新橋駅前ビルの地階にある『和酒Pub庫裏(くり)』は、全国の日本酒が200円から楽しめる素敵な日本酒スタンドです。おつまみも100円からととってもリーズナブル。日本酒ファンはもちろん、これから日本酒に詳しくなりたい人にもおすすめの立ち飲み店です。
新橋で20分あったら日本酒を飲もう
庫裏(くり)は、新橋駅前ビル内に2店舗、銀座に1店舗あるほか、港区や町田市にある酒販店「酒のくりはら」とも関連があります。店主さんが栗原さんということもあり、庫裏とつけたそうです。本来の意味はおお寺の台所のことを表す言葉です。
さて、そんな庫裏系列の新橋駅前ビル地下一階にある『和酒Pub庫裏』にやってきました。
内観
ここは午後3時から、一杯だけでも楽しめる使い勝手抜群の日本酒スタンドです。広い間口で気軽に入れる雰囲気。立ち飲み入門、日本酒マニアでなくても、きっと安心して入れるはず。
日本酒メーカーとの付き合いも深いお店で、全国の酒蔵の方がオン・オフ関係なく飲みにくるそうです。
酒販店の関係店ということで、広義的にはここも角打ちと言えるのではないでしょうか。
お酒の品揃えは常時30品以上、加えて小分けにした小さなおつまみも充実しています。ここは多くても3人、おすすめは一人で立ち寄って気になるお酒を少しずつ味わうのが一番楽しいと思います。
品書き
お酒は一杯250円から。銘柄は季節ものも加えて随時入れ代わっていきます。45mlと飲みやすい単位で一杯200円から。いろいろと飲み比べたい方にはちょうどよい量と価格ではないでしょうか。
そのほか、ビールの取り扱いもあり、大手ではキリンのハートランド(500ml 650円)、そのほか、八海山ビール(1,000円)などの取り扱いもあります。
おつまみ
おつまみはどれも小分けの一人前サイズ。角打ちで盛られるちょっとした漬物くらいのボリュームで、値段も100円と手に取りやすい値段。食事メインではなく飲みに来る人が多いお店ならではの、呑兵衛心に寄り添った内容です。
軽く一杯のつもりが
さて、いろいろあるので悩みます。一杯目は好きな蔵から直感で選んで奈良萬を。
管理状態がよいのは言うまでもありません。さっと注いで都度払い。
お酒のお供は梅水晶です。この二品で500円未満。気軽にさくっと飲むのには最適だと思いませんか。
お次にもらったのは、八戸の陸奥八仙。立ち飲みながら居心地がとてもよく、一杯のつもりがきっと長居してしまうことでしょう。
ごちそうさま
カウンターで一人お酒を飲みながら、店主の栗原さんとお酒トーク。お一人ならばカウンターで栗原さんとお酒話をしながら飲めるかも?
日本酒専門店ならではの品揃えの豊富さと心地よさが魅力です。
1,000円未満でも十分楽しめます。こういうお店、いまの都心では貴重だと思います。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
店名 | 和酒Pub庫裏 |
住所 | 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル 1号館 B1F |
営業時間 | 営業時間 15:00~24:00(L.O.23:30) 定休日 日曜日 (年末年始、夏季休業あり) |
オープン | 和酒Pub庫裏 |