北千住の歴史ある居酒屋7選！昭和以前から続く名店で老舗の味に舌鼓

5路線が乗り入れる東京都北東部最大のターミナルである北千住駅の周辺は、旧日光街道の宿場町から続く歴史ある繁華街。人が集まり、歴史もある。そんな街には老舗の居酒屋があるものです。

今回は、そんな北千住の飲み屋街で昭和以前に創業した歴史ある居酒屋を7軒ご紹介します。

「続いてきたのには訳がある」

昔ながらの雰囲気の中で、美味しいお酒と料理を堪能できること間違いなしです。

1,『永見』

北千住の大衆酒場「千住の永見」は1948年に創業された老舗で、地元の人々が集まる定番の一軒。約100席あるので、混雑する金曜・土曜も頼れる存在です。

刺身、焼き物、煮込みなど、酒場の料理が勢ぞろい。なかでも、自家製の千住揚げが店の看板料理で、玉ねぎがたっぷり入り、甘い汁が口いっぱいに広がります。

「千住で2番」がキャッチコピーの『大はし』は、明治20年創業と、千住の飲食店の中で最も歴史があります。千住大橋の袂で創業したことから『大はし』と名付けられました。その後移転。さらに2003年に現在の店舗に建て変わりましたが、L字のカウンターと名物の牛にこみは昔のまま。開店10分で満席になる人気店。

昭和30年代に酒販店から独立して開業した「酒屋の酒場」は、アットホームな個人店。千住市場から仕入れた魚介類を手頃な価格で楽しめます。黒板メニューの刺身やアジ・イワシフライが絶品！

駅から徒歩10分ほど離れていますが、訪ねる価値ある名店です。

『藤や』は千住にある煮込みの老舗で、八丁味噌をブレンドした味噌ベースの串打ち牛煮込みが名物です。L字カウンターの小さな店内は昔ながらの下町酒場の雰囲気で、ほうじ茶割りと共に楽しむと心地よさを感じます。

ディープな店構えですが、優しい酒場です。

北千住駅西口にある「飲み屋横丁」は、飲食店がずらりと立ち並ぶ賑やかな飲み屋街です。その中でも老舗焼鳥店「五味鳥」は人気店。店内はリニューアルされたものの、渋い雰囲気が残り、常連客も多いです。

名物はつくねと、ボトルで渡されるお茶ハイ。カウンターメインの小箱で予約もできませんので、入れたらラッキーです。

「じんざえ門」は焼鳥と足立市場の刺身が自慢の居酒屋です。開店は14時と早く、なおかつ広々とした店内は60席もあるため、”飲める”ファミリーレストラン感覚で使えます。ビールはアサヒスーパードライの大瓶がリーズナブル。

料理の種類も豊富で、おまかせ刺身や焼鳥、創作料理などが楽しめます。名物のもやし鉄板焼は必食。

朝11時から営業しています。幸楽の魅力は特定の料理ではなく、雰囲気や接客、広い空間などが絶妙に混ざり合っている点にあります。あじたたきや今でも500円台の瓶ビール大瓶が人気。

自家製のハイボールや厚切りハムもおすすめです。昼飲みにぴったりの一軒。