上野駅からすぐ、アメ横のガード下で午前中から開いている立ち飲み『かっちゃん』。立ち飲みがひしめく上野でも珍しい、天ぷら専門の酒場です。名物は終日頼めるせんべろセット1,300円。サイコロ4つで最大4杯飲めて、職人さんが揚げる海老入りの天ぷら盛り合わせがつきます。千円ちょっとで天麩羅飲みを楽しみましょう!
品川駅の立ち食いそば屋が開いた、天ぷら専門の立ち飲み

『かっちゃん』の開店は2010年。まだ新しいのかと思いきや、それがすごい歴史ある企業なんです。
実は、母体は100年以上、鉄道省・国鉄・JRと鉄道施設内で弁当などを販売してきた常盤軒。JR品川駅の駅そば『常盤軒』といえば、ご存じの方も多いはず。『かっちゃん』も、JR東北本線の高架下にあるわけですから、ここも鉄道敷地内のご商売になるわけですね!

せんべろセットは当初1,000円でしたが、次第に値上げして現在は1,300円。それでも安いですよね!行列が絶えない人気なのも納得。土日はかなり混み合います。

そこで今回は平日の日中に訪問。まだ正午前なのに、店内はもう半分ほどお客さんで埋まっていました。
サイコロ4つで最大4杯、海老が主役の天ぷら盛り合わせ

料金は先払い。1,300円を払うと、枡に入ったサイコロが4つ渡されます。酎ハイやサワー、ホイス、角ハイボールはサイコロ1個、生ビールや日本酒は2個、中瓶ビールは3個と交換できる仕組み。サイコロを1個ずつ使えば4杯飲めますし、4個まとめて甲類の宝焼酎リッチ360mlのボトルに替えてもいい(炭酸・氷はサービス)。焼酎2合も飲めば、ちゃんとせんべろになりそう。

本日の一杯目は生ビール。立ち飲みでパーフェクト黒ラベルが飲めるんです。それでは乾杯。

天ぷらは注文が入ってから、ベテランの職人さんが揚げ始めます。行き交う人を眺めて5分ほどで完成。安いのに、ちゃんと天つゆまでついてきます。

海老を主役に、なす、れんこん、さつまいも、じゃがいもなど。どうですか、けっこうすごいでしょ。海老の満足感は、とてもせんべろとは思えません。


じゃがいもには卓上の抹茶塩をかけて。天つゆと交互に食べれば、味変も楽しいです。

2杯目は、港区生まれのローカル割材「ホイス」を使ったホイス酎ハイ。戦後の混乱期、闇市などで飲まれたウイスキーをモチーフにした割材を、いまもこうしてアメ横のガード下で飲んでいるのは、なかなか感慨深いものがあります。

サイコロはあと1個残っていますが、まだお昼。ここはお酒をやめて、サイコロ1個で交換できるひとくちカレーライスにしました。

駅そばにありそうな濃いめのカレーソースに、かために炊いたご飯。聞けば、品川の『常盤軒』でも出しているカレーだそう。結構スパイシーで刺激的。ブランチを兼ねた昼飲みにもちょうどいい量です。
天ぷら定食から変わり天まで、2階でもう一杯

せんべろセット以外の単品は、紙ナプキンに書いて現金と一緒に渡すのが『かっちゃん』のルール。海老(大)500円、野菜天200円台からそろっていて、気になる天ぷらを1つ2つ足すのも楽しい。

変わり天の「大根たいたん」は、そばつゆベースのだしで炊いたおでんの大根を天ぷらにしたもの。気になりませんか?

天丼や天ぷら定食もあるので食事利用もOK!
1,300円でビールに酎ハイ、海老天、カレーまで満喫。さあ、楽しくなってきました。二軒目はどのガード下酒場へ行きましょうか。
| 店名 | かっちゃん |
| 住所 | 東京都台東区上野6丁目12−13 |
| 営業時間 | 11時00分~22時00分 |
| 創業 | 2010年3月31日 |
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