横浜の桜木町、紅葉坂の近くに誕生した『HIGHBURY -THE CAVE OF BEER-』は、新宿御苑に続くハイバリーの2号店。こだわりのスウィングカランと幻の錫製冷却管で注がれるサッポロ生ビール黒ラベルや、英国伝統のカスクコンディションエールを味わえるビアバーです。お酒を心から愛する人々が集う、大人のための同好会室のような空間をご紹介します。
徹底した冷却システムと錫管が支える「100年後のビールのため」の空間

JR桜木町駅西口から徒歩5分ほど、紅葉坂の角地のビルにお店を構えています。開業は2024年。新宿御苑にある『HIGHBURY -THE HOME OF BEER-』の2号店として誕生しました。店内はウッド調の落ち着いた英国パブ風の設えで、ビールファンが集う同好会室のような温かさがあります。
巨大な飲み屋街・野毛を抱える桜木町ですが、花咲町側はまだまだ静か。飲み歩いたことがない人も多いと思いますが、最近はこの界隈が穴場として注目されているんです。

店内は、代表でビールマニアな安藤さんの情熱が詰まった世界。ビールのラインナップに注目するかと思いますが、私はそれを支える厨房も興味津々。ドラフトビールの基本は、ビール樽からビールを適温に冷やして注ぐこと。最も単純なシステムは、立ち呑みにも設置されている小型の瞬冷サーバーを使うことですが、ここはビール専門店。特注のシステムを導入していて、注ぐ様子を観ているだけで機材マニアはワクワクしちゃう。
グラスも冷やすし、管路も冷やす必要がある。そのために、0℃の冷水をシンクや錫管の槽へ循環させているそう。小さな飲食店の厨房は、なんと水冷式PCのようになっているらしい。さあ、飲みたくなってきました!
幻の錫管黒ラベルと自家製カスクエールで乾杯
まずはサッポロ生ビール黒ラベル(850円)で乾杯!

昭和初期の主流だったスウィングカラン(復刻品)と、幻の錫管を通して提供されます。この日はビアジャーナリストの佐藤翔平さんがスタッフとしてカウンターに立ち、完璧な手つきでグラスへ注いでくれました。

きめ細かな泡とともに運ばれてくるのは、雑味のないすっきりとまろやかな味わい。一言でいえば「みずみずしい」。

ビールは液体なのだからみずみずしくて当たり前と思うかも知れませんが、苦味や旨味、ガス圧を完璧にコントロールしているからできる味だと思います。何度でもグラスを重ねたくなる美味しさ!

続いては、イギリス伝統のカスクコンディションエール(M 1300円)なども注目です。店内のセラーで二次発酵させ、ハンドポンプで引き上げる昔ながらのアナログな製法で作られています。ハンドポンプを使った伝統のビール、桜木町ならここで飲めるんです。
自社醸造のオリジナルブランド「ガンナーズブリューイング」など、炭酸が弱く麦の旨味がダイレクトに伝わる奥深い風味が特徴です。


お酒の肴には、神奈川県・六角橋『ブーシェル』の手作りソーセージや、オリジナルの炙りマッシュポテト、野毛『ミルピグ』の厳選チーズがよく合います。
妥協なき一杯を求めて足を運びたくなる名店

独自の注ぎ方や細部にまでこだわったシンク設備など、ビールを最高の状態で提供する工夫が店内の至る所に散りばめられています。新宿店で培ったノウハウをぎゅっと凝縮した魅力あふれる特別な空間。
エール好きからサッポロ生ビール黒ラベル好きまで、幅広くビールファンを楽しませてくれる要素が詰まった楽しい一軒です。ぜひ訪ねてみてください。
| 店名 | HIGHBURY THE CAVE OF BEER(ハイバリー ザ ケイヴ オブ ビア) |
| 住所 | 神奈川県横浜市中区花咲町3丁目99 センチュリー紅葉坂 |
| 営業時間 | 15時00分~23時00分 |
| 創業 | ハイバリー ザ ホーム オブ ビア(新宿の本店)は 2016年9月12日開業 桜木町は2024年6月2日開業 |
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