JR船橋駅北口から徒歩3分の場所にある『番屋』は、1982年創業の昭和レトロな大衆居酒屋。北海道出身の店主が厳選する海産物と、全国から集めた50種類以上の地酒が自慢の同店。雰囲気からして地元常連客の店かと思いきや、20代の若者たちにも支持されていて、取材時もなかなかの賑わいでした。船橋が生活圏内の日本酒好き、必見の一軒をご紹介します。
船橋で愛され続ける昭和レトロな漁師の作業小屋

JR船橋駅の北口から徒歩3分に位置する『番屋』は、長きにわたり街の移り変わりを見守ってきた老舗居酒屋。屋号が示す通り、海辺にある漁師の作業小屋を模した店内は、どこか懐かしい雰囲気。座敷席はゆったりとした小上がりになっており、地方を旅行して偶然見つけた”いい店”感があります。船橋で飲んでいることを忘れそう。

仕事終わりの地元民がちょっとした打ち上げに利用するほか、20代の若いグループ客もやってきて、訪ねた日は19時過ぎに満卓になりました。

古きよき居酒屋らしく、店主さんのキャラクターも店の魅力のひとつ。一見すると強面ながらお酒への愛情が深く、何度かお代わりすると色々話しかけてくれました。

メニューは黒板がふたつに壁の色が変わった飴色の短冊など結構豊富でぐるりと見渡さないといけないのですが、それも含めて楽しい。魚介類中心で、地元・船橋市場仕入れや、ご主人の故郷である北海道産の豊かな海の幸が並び、あれもこれも食べたくなります。
料理はどれも盛りがよくて味もいい

まずは「アサヒスーパードライ」をトクトクと注いで乾杯。ほっと一息しっかり冷えたビールとお通しの海老酢の物をつまみながら、今夜の献立を組み立てましょうか。

常時50銘柄以上揃う日本酒、30種類以上の焼酎と、充実の品揃えを誇る同店。

ビールに続いて選んだのは、新潟県村上市の「〆張鶴 しぼりたて原酒」です。フレッシュで骨太な旨みを持つ良いお酒。

料理は、名物の「かき唐揚げ(800円)」を注文。かき揚げではなく、珍しい牡蠣の唐揚げ。身の詰まった牡蠣がカラッと揚がっており、サクッとした衣の中に濃厚な海のミルクが詰まっています。衣にも特長がある店の名物です。

〆張鶴が”あたり”でしたので、続いて石鎚の無濾過純米を。種類豊富なので、思い入れのある地域のお酒を選ぶもよし、ご主人にニュアンスを伝えるも良し。
山形川西町の住吉、栃木・大田原の天鷹、倉敷の歓の泉…。口開けの酒もどんどんもってきてくれます。

常連客に愛される定番の「白身魚フライ」も追加。

ボリューム満点で、お腹も心も満たされる満足感のある一皿です。

魚料理だけでなく、出汁の効いた「親子皿」など、温かいお惣菜も充実。800gもある巨大な「鳥唐揚げ」(1,200円と量を考えたら安い!)も名物です。
日本酒に値段が書かれていないので不安になるかもしれませんが、飲んで食べて二人で六千円くらいですからご安心を。
囲炉裏と北海道の民芸品ですっかり旅行気分
全国各地の銘酒と、鮮度抜群の北海道産海産物をお腹いっぱい味わえる『番屋』。食材の質とボリューム、手頃な価格設定の裏には、お客さんを喜ばせたいと願う店主の情熱が感じられました。
だいぶ年季は入っていますが、手入れもされていて気持ちよく飲めると思います。船橋で日本酒飲みながら旅行気分はいかがでしょう。
店舗詳細



| 店名 | 番屋 |
| 住所 | 千葉県船橋市本町7-4-23 |
| 営業時間 | 18時00分~0時00分 日定休 |
| 創業 | 1982年 |
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