天草酒造「池の露」 天草の焼酎と土地の幸を食べに行こう!

天草酒造「池の露」 天草の焼酎と土地の幸を食べに行こう!

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焼酎はお好きですか?このサイトを呼んでくださっている皆様には愚問でしたね。

九州熊本の天草は、その独特な内湾の地形から海産物の宝庫として知られています。銀座で重宝される鯛、京都で求められるハモなど、温かい気候と複雑な地形ならではの食材が山ほどある土地です。

その天草で唯一の酒蔵が”天草酒造”で、代表銘柄は芋焼酎の「池の露」になります。東京の酒屋さんでも一部で取り扱いがありますが、まだまだメジャーとはいえません。

もともとは米焼酎を主力としていた蔵で、一時期芋の製造も止めていたのですが、天草の味を復活させたい、上天草全体で食材からの町興しをしている中で貢献したい、そんな思いから誕生した「池の露」。

焼酎ブームのときはプレミアムと呼ばれていましたが、私は普通にそっと飲むのが好き。冬でもロックがいいなぁ。

 

(取材協力/熊本県東京事務所 銀座熊本館)

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池の露をつくる天草酒造はもともとは天草周辺の地域で飲まれるお酒メーカー。それならばあわせるおつまみは、やはり天草のものがよいですね。

ちりめんと天草名物のきくらげの和えもの。池の露もキレのよいお酒なので、あっさり味のおつまみとの相性がばっちり。

(本日の料理は天慎 TEL 0964-56-0656  本店住所 熊本県上天草市大矢野町登立双原1216-6 三角駅からタクシー12分)

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天草のキャラクターは天草四郎くん。ご当地キャラはいろいろありますが、歴史上の人物がそのままのネーミングって珍しい?

彼は永遠の16歳とのことで、お酒は飲めないのたそうですが、私の乾杯にポーズをきめてくれました♪

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焼酎好きの方はお気づきかと思いますが、このラベルは池の露の一般的に出荷されているものとは違います。青と赤のデザインのものが一般的で、これは天草一帯でほとんど消費されてしまうというまさしく幻のもの。

スッキリしていて飲み心地の良さが特長。

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上天草では、”しんこ”も名物。東京で食べるコハダよりもややおおぶりかな。江戸は昔から江戸前のコハダを喜んできましたが、天草でも食べられてきたのでしようね。ちりちりの身がぎゅっと詰まっていて噛むほどに旨味がでてきます。

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名産の大根とあわせて巻物にしたり。

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本日のメインディッシュ、天草大王の登場です。

大型の鶏で、肉質の良さとその美味しさから一時は絶滅したそうですが、苦労の末に復活。もっちりした食感と濃い味がたしかに違いを感じます。

そこにあわせる、3杯目の池の露。

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天草は適度な平地と入り組んだ地形から、食材のバリエーションは多いです。地元の豚でつくるソーセージには、ビールもいいけれど、やはりロックの焼酎で。

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天草の海産物のアゴや鯛、たこに鱧、おこぜなどを使った和風だしを地元のメンバーたちでつくられたとのこと。

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これを使ってつくられたおつゆにお湯割り。温まりますし、口の中は余韻でとてもしあわせに。

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焼酎は鹿児島のイメージがありますが、熊本も球磨焼酎が名産です。米焼酎と芋焼酎が半々くらいに生産される熊本県は、その焼酎のバリエーションも多く、お酒好きならばぜひ飲み比べをしてほしいと思うものばかり。

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今回ご紹介した食材はアンテナショップ「銀座熊本館」でも一部販売されていますが、この魅力を楽しむにはやはり旅に行くのが一番!

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日本中に、まだまだ美味しいお酒と食材があります。東京で飲んで惚れてしまったら、あとはもう現地まで飲みに行くしかありません。去年

寒い冬だからこそ、食材がより美味しくなっている九州熊本、阿蘇へ旅に出るのはいかがでしょう♪

ごちそうさま。

2014年11月24日まで、銀座熊本館では「くまもと食の楽園 上天草フェア」が開催中です。

 

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(取材・文・撮影/塩見なゆ)

銀座熊本館
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座5−3−16
電話:03-3572-1147

池の露・天草酒造
http://ikenotsuyu.com/