両国『元太丸』職人が握る“デカネタ”寿司が驚愕コスパ!駅前で昼から中トロ肴に乾杯

両国『元太丸』職人が握る“デカネタ”寿司が驚愕コスパ!駅前で昼から中トロ肴に乾杯

物価高騰で、美味しいお寿司を心ゆくまで、というのは少し贅沢に感じられる昨今。そんな時代にこそ知ってほしい一軒が、相撲の街・両国にあります。職人が握る本格的な寿司を驚きの価格で提供する『元太丸』。駅前という好立地で通し営業ですから、昼飲みにもぴったりです。

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相撲の街に根付く、進化し続ける寿司処

JR両国駅東口の改札を抜ければ、もう目の前。国技館のイベントがある日はもちろん、平日でも多くの人々で賑わうこの場所に『元太丸』はあります。両国だからといってちゃんこ屋さんばかりではありません。ここは地元の人に20年以上親しまれてきた、ご近所の大衆店。仕事帰りのスーツ姿の人や、年配のご夫婦が楽しそうに飲まれています。

もともとは回転寿司店だった歴史があり、以前の内装にはその名残がありましたが近年リニューアル。内装は変わっても、一人でも気兼ねなく暖簾をくぐれるカジュアルな雰囲気は変わっていません。

回転寿司の「手頃さ」を残しつつ、熟練の職人が目の前で握る「本格」を融合させた、絶妙なバランス感覚がこの店独特の魅力だと思います。

また、中休みがない「通し営業」というのも大きな魅力。ランチタイムを逃した遅い昼食や、観劇・観戦前の腹ごしらえ、そして早い時間から贅沢に寿司で一杯、なんていうニーズにぴったり。ある意味両国らしいかも。

良い意味で期待を裏切る!デカネタと琥珀ヱビス

樽生 琥珀ヱビス 660円

まずはビールから。樽生が珍しい「琥珀ヱビス」なのが嬉しい。深いコクと香り。きりっと冷えた大きなジョッキで660円というのもお得感があります。それでは乾杯!

握り<江戸> 2,112円

お寿司は、盛り合わせの「江戸」(2,112円)を注文しました。ランチタイム以外でも千円台からセットが用意されているので、蕎麦屋のようにクイックな利用も可能。

それでいて寿司種は期待以上。

メニューの写真よりも明らかに分厚く、艶やかなネタ。これぞ嬉しい「写真詐欺」です。かための酢飯と、大ぶりなネタ(寿司種)との一体感も見事。

税別なら二千円を切る価格で中トロまで含まれているのですから、人気があるのも当然ですね!

お茶ハイ 528円

こうなると、寿司屋のお酒の大定番、”あがり”の緑茶を使ったお茶割りが欲しくなります。

さて、つぎのお寿司ですが友人との会話を楽しみながら、ちびちびとつまむならば巻物も良い選択肢でしょう。だいたいのんびり飲み始めたら私は巻き寿司を頼んでいます。

とろたく、穴キュー、山ごぼう、いかしそを追加でお願いしました。会話の邪魔をせず、それでいて口に運ぶたびに確かな満足感がある。気の利いた職人さんとの軽快なやりとりも、カウンター寿司の醍醐味です。

今回は寿司でお腹を満たしましたが、この店は居酒屋としても使い勝手がよいです。刺身の単品はもちろんですが、牛すじ煮込みや鱧南蛮漬けなど、かなりバラエティ豊か。

うなぎ 374円 ずわいがに 286円

もう少し気になるものを握ってもらいましょうか。ズワイガニと鰻を頼んでみました。ゲタに守るのではなく、金の小皿で提供されるあたりに回転寿司時代の名残がありますね。それにしても盛りが良くて値段が手頃で嬉しい。1カン単位で注文できます。

いつでも頼れる、街の寿司処

これだけしっかり食べて飲んでも、二人で7,000円ほど。職人さんが握ってくれる満足感を考えれば、そのコストパフォーマンスの高さは圧倒的です。

高級店と低価格チェーン店との間にある、ありそうでなかった「手の届く高品質」というちょうどいい場所。それが『元太丸』の立ち位置です。手頃さと本格的な寿司体験を両立させた下町の寿司処。ハシゴ酒の一軒目にも、遅めのランチにもぴったりです。

店舗詳細

品書き

お酒のメニュー
セットメニュー
店名元太丸
住所〒130-0026 東京都墨田区両国3丁目25−6 白井ビル 1F
営業時間11時00分~23時30分
創業20年以上前