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こんにちは。
中央線沿線のやきとり屋さんは名店揃いです。
吉祥寺の「いせや」、西荻の「戎」、荻窪の「鳥もと」など、それぞれ駅前にランドマークとして賑わっています。
西荻窪は近年になって「四文屋」や「野方屋」など若きエースたちの支店もやってきて、さらに焼き鳥街としての魅力が増してきました。
改札口を抜けると、「今夜はどこへいくー?戎は昨日行ったし、今日は「よね田」かな。」そんな会話が聞こえてきそう。
今回はよね田を紹介します。西荻の方にはお馴染みですね!
南口へ降りて徒歩1分。コンパクトなお店は、16時のオープンからお客さんで大賑わい。
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「いらっしゃい!お飲み物からお伺いします。」
若くて元気なイケメン店員さん!
瓶ビール(中・500円)をください。銘柄は大好きなサッポロ黒ラベル。今夜も美味しくスタートです。
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料理は焼き鳥がメイン。豚モツはあまりありませんが、不定期メニューのシロは人気の串のひとつ。
馬刺し、鳥刺し、すじ煮込み、煮込み豆腐、このあたりがサイドメニューの定番ですね。
馬刺をつまみに、ビールをすいすいと。ちょっとにんにくを載せて、ネギをまいてぱくっと食べればみんな笑顔でしょう。
飲み物はホッピーがよくでています。ここはベースがキンミヤ焼酎だからすっきりとして本来の味が楽しめます。
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名物がこの巨大なつくねです。
注文が入ってから串にお肉を巻きつけて丹念に焼いていきます。これで200円なのですから素敵ね!
タレは平均よりもやや甘め。照り焼きハンバーグを食べているような気分です。
お肉には軟骨がたっぷり混ざっていて、コリコリとした食感がまたあとをひきます。炙った卵を添えて食べる方も多いです。
これを食べに「よね田」へくるという人も多く、西荻を代表する料理のひとつになった感じ。
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珍味と書かれたはつすじは鳥ハツの動脈に近い部分のようで、小さな部位がぎゅーっとつまっています。
味がしっかりとついていて、鶏の旨味を再発見できる一本る
チューハイがすいすいと進み、あらあらほろ酔いになりそう。
とてもコンパクトな店内、ちょっと寒くて煙たいけれど、この串を食べにくる価値は大いにあります。
サイドメニューのひやしとまとにつくねを載せて、さわやかな味にチェンジさせれば二度美味しいです。
お酒は本格焼酎も多く、芋のお湯割りに馬刺しなんていかがでしょ。
界隈に特長的なお店がたくさんあり、杉並はやきとり激戦区ともいえますが、切磋琢磨、どのお店もとっても素敵に成長を続けています。
二階席では子供連れのお客さん。カップルから老紳士まで幅広い客層はいかにも荻窪の飲み屋といった感じ。
美味しかったですー。匂いが大丈夫なファッションでどうぞ。
ごちそうさま。
焼とりよね田
03-3334-2094
東京都杉並区西荻南3-11-10
16:00~23:00(無休)
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