仕事帰りの人々が酒場目指して闊歩する街、神田。今回は、そんな神田で注目の新店をご紹介します。酒場が集まる西口とは反対の、東口のオフィス街にぽつんとあるのが『ぱぎ』。チューハイ380円、つまみは150円から、お通しもチャージもなし。天然インド鮪のブツと人気の「庶民のとんかつ」、泡盛のコーヒー割で、神田にいながら南国気分を味わってきました。
酒場の街・神田で、あえて東口の新顔へ

神田は巨大な飲み屋街。ガード下にも商店街にも飲み屋がびっしり並び、立ち飲みも多いうえ安い店がそろっているので、せんべろの梯子酒も楽しめます。

ただ、そのにぎわいの中心は西口側。今回訪ねる『ぱぎ』があるのは東口から歩いて4分ほど、会社のビルが並ぶオフィス街の一角です。岩本町駅からも徒歩圏。知らなければなかなかたどり着けないし、ひとりで入るにはちょっと勇気がいる場所。それでも、いま神田でとくに注目されている新しい店です。
じつはこの店、朝7時から10時までは「pagi coffee」というコーヒースタンド。午後2時からは立ち飲みに切り替わる二毛作スタイルです。店名の「ぱぎ(pagi)」はインドネシア語で「おはよう」の意味で、漢字では「波儀」と書くそう。
酒場なのに「おはよう」なのは、朝のコーヒースタンド営業から来ているんですね。
ホワイトボードは150円から。天然インド鮪と「庶民のとんかつ」

まずは生ビール、キリン一番搾りで乾杯。
お酒は一番安いチューハイが380円。ホッピーセットも、この物価で460円とうれしい値段です。

ホワイトボードには今日のおすすめがずらり。150円から、高くても600円ほど。お通しなし、チャージなしなので、飲み方次第ではせんべろも余裕です。
立つ場所は空いているところに適当に。椅子もありますが全員分あるわけではないので、座れるかどうかは早いもの勝ちです。

まずはまぐろブツ。天然のインド鮪だそうです。

小ぶりな盛り付けですが、いろいろつまみたい、はしごもしたい私にはちょうどいい量。身はねっとり、しっとりしています。

もう一品は、とくに人気という「庶民のとんかつ」。老舗のビヤホールなどで昔から食べられてきた紙カツに近い印象です。厚い肉を味わうというより、衣と豚の脂を楽しむもの。

なんといっても、とんかつが500円を切るのはすばらしい。ハムカツ感覚でぜひ。

豚料理には泡盛を合わせたくなる。那覇でせんべろをはしごしたことがある人なら、きっとわかってもらえるあるあるかなと。泡盛をお願いすると、なんとコーヒー割があるんです。そういえば店の雰囲気もどこか南国風で、沖縄の立ち呑み屋さんにいるみたい。
神田で、二千円のプチ旅行

店名はインドネシア語の「おはよう」、店内は沖縄の立ち呑み風、泡盛はコーヒー割。どこの国の南国なのかよくわかりませんが、朝はコーヒースタンドの店だと思えば、コーヒー割があるのも納得です。

生ビールと泡盛、まぐろブツにとんかつで、会計は二千円でおつりが来ました。ほかにもはまぐり酒蒸し(480円)など、酒場好きのあいだで評判のつまみがあるので、次はそれを目当てに飲みに来よう!
午後2時を過ぎたらまた『ぱぎ』で軽く乾杯、いかがでしょう。
| 店名 | 立呑み ぱぎ |
| 住所 | 東京都千代田区神田富山町27 1階 |
| 営業時間 | 平日14時00分~22時00分 土曜日11時00分~18時00分 |
| 創業 | 2025年7月 |
![Syupo [シュポ]](https://syupo.com/wp-content/uploads/2022/01/syupo-logo.png)
