もんじゃの町に瓶チューがいっぱい!ファンの聖地『路地裏もんじゃ もん吉 月島新店』で体験

もんじゃの町に瓶チューがいっぱい!ファンの聖地『路地裏もんじゃ もん吉 月島新店』で体験

2024年1月20日

鍛高譚や電気ブランでおなじみの合同酒精がつくる瓶詰チューハイ「瓶チュー」。ちょっぴりニッチな存在ですが、実は月島のもんじゃ焼各店でたくさん飲まれています。出汁味のもんじゃと瓶チューの強炭酸は好相性とのこと。実際に体験してきました!

(タイアップ:オエノングループ 合同酒精株式会社)

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ドラマやアニメの聖地で有名な『路地裏もんじゃ もん吉 月島新店』

銀座・築地から隅田川を勝鬨橋や佃大橋で渡った先にある、東京都中央区月島。全国的に東京の郷土料理「もんじゃ焼」の町として有名で、別名「もんじゃストリート」と呼ばれる月島西仲通り商店街周辺には、月島もんじゃ振興会加盟店で約50軒ものもんじゃ焼専門店があります。

今回訪ねた店は『路地裏もんじゃ もん吉 月島新店』。もんじゃストリートから小道に入った先にある、文字通り路地裏の店。路地の向かい側にはレトロな店構えの「もん吉 月島本店」がありますが、あえて”新店”を訪ねてみることに。

外観で気づいた方は、なにかしらの熱心なファンの方。ここはよくドラマやアニメのロケ地になっています。直近では、関西テレビ放送ドラマ『春になったら』(2024年)、TBSドラマ日曜劇場『VIVANT』(2023年)、TVアニメ「江戸前エルフ」(2023年)などに登場。

比較的、ぎゅっとコンパクトな店が多い月島のもんじゃ・鉄板焼店ですが、こちらは広々としています。上着やバッグのニオイ対策として、椅子の下が収納ボックスになっていました。

メニューは100種類!悩んだら店員さんに聞いてみよう

月島のもんじゃ焼は、切りイカ、桜えび、紅ショウガを使ったオーソドックスなものから、みんなで食べに行く”ごちそう”にまで昇華させたインパクトあるものまで、非常にバラエティが豊富です。

あえて、特色をひとつ挙げるとしたら、隅田川対岸に魚河岸「築地市場」があったことから、魚介類を使用したものが多いことでしょう。

この特長を表した月島もんじゃ焼の大定番「明太もちチーズもんじゃ」。ここ『もん吉』でもお店のオススメです。

スタンダードなしょうがもんじゃ(700円)から、オムライスもんじゃ、カキ土手鍋風もんじゃ(各1,500円)、たこ玉天(900円)など気になるものばかり。悩んだら遠慮せずにお店の方に聞いてみましょう。ここは下町、親しみやすい皆さんが世間話まじりで色々話してくれました。

やっぱりここは、「明太もちチーズもんじゃ」を頂こうと思います。合わせるドリンクはもちろん、合同酒精の「瓶チュー」です。「もんじゃとよく合う!」と専用ポスター付きで紹介されていました。

クセになるコクと食感!甘酸っぱい瓶チューレモンで後味すっきり

瓶チュー レモン(550円)

それでは、「瓶チュー レモン」で乾杯!他の容器と比べ、瓶詰めは一般的にガス圧が高められます。この瓶チューも、「強炭酸」がこだわりのひとつ。ですので、泡が立ちすぎないようにそっと注ぐ必要があります。

それでは乾杯!パリッとした炭酸の刺激、酸味を抑えたドライな味わいです。スイスイと進みますが、アルコール度数は7%。飲みごたえがあります。

明太もちチーズもんじゃ(1,700円)

丼ぶりいっぱいにキャベツ、紅生姜、桜えび、切りイカを盛って、そこに明太子が1個ドーン!チーズは別添え。

佃島・月島をテーマにした漫画・TVアニメ「江戸前エルフ」でもそっくりに描かれていたそうです。

もんじゃ焼店によっては自分で焼く店も多くありますが、こちらではお店の方が目の前ですべて焼いてくれます。毎日もんじゃ焼を作る下町のお姉さんは、さすがの手際の良さ。

大事なのは、強火で豪快に作ることだそう。まずはざっと具材を鉄板に載せていきます。

強火だから、スピーディーに混ぜないと焦げてしまいます。2つのコテを巧みに操り、外から真ん中、真ん中から外へと、突き刺しながら混ぜていきます。

丼ぶりの中である程度、出汁と混ざっていたので、これだけでも粘度のある”五目餡掛け”のようになってきます。

ある程度固まったら、真ん中を開けます。有名な「土手」の完成です。

明太もちチーズのように大きい具が入る場合は、この土手の中央を使うんですね。出汁をかけて、ほんの少し煮込むような時間をとっていました。

さらにチーズをトッピングで、具材はすべて入りました。いよいよ完成間近。そんな様子を眺めていると、瓶チューレモンが進み、すでにグラス半分まで減っています。

もんじゃ焼の味の決め手は出汁にあるそうで、門外不出レシピの特製出汁を毎日とっているとのこと。そんな出汁の香りと、職人技を見ていたら、それはお酒も進みますって。

だんだんグツグツとしてきました。

さあ、一気に混ぜましょう。想像以上に粘度があり、混ぜる様子はお好み焼きをひっくり返すときのようです。

これを広げて、火力を調整して…。5分ほどでしょうか、つきっきりで焼いてくれました。

出来上がりです。それではいただきます!青海苔はお好みで。

溶いた小麦粉を鉄板に引いて文字を書いて遊んだことから「文字焼き」と呼ばれ、やがて「もんじゃ」となったもんじゃ焼ですから、青海苔で文字を書くなんて遊びもいいかも。

それでは一口。お好み焼きの一種と言われていても、味はまったくの別物。出汁の味を楽しむ料理ですね!

人生初の明太チーズ入りもんじゃですが、出汁、チーズ、明太子がこんなに合うとは。明太チーズは福岡の屋台でも定番ですし、鉄板料理の基本なのでしょうね。チーズの本場、ヨーロッパの人になんて言われても、これは奇跡のマッチングです。さらに餅の食感は、まるでピザに入るチーズのようで、これも相性ばっちり。

小さなスプーンのようなコテで、そのまま鉄板からこすり取るのが、もんじゃの食べ方です。うまく引き伸ばすと、こんな感じにパリパリの焼き目ができることも。

瓶チューレモンと明太もちチーズもんじゃは、まるでそのために開発されたのでは?と思えるほどのしっくりくるペアリングでした。

ごちそうさま

鉄板料理とチューハイは間違いない組み合わせです。炭酸ガスの刺激が箸を、いえ、コテを進ませます。

月島もんじゃ焼の店は、お昼から通し営業の店が多いです。ここ、『路地裏もんじゃ もん吉 月島新店』も、11時から夜22時まで中休みなく営業しています。休日の昼飲み候補にもぜひ。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/オエノングループ 合同酒精株式会社 Special Thanks/月島もんじゃ振興会協同組合)

店名路地裏もんじゃ もん吉 本店
住所東京都中央区月島3-8-10
営業時間営業時間 11:00~22:00 (L.O. 21:00)
定休日 年中無休
※お盆期間も通常通り営業致します。
※点検期間休み
創業1996年