきとりといえば、ひらがなで「やきとり」と書けば豚。そして漢字で「焼鳥」ならば鶏という使い分けの伝統があります。豚モツは戦後の混乱期を中心に広がりをみせま…
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2.茅場町『宮川』

1949年に茅場町で商売をはじめた鶏肉卸「宮川商店」の系列焼鳥店。連日、近隣に勤める舌が肥えたベテラン会社員で満席近い賑わいになります。噛みごたえのあるつくねがオススメ。うずらの卵を載せた大根おろしがついてくる、東京の正統派焼鳥です。

茅場町「宮川」 鶏肉卸の老舗がはじめた直営店は、すでに半世紀。
今日は茅場町にある人気やき鳥店「宮川」をご紹介します。築地の「宮川食鳥鶏卵」の系譜にあって、1949年に茅場町に店を開いた鶏肉卸「宮川商店」。その直営店として1…
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3.茅場町『鳥徳』

明治期創業、100年以上続く焼鳥と鰻の店です。兜町の証券マンが足繁く通う地域の名店。フレッシュな鶏をその日のうちに職人さんが串打ちをして提供しています。倶利伽羅と呼ばれる鰻串があるのも特色です。

茅場町「鳥徳」 明治創業、ベテラン証券マンのオアシスで鳥ナベを。
ここは日本の金融の中心地。東京証券取引所をはじめ、名だたる証券・金融会社のオフィスが並びます。1871年に第一国立銀行本店の開設から金融の町として発展してきた兜…
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4.銀座『鳥ぎん本店』

暖簾分けも多い「鳥ぎん」の本店が銀座にあります。昭和26年創業、戦後でまだ銀座にも戦災の爪痕残るころ、炭火焼鳥を気軽に楽しむ店と開業。さらっとしているのに濃口で、大ぶりの焼鳥を引き締めるタレが絶品。お昼からやっているので銀座の昼飲みスポットとしてもオススメです。

銀座「鳥ぎん本店」 続くにはワケがある、路地裏の銘店でお昼酒
鳥ぎんという名前を一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。首都圏を中心に14店舗を展開する老舗の暖簾です。直営店は銀座の他、新橋、渋谷、砂町の4軒。五反野…
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5.銀座『武ちゃん』

昭和28年に水落武敏さんが屋台から始めた焼鳥屋。鶏は名古屋コーチン、焼台は一般的な焼鳥屋で使用するものより細い備長炭がセットされています。5本からのコースが基本で、生醤油、からし醤油、胡麻だれなど、様々な味を楽しませてくれます。

銀座「武ちゃん」 銘焼鳥を肴に、酒場は街の過去と未来を繋ぐ場所
銀座の中心、4丁目交差点からほど近い銀座三原通り沿いに、一軒の焼鳥屋があります。三越からはティファニーの先にある三原通り口から徒歩1分もかからないという、まさに…
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6.築地『鳥芳』

半世紀をこえて続く名店で、食に関わる仕事が多い築地の人々に世代を越えて愛されています。串は大きく食べごたえ充分。パリッと焼き上がった手羽と、特製のつくねが気に入っています。

築地「鳥芳」 これぞ古き良き東京の焼鳥。職人仕事が素晴らしい
今日は東京・築地から焼鳥の老舗「鳥芳」をご紹介します。 魚河岸のイメージから海産物の街と思われがちな築地ですが、古くからの鶏肉専門店や鶏料理の飲み屋も多いです。…
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7.築地『とゝや』

築地の場外市場で半世紀続いてきた、市場の焼き鳥店。串焼きではなく平焼きです。午前中から本格的な焼鳥で飲める貴重な一軒です。

築地『とゝや』創業から半世紀。受け継がれる味にヱビスを合わす
築地といえば魚河岸が有名ですが、寿司屋や海鮮丼だけが名物ではありません。老舗の洋食屋や市場で働く人々の胃袋を満たす中華食堂、そして意外と鳥専門店も充実しています…
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8.淡路町『神田まつや』

明治17年創から続く東京を代表する蕎麦の銘店「神田まつや」。蕎麦だけでなく、焼鳥も格別に美味。とろみのある甘いタレは、もちろん「返し」が味の基礎を築いています。「あかね鶏」に東京らしいみりんをしっかり使った味付けが絶妙なバランスです。

淡路町「神田まつや」 連雀町の情緒を今に残す空間で銘店の味を
1884年(明治17年)創業の、東京を代表する蕎麦の銘店「神田まつや」。名だたる文人墨客が愛したことでも有名です。とくに池波正太郎が常連だったことは著書にも登場…
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9.新橋『ほさか』

現在、烏森神社の参道で最古となった老舗の焼鳥店『ほさか』。小さな屋台の焼き鳥店で飲んでいるような雰囲気です。看板料理は相鴨塩焼。ナンコツを含むコリコリ・モチモチとした食感がたまりません。

10.新橋『出世酒場 大統領』

串の味付けはおまかせで。辛味噌をつけていただきます。イチオシはつくね。ふわっとした中にも肉の旨味がつまっていて、醤油多めのタレと絶妙にマッチします。

新橋「出世酒場 大統領」 規律を守って美味しく気持ちよく
世間には様々な条件付き酒場があります。ただ、そういう店は"入りにくい酒場"というわけではなく、条件さえ満たせば案外普通の居酒屋よりも心地よくて、気づけば通いたい…
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11.新橋『鳥藤』

老舗の焼鳥店が減りつつある新橋で、貴重な40余年続く店です。ゆずの風味が爽やかなつくねは絶品。しそ巻の爽やかな余韻が心地いいです。

新橋『鳥藤』親子二代で切り盛りする、鮮度抜群・炭火焼鳥の店。
新橋で人気の焼鳥店『鳥藤』。昭和の新橋にタイムスリップしたような空間で、鮮度抜群の鳥料理を味わえます。備長炭で焼き上げる焼鳥を肴に、古き時代の飲み屋の雰囲気を満…
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12.上野『鳥清』

創業は1958年(昭和33年)。現在は3代目が店の暖簾を守っています。練り辛子を添えて供されます。炭火の香りと鶏の脂を吸ったねぎまのネギは、その一口でお猪口の白鶴を飲み干したくなる美味しさ。

上野『鳥清』創業64年。毎朝仕入れる丸鶏、家族で仕込み備長炭で焼く
上野駅から徒歩2分。細い路地に掛かる暖簾『鳥清』。毎朝、その日に提供する分の鶏肉をまるで仕入れ、店内で捌くのがこだわり。紀州備長炭で焼き上げた香ばしい焼鳥に、創…
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13.湯島『串焼きだるま』

半世紀続く炉端焼きの定番「樽平」の姉妹店。この地で約30年続いてきました。朝挽きの大山鶏をつかった焼鳥など、1本200円から揃います。

湯島『串焼きだるま』朝挽き大山地鶏の焼鳥をちょい飲みで
今日は湯島の「串焼きだるま」を紹介します。この地で30年近く続く老舗です。小箱のいい感じのカウンターで、程よく手軽な塩梅でビールや日本酒を引っ掛けたいときにおす…
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14.高田馬場『鳥やす本店』

高田馬場で人気の焼き鳥といえば『鳥やす』。1967年の創業です。なんと串は1本60円から。豪快に焼き上げた焼鳥をもりもりと食べながら、ビールや日本酒を楽しみます。

15.渋谷『森本』

道玄坂に看板を掲げる焼鳥「森本」は終戦直後、鰻の屋台として創業。その後焼鳥もメインになりました。長年、変わらず受け継がれているつくねは、爽やかな柚子の香りがします。滴る肉汁に思わずほっぺが落ちそうです。

渋谷『森本』1948年創業、渋谷の焼鳥を語る上で外せない存在
終戦間もない渋谷では、多くの屋台や闇市が登場し、その後の復興の活力となりました。道玄坂に看板を掲げる焼鳥「森本」も、そんな屋台から始まった一軒です。 創業から7…
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16.渋谷『鳥竹』

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1963年(昭和38年)の創業。渋谷を代表する大箱・老舗の焼鳥店。長く渋谷で飲む人たちのお腹と喉の渇きを潤してきた銘店は、なんといっても大ぶりでずっしりと重い焼鳥が名物です。

渋谷『鳥竹総本店』創業60周年!街を代表する名物大焼鳥を肴に乾杯!
皆さま、渋谷の酒場といえばどのお店を思い浮かべますか?多くの人は、やはりここ「鳥竹」ではないでしょうか。 渋谷マークシティの隣、井の頭線の改札から徒歩30秒の立…
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17.渋谷『鳥清』

「百軒店」の最深部に暖簾を掲げる焼鳥の店。2005年に先代の女将さんの意志を受け継ぎ、当時27歳の娘さんが現在の女将として切り盛りします。

渋谷『鳥清』街は変わる。人も変わる。でも、変わらない酒場がある
変化の激しい渋谷は、駅を中心とした一大再開発プロジェクトが進行していますが、それは渋谷ヒカリエやセルリアンタワーが立ち始めた頃が始まりではありません。 動揺「春…
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18.渋谷『鳥佐』

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昭和40年創業の「鳥佐」。「109」の裏、道玄坂という賑やかな立地にありながら、落ち着いた店構えを残しています。肉汁を残すジューシーな焼き具合に程よい塩加減。香ばしい炭の香りが楽しめます。

渋谷『鳥佐』道玄坂で50余年、界隈きっての老舗を味わう
渋谷の酒場は席の距離が近くガンガンと盛り上がっている店が多く、今日はしっぽり飲みたいなというときの選択肢は、「大衆酒場」というチョイスの上ではなかなか難しいもの…
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19.下高井戸『鳥たけ』

下高井戸で約半世紀に渡って親しまれてきた焼鳥屋。名物は大串の焼鳥。渋谷の焼鳥店『鳥竹』からの暖簾分けです。やきとりは巨大なもも肉をネギ、ししとうと一緒に串打ちしています。

下高井戸『鳥たけ』質も量も値段も素敵!渋谷の名店由来の大串焼鳥
下高井戸で約半世紀に渡って親しまれてきた焼鳥屋『鳥たけ』。人気の理由は、大串の焼鳥が安くて美味しいこと。焼鳥だけでなく刺身や揚げ物も充実しており、何を食べてもハ…
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20.自由が丘『かとりや自由が丘店』

紀州の備長炭を置いた年季の入った焼台で、巧みに串の位置を置き換えながら、芯まで丁寧に熱を加えていきます。お手伝いの店員さんはいますが、焼台を担当するのは女将です。

自由が丘『かとりや自由が丘店』創業50余年。女将さんが守る老舗焼鳥
串は1本120円。自由が丘駅前にある、個人経営の老舗焼鳥店『かとりや』。安くて味がいい、酒場らしい活気に満ちた名店です。店は50年以上続いており、現在は女将さん…
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21.自由が丘『鳥へい』

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駅近くの一画に残る酒場街で、1952年から営業する老舗焼鳥店。肉汁したたり、旨味が強い鳥は、かわも砂肝もみんな美味。タレもいいですが、辛味噌をちょっとだけ風味付けで楽しむ塩がいい。

自由が丘『鳥へい』鮮度よくて値段も安い、65年の歴史は伊達じゃない
自由が丘は若者溢れるおしゃれな街。セレクトショップやユーズドのデザイナーズアイテムを扱う店など、澄ました顔で並んでいます。筆者の人生には一度も絡むことがなかった…
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22.自由が丘『金田』

昭和11年創業、自由が丘の「酒学校」と親しまれてきた『金田』。刺身などの居酒屋料理がメインですが、ここの焼鳥は大ぶりで絶品。合鴨、ひな、つくねの3種類があります。

自由が丘「金田」 そこに80年の歴史がある。名門酒学校の景色に染まる。
1936年(昭和11年)創業、東京を代表する酒場のひとつ、自由が丘「金田」。そこはお酒飲みの先輩たちに「金田酒学校」と呼ばれ親しまれてきた場所。単なる居酒屋の域…
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23.旗の台『鳥樹本店』

昭和48年創業、旗の台駅前の焼鳥店「鳥樹」の鶏料理は一度食べたら忘れられません。串焼きではなく、網焼きにするスタイル。ももタタキは鶏好きならば一度は食べてほしい美味しさです。

旗の台『鳥樹本店』半世紀続く鳥焼きの名店。タタキと唐揚げが絶品!
昭和48年創業、旗の台駅前の焼鳥店「鳥樹」の鶏料理は一度食べたら忘れられません。名物は鶏のたたきと唐揚げ。どちらも平凡な鳥料理と侮るなかれ!大将の人柄も店の魅力…
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24.西日暮里『小鳥』

創業は1980年頃。創業時からの雰囲気を色濃く残した店構えは、どこか懐かしさを感じます。小ぶりではあるものの、身が詰まっており、噛むと弾ける食感が心地よく、それから肉汁がじんわりと広がってきます。

西日暮里『小鳥』創業42年。家族経営の静かな老舗焼鳥店で飲む幸せ
創業から40余年。西日暮里の京成線高架脇にある『小鳥』は、地元に愛されてき焼鳥店です。ベテランのご夫婦が二人三脚で切り盛りしています。丁寧な仕事を感じる焼鳥をは…
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25.東雲『菊水』

変貌を遂げた東雲で、70年近く変わらず続いてきた大衆酒場。タレ味で頼むと、さらっとした甘いタレに浸けられてきます。もつ焼き専門ではないですが、常に焼く手を休められないくらい注文が入り続けています。

東雲「菊水」 創業65年、埋立地の変化を見続けてきた大衆酒場
東京都江東区、東京湾に面した東雲(しののめ)は、現代の臨海開発の先頭を走っていた埋立地です。大正時代に埋め立てが行われ、昭和の終わり頃まで工業地帯として隆盛をき…
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26.木場『夢乃家』

分厚い一枚板のカウンターやテーブルに目が行きます。木場の老舗の風格を感じつつも重たい雰囲気はありません。串は1本から注文可能です。焼き方は丁寧。甘めのタレは、誰もが幼少の頃から好きなあの味です。

木場「夢乃家」 豊かな献立に逸品もつ焼き、縄暖簾の向こう側へ。
住宅街にぽつりと灯る赤ちょうちん。縄暖簾が炭火焼きの香りを添えて静かに揺れています。ここは木場の名酒場「夢乃家」。常連さんで賑わう地元の愛され酒場です。 東京の…
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27.門前仲町『庄助』

かなり細かく挽いた肉でつくる「つくね」。塩ではなく独特な甘味のある味付けになっていて、これが庄助を訪ねたくなる後を引く味。生ピーマンに挟んで食べるのが人気です。

門前仲町「庄助」 渋いカウンターでじっくり榮川片手に焼鳥を楽しむ
今日は門前仲町の「庄助」へ。メディアに登場することも多い有名店です。とはいえ、そこは昔ながらの大衆酒場。6席ほどのカウンターと4人テーブル席ふたつというこじんま…
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28.森下『鳥長』

2代目が守る老舗の暖簾。鰻と焼鳥が看板料理ですが、刺身もフライも煮込みも充実した、なんでもある大衆割烹です。ぐっと力強く濃厚な旨味のタレが秀逸です。

森下『鳥長』魚と鶏の二枚看板!昭和43年開業、老舗大箱の安定感
地元に愛されて半世紀。江東区の『鳥長』個人店ながら店は大きく、そして店内は常連さんの笑顔で溢れています。さて、鰻料理の店は焼鳥を置くことが多いですが、鳥長もそう…
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29.北千住『五味鳥』

昭和55年から続く人気焼鳥店のつくねが絶品。さらっとした甘めのタレとの相性も抜群によいです。焦げたところは挟みで切り落としながら焼くので、かりっとした表面でもとてもキレイ。

北千住『五味鳥』40年以上続く人気焼鳥店。絶品つくねを頬張る。
JR北千住駅西口にある細長い飲み屋街は、その名も「飲み屋横丁」。老舗大衆割烹や人気の立ち飲み店、最近話題のクラフトビールを驚くほど揃える角打ちなど、バラエティ豊…
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30.小岩『鳥正』

創業は1966年(昭和41年)。パリッと仕上げた表面と、中から滲み出る肉汁のジューシーさ。ベテランの皆さんがつくる老舗の焼鳥は間違いのない美味しさです。

小岩『鳥正』昭和41年創業。刺身と焼鳥どちらも旨いと評判の名酒場
『鳥正』は、小岩の昭和通り沿いで半世紀にわたり親しまれてきた老舗の酒場です。平日でも口開けとともに黒帯の常連さんたちが次々集まり、長いカウンターは満席にります。…
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31.沼袋『鳥はし』

東北出身のご夫婦が切り盛りする食鳥鶏精肉店の焼鳥コーナーからはじまった店。正統派のタレ焼きも、塩コショウがかかった塩焼きも、ともに間違いない美味しさ。

沼袋『鳥はし』老舗精肉店の8席だけの特等席。技あり鶏料理にもう夢中!
忘れられない焼鳥が何店かあります。そのひとつが、中野区沼袋の『鳥はし』です。住宅街の小さな焼鳥酒場で、お客さんもサンダル姿のご近所さんばかり。どこにでもある焼鳥…
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32.阿佐ヶ谷『鳥久』

大将と女将さん、そして息子さんの家族三人で切り盛りされています。一度揚げてから焼くつくねは、染み込んだタレの甘辛さと、鶏の様々な部位からくるコクがビールを進ませます。

阿佐ヶ谷「鳥久」手頃な価格で絶品の焼き鳥を。地元に愛される老舗酒場で。
杉並区で焼鳥といえば、皆さんはどちらがお好きですか? 中央線沿線にはやきとり(もつ焼き)と焼鳥(鶏焼き)の名店が勢揃い。中央線に乗って飲みに向かうとき、よりどり…
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33.石神井公園『ゆたか』

「ゆたか」も40余年続く老舗の焼とり屋です。テイクアウトの利用も多く食材の回転がよいので、焼鳥はどれも鮮度ばっちり。手羽先もモチモチで美味しく、骨までしゃぶりたいほど。

石神井公園「ゆたか」 タレと人情が味の決め手。40余年のカウンターで。
西武線が好きです。路線バスがギリギリ転回できるほどの小さな駅前広場。そこから伸びる商店街には、元気いっぱいの個人商店が連なり、買い物客で賑わいます。ところどころ…
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34.保谷『丸越』

変わり串も豊富で、何度通っても食べたい料理が尽きません。焼鳥には自家製の黒い唐辛子味噌をつけていただきます。鶏の塩系にちょっとつけると味に深味がまして、より一層お酒を進ませます。

保谷「丸越」 新鮮なやきとりを真面目に淡々と。老舗の名店はいつも混雑。
西武池袋線の沿線は、メディアで取り上げられていないけど地元の方たちで大人気、そんな地域密着の名酒場の宝庫です。保谷駅から徒歩3分ほど、やきとりの「丸越」も地元に…
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35.ときわ台『鳥多希』

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いまからおよそ半世紀前、板橋区大山の川越街道沿いに小さな焼鳥店「鳥多希」が誕生しました。まずは、なにはともあれ名物の手羽先を食べなくてはいけません。七味や辛子ではなく、わさびを塗るのが鳥多希流。

ときわ台「鳥多希」 創業半世紀。親子で守る店の味にビールが進む
いまからおよそ半世紀前、板橋区大山の川越街道沿いに小さな焼き鳥屋「鳥多希」が誕生しました。東武東上線の大山駅から少し歩く場所にあり、決してアクセスがよいとは言え…
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36.大森『鳥城』

1961年から続く大森を代表する焼鳥店。うなぎとやきとりの二枚看板。近くにかつてアサヒビール大森工場があったことから、マルエフを長年扱ってきた酒場でもあります。オススメは「たたき」。鶏のキモやナンコツなどを混ぜて叩いたもので、深いコクとコリコリの食感がクセになります。

【閉業】大森『鳥城』駅前で60年。アサヒマルエフ片手に老舗酒場でいぶされる。
かつてアサヒビール東京工場があった大森は、老舗のお店ほどアサヒ率が高いです。地元の人に愛されてきた証ですね。1987年、ここで初めてスーパードライが製造されまし…
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37.府中『樽平』

香ばしい炭の香りが誘います。通常のタレに加え、にんにくタレも選べ、これが絶品。大量のおろしニンニクが串を包んでやってきます。

府中「樽平」 焼鳥が美味しい、ビール工場がある街の老舗の飲み屋
武蔵国の国府があった府中。武蔵国の総社、大國魂神社が街のシンボルです。歴史のある街によき酒場街あり、府中もまたはしご酒が楽しいノンベイ必見のエリアです。 京王線…
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38.小平『鳥勝』

創業40余年、地元のノンベエさんたちの集合場所。店先には持ち帰り用の窓口があり、昔ながらの焼き鳥酒場の風情があります。豚モツもありますが、若どり、鶏つくね、とりナンコツ、とのハラミなど、鶏串がメインです。

小平「鳥勝」 創業40余年、地域密着系のいい酒場で乾杯だ!
ここは東京・小平。西武新宿線で30分のベッドタウンです。南口は再開発によって大きく姿を変えましたが、北口には味わいある商店街が残ります。 この街の大衆酒場といえ…
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39.南平『よっちゃん』

初代が屋台で創業したのが1963年。焼鳥は、文句なしに美味しい!強火をカリッと焼き上げられていて、噛むと肉汁が弾けるようにでてきます。実は、表面にほんのりとニンニクが塗られた状態で焼かれています。

南平『よっちゃん』昭和38年創業の名物焼鳥店。味の決め手はニンニク
「京王線随一のやきとり店」の看板に偽りなし。17時の開店と同時にお客さんがどっと押し寄せて満席になる圧倒的な人気店『よっちゃん』。場所は看板の通り京王沿線ですが…
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40.拝島『おおしば本店』

味付けはタレ、塩のほかに、塩ダレという選択肢もあります。おおしば特性の辛みそは店の自慢で、お客さんにもファンが多いそう。

拝島「おおしば本店」 人柄伝わる大衆酒場、焼鳥を肴に黄昏の乾杯
遠出をしても飲みに行きたくなるお店というのはあるもので、観光はさておき、目的のお店の暖簾をくぐる方が旅の醍醐味だったりします。拝島の「焼鳥おおしば拝島本店」も、…
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

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東京の酒場で定番おつまみといえば「煮込み」!Syupoが紹介してきた都内の酒場から、煮込みだけを集めました。煮込みと言っても、豚モツや牛すじに限らず、鳥モツや馬…