柏『鳥平』超ディープな屋台発見!桜の木の下でバイス片手にセンベロ焼き鳥セット

柏『鳥平』超ディープな屋台発見!桜の木の下でバイス片手にセンベロ焼き鳥セット

柏駅西口の高島屋裏手にある『鳥平』は、千葉県有数の都市の駅前にありながら屋台の風情を残す昭和酒場。大きな桜の木の下に広がるビニールシートとトタン屋根の空間は、夏の浜辺にある売店を思わせます。キリッとした女将さんが切り盛りし、地元の常連客が集う憩いの場。心地よい夜風を感じながら、お得な千円のセットや牛スジ煮込みで杯を傾ける、ノスタルジックな酒場の時間をご紹介します。

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駅前の喧騒を忘れる桜の木の下の特等席

柏駅西口から線路沿いに歩き、高島屋の裏手、総合病院の隣へ進むと『鳥平』が現れます。

柏駅改札まで徒歩2分、さらに商店街の入り口という圧倒的な好立地にありながら、周囲とは全く異なる昭和の映画セットを思わせる空間なのが大変興味深い。

トタン屋根に赤提灯が下がり、ビニールシートで囲われた店舗は、道路と一体化していて開放的な造りです。店先の桜の巨木が目印で、春にはお花見席として争奪戦になるほどの人気なのだとか。

店内には学校の教室で使われていた椅子や、ビールケースを伏せた簡易椅子が雑多に並び、統一感のなさがかえって心地よいラフさを演出。気候のよい時期は風の通り抜けが気持ちよく、常磐線の列車の音をBGMに飲む時間は格別です。

夜は女将さんが焼き鳥台で接客しています。基本的にはカフェテリアスタイルで配膳は自分でおこないますが、常連さんたちは、他の人の料理もまるで店員さんのように配っています。

散歩途中に立ち寄るお父さんや、仕事帰りの地元客が集まり、皆思い思いの時間を過ごすアットホームな酒場。公園の古い売店でお酒を飲むのが好きな人なら、間違いなくハマると思います。

オトクな千円セットから始まる屋台の夜

鳥平セット:1,000円

常連客にならって、「鳥平セット(1,000円)」から始めます。生ビールや酎ハイなどのドリンク1杯に、小鉢、そして焼き鳥か豚もつ焼きが3本つく、お財布に優しいメニュー。

冷えたスーパードライのジョッキを傾け、枝豆をつまみながら喉を潤します。

串焼きの種類はお任せで、今回はやきとり(鶏)のタレを選択しました。香ばしく焼き上げられた皮やモモ、鶏ハツが、千切りキャベツとともに提供されます。

お皿が可愛かったり、野菜が添えられていたり、随所に女将さんの優しさが感じられるのも私は好き。やきとりは、甘みのあるトロリとしたタレが絡み、ビールをぐんぐんと誘います。

女将さんの小気味よい接客と心地よい夜風に誘われ、お酒を追加。千円だけでも利用できますが、こんな非日常空間、もっと浸っていたいじゃないですか。

鮮やかなピンク色が目を引く「コダマサワー」のバイスをもらい、爽やかな酸味で口の中をリセットします。

牛スジ煮込み:500円

さらに、「牛スジ煮込み(500円)」もオーダー。

ピリ辛でトロトロ。じっくり煮込まれた大根と柔らかな牛スジに、唐辛子の辛味がピリッと効いています。これは黒ホッピーと合わせたい!

コク深い味わいが黒ホッピーの香ばしさと好相性。

つぎつぎやってくる常連さんで、18時を過ぎた頃には7割ほど席が埋まりました。常連さんたちの弾む会話を肴に、一人飲みの私も飲酒のピッチが自然と上がります。※適量の範囲内でマイペースで

床がアスファルトだったり、店のつくりがブロック塀風だったり、なかなかクセがありますが、こういう酒場もいいんです。

昼も夜も地元に愛されるオアシス

柏駅は、一日20万人が利用する千葉県でも有数のターミナル駅。駅ビルや百貨店が立ち並ぶなか、ここだけ”バリア”が張られているかのように奇跡的に昭和のまま。

柏に用事がある際は、帰りの電車を少し遅らせて、この特異点で最近忘れていたゆったりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょう。

店名鳥平
住所千葉県柏市末広町1−9
営業時間11時00分~14時00分
17時00分~22時00分
日定休
予算2,000円