どこの主要都市にもいい感じの角打ちはあるものです。
ましてや歴史深き京都なら、それはもうそういうお店が好きな人ならば、神社仏閣二の次で飲みまわらなくてはいけません(笑)
駅の南側、シティホテルの多い場所にある「いのうえ」もそのひとつ。酒屋と一杯売りの立ち呑みスペースが繋がっ構造で、飲み屋の方は「しゅらくざ」という名前。
京都駅から徒歩5分くらいなので、新幹線を降りてホテルにチェックインするまでの間にふらりと立ち寄ったり、飲み歩きの前に喉の調子を整えるなんて使い方がカッコイイ!
明け切りのお酒が各種あり、売り切ったら新しい銘柄が開くようです。季節はひやおろしと新酒の入れ替わりぐらい。
一番日本酒が楽しい季節ですね。
杉勇(すぎいさみ)や花垣など、ちょっと珍しいものが多い。東京の酒屋さんと品揃えの違いをみれるのも角打ち巡りは楽しさ。一杯400円。おつまみは湯豆腐など200円から。
このほかベルギービールの取り扱いが豊富で、別で冊子になったメニューもあります。
右に見える生ビールディスペンサーは何がつながっているのかしら?
デュベル・モルトガット醸造所でつくられたヴェデットの樽詰が置いてあります。これもまた珍しい。
気分は京都だったのに、味覚はブリュッセルですね♪
クリーミーな泡からバナナのような香りが。
夕方になるとご近所からお客さんが集まりだして、あっという間に賑やかになりました。
ベルギービールを飲む学生、お酒をお燗にして湯豆腐をおつまみに飲む老紳士。お酒がないと知らないグループの会話に入れないのに、角打ちはよそ者の私でもあっという間にお友だちのように。
わいわい京都の言葉を楽しみながら飲むお酒は、東京から来た私にはいい刺激。
お酒好きが集う空間は土地が違えど居心地抜群。駅から近いので、ビジネス帰りの新幹線に乗る前にちょっと一杯なんていうのもいいですね!
ごちそうさま。
立ち飲みスタイル しゅらくざ
075-691-1752
京都府京都市南区東九条西岩本町5
17:00頃~21:30(日定休)
予算1,200円
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(取材・文・撮影/塩見なゆ)