糸島・加布里『マルタ活魚』巨大生け簀が迎える漁師町食堂!鮮度抜群の刺身と漁港の空気を味わう

糸島・加布里『マルタ活魚』巨大生け簀が迎える漁師町食堂!鮮度抜群の刺身と漁港の空気を味わう

福岡県糸島市の加布里漁港近くに店を構える『マルタ活魚』。のどかな漁師町にぽつんと佇む、地元の人たちが通う家庭的な食事処です。観光地特有の賑わいからは少し離れ、穏やかな時間が流れる空間。店内には、客席よりも広い巨大な生け簀が鎮座し、近海でとれた魚が多数泳いでいます。全国の漁港食堂を巡ってきましたが、『マルタ活魚』はとびきり個性的で、魚好きなら一度は訪ねてほしいお店です。

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まるで魚河岸の活場!圧巻の生け簀から魚を選ぶ

糸島半島から唐津方面へ向かうJR筑肥線。今回はどうしても訪ねたい店があり、糸島市の中心にある筑前前原駅で途中下車しました。

目指すは、加布里漁港のすぐそばにぽつんとあるローカルな食堂です。駅からコミュニティバスに揺られること10分少々。道中も、潮の香りが漂い旅の気分を盛り上げてくれます。

左手に海が見えた頃、加布里停留所に到着しました。お店はバス停のすぐ横です。

あれ、営業しているはずなのにカーテンがしまっている。実は『マルタ活魚』、事前の電話予約が必須のお店なんです。連絡済みでしたので、そのままお店の中へ。

引き戸を開けて中へ進むと、まず目に飛び込んでくるのは部屋の半分以上を占める巨大な生け簀群。近海魚や磯魚、名物のイカ、季節の魚たちが元気に泳ぎ回る姿は圧巻です。

大将自らが、近隣の漁港や、遠く長崎の平戸や五島などへ直接足を運んで仕入れてきた天然活魚だそう。ベテランの目利きが光る魚好きにはたまらない料理屋さんなのです。

平日に家族連れで訪れる地元の方々が客層の中心。土日は少し観光客もいるそうですが、観光向けの過剰な演出はなく、純粋に美味しい海鮮を求める人々が静かに集まる落ち着いた場所といった印象です。

名物は、先代から受け継いだ独自の捌き方で提供されるイカの活き造り。もちろん地魚の刺身も評判です。まだ飲んでもいないのに、飛行機、地下鉄、在来線、コミュニティバスと乗り継いできた甲斐があったと確信。

海を身近に感じる空間でゆったりとした時間を、いざ楽しみます。

鮮度と技が光る海鮮料理で乾杯

キリンラガーと豪華なお刺身盛り合わせ

席に着き、まずはキリンクラシックラガーの中瓶(550円)を注文。しっかり冷えたグラスに注ぎ、喉を潤します。料理は、お昼のスペシャルランチ(2,750円)お願いしました。

お通しはちょっとした地魚のフライ。タルタルをつけて一口。しっとりとしていて実に美味!

まずはお刺身盛り合わせ。長崎や近海で獲れたイサキ、スズキ、ヒラメなどが美しくお皿を彩る見事な仕上がり。

一口いただくと、なめらかな舌触りとしっかりとした旨みが口いっぱいに広がります。心地よい歯ごたえから、大将の包丁捌きの見事さが伝わってくる味わい。

店からすぐの場所にある加布里の醤油藏「カノオ醤油」をちょこっとつけて食べれば、一人で食べに来ているのに思わず「うーん美味しい!」と声が出てしまいました。

九州で一般的な甘めの醤油とコリコリの刺身は好相性!

魚の旨みが詰まった煮付と揚げ物

続いて、煮魚とフライ、天ぷらが盛り合わされた一皿が登場。甘辛く炊かれた煮魚は身がふっくらとしており、ビールのピッチを早めるコク深い味付け。サクサクに揚がった白身魚のフライにはまろやかなタルタルソースが添えられ、これもまた素晴らしい肴に。

ナスやブロッコリーの天ぷらも素材の味が活きており、口直しに最適。揚げたての香ばしさが食欲を刺激しますね。

本格焼酎のロックで静かに余韻を楽しむ

魚介の旨みを堪能したところで、お酒を麦焼酎のロック(440円)に切り替えました。氷がカラリと鳴る音を聞きながら、ちびちびとマイペースに楽しみます。

飾り気のない素朴な空間で、上質な海の幸を少しずつ味わう贅沢な時間。新鮮な刺身や手作りの惣菜に合わせて焼酎をゆっくり飲むひとときは、漁師町の食堂ならではの醍醐味です。

糸島の奥座敷で味わう本物の魚料理

生け簀を泳ぐ魚を眺めながら、鮮度抜群の刺身や手の込んだ料理を堪能できる『マルタ活魚』。

路線バスに揺られてのんびりと向かい、新鮮な魚と美味しいお酒に酔いしれる午後。糸島エリアを訪れた際は、加布里の家庭的な食堂まで足を運ぶのも一興です。

店舗詳細

お酒のメニュー
店名マルタ活魚
住所福岡県糸島市加布里1丁目18−8
営業時間11時30分~14時30分
16時30分~20時30分
予約のみ営業(要予約)
予算4,000円