JR西荻窪駅から徒歩2分の場所にある『串焼き田舎味噌もやし』は、都内では珍しい甲信地方(山梨・長野)をテーマにした郷土料理居酒屋です。山梨出身の店長がつくる鳥もつ煮やほうとう、山賊焼きが名物。甲州ワインや信州の地酒で乾杯!
目次
中央線でつながる甲信地方を、身近な街で楽しむ
全国から人が集まるに東京は、地方出身者が集まる『郷土料理店』が数多存在しますが、案外、隣接する山梨県の料理店というのは貴重な存在です。
山梨県庁が公開している都内にある山梨の郷土料理居酒屋は、わずか7軒(和食・バル・創作料理などは約30軒)です。
西荻窪に店を構える『串焼き田舎味噌もやし』は7軒のうちのひとつで、小淵沢出店の店主さんが2010年に店を開きました。炭火焼鳥や甲州味噌でつくるふき味噌野菜、鳥もつ煮のようなお酒のおつまみだけでなく、「ほうとう」や「おやき」のような食事ものから定食まで揃っており、食事処としても利用できます。
JR西荻窪駅南側のレトロな横丁を抜けた先にあり、西荻の人にはおなじみの一軒。今日もL字カウンターには飲み慣れた人たちが楽しく飲んでいます。
品書き
お酒
- 樽生ビール キリンハートランド:550円
- 瓶ビール キリンラガー中瓶:600円
- 緑茶ハイ・レモンサワー・角ハイボール:各520円
- 熱燗:550円
- 五一ワイン赤・白:各550円
- 真澄(諏訪)純米吟醸:550円~
- 七賢(北杜)純米吟醸:560円~
- まると(佐久)純米生酛:550円~
- 春鶯囀(富士川町)辛口純米:550円~
- 美寿々(塩尻)特別純米無濾過生:580円~
- 松尾(信濃町)純米吟醸:620円~
- 北安大国(信濃大町)純米吟醸:740円~
- サービス地酒※一杯限定:600円
本日のおすすめ
- カレー大豆:440円
- きゃべつのくたくたトマト煮:440円
- 高菜とサバのほぐし:480円
- 焼きなすとそばのお浸し:480円
- 馬スジ煮込み:580円
- そばがきと雑穀みそ:660円
料理
- 鳥もつ煮:400円~
- 山賊焼き:480円~
- 鉄鍋ほうとう:1,000円
- そば粉おやき:330円
- 自家製味噌(大葉味噌、肉味噌、焼みそなど):200円
- 野菜各種※味噌とあわせる:120円
- 串焼き せせり:140円・”ドでか”260円
- 串焼き レバー・ハツ・砂肝:各130円
- たこのから揚げ:550円
- 手羽中の唐揚げ:5本450円~
通いたくなるご当地料理の数々
カレー大豆(440円)
まずは、すぐでる料理「カレー大豆」をおつまみに、キリンラガービールを1本。トクトクと注いで、では乾杯!
馬刺しハーフ(650円)
美味しい馬刺しを食べるのが第一の目的でした。ねっとりとした上質な赤身に、味噌をつけていただきます。一人前もらえばよかったと思える、絶妙なコク、酸味。これは北杜市のお酒「七賢」(山梨銘醸)が飲みたくなります。
信州名物山賊焼き中(860円)
塩尻発祥、松本のソウルフードでもある「山賊焼き」も同店の名物料理。キャベツにどーんと盛られた豪快なおつまみです。
サクッとした衣の中はしっとりとしていて肉汁あり。下味がついており、お酒とあわせて美味しくなる酒場らしい味付けです。
ごちそうさま
気分はすっかり松本・甲府気分。ですが、店を一歩出ればおなじみの西荻の町並みというのがおもしろい。飲み慣れたお客さんが多く、活気がっても落ち着いて飲める雰囲気なのも嬉しいポイントです。冬になったら、ほうとうも食べてみたい!
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
店名 | 串焼き田舎味噌もやし |
住所 | 東京都杉並区松庵3-39-10 當間ビル1F |
営業時間 | 営業時間 [火〜金] 17:00~24:00 ラストオーダー23:30 [土日祝] 16:00~24:00 ラストオーダー23:30 日曜営業 定休日 月曜日 |
創業 | 2010年 |
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