1986年頃に創業した『甚兵衛』。新橋・虎ノ門・霞が関で働く人には馴染みある人も多い居酒屋です。豊洲仕入れの新鮮な刺身をはじめ旬の食材を揃えていて、都心に居ながら地方の酒場を訪ねたような気分に浸れます。
目次
ピーク時は満席になる人気店
新橋は、隣接する築地に東京中央卸売市場があったこともあり、昔から魚を看板料理に掲げた店が多い街でした。市場で働く人も、昼のうちから開いている店でよく飲んでいました。立ち飲み、ボリューム満点、高級店とタイプは様々ですが、バランスよく旬の魚と酒が楽しめる店といえば『甚兵衛』ではないでしょうか。
ボリューム満点のフライを中心としたランチ定食が有名ですが、居酒屋としての甚兵衛も非常に魅力的です。
店は居心地の良いコンパクトさで、4人テーブルを並べた約30席の空間です。そこを物腰柔らかなご主人がスピーディーに動き回り、次々と注文に応えてくれます。
お客さんは近隣のオフィスで働く人がほとんどで、コンパクトな店ながら夜は6人程度の宴会を開いている様子も見かけます。
品書き
お酒
- 瓶ビール アサヒスーパードライ中瓶:630円
- 生ビール アサヒスーパードライ中:600円
- 日本酒 会津ほまれ:450円
- 日本酒 一ノ蔵:700円
- ウイスキーハイボール:580円
- 酎ハイ:450円~
※お酒の値段は2022年のデータ
料理
- 本日のお造り 和歌山産カツオ・北海道産天然ぶり・愛知産活〆コショウダイ・三浦産しめ鯖:各880円
- 鯖西京焼き:880円
- メヒカリ唐揚げ:700円
- アジフライ:700円
- 鴨肉の唐揚げ:700円
- 豚キムチ炒め:700円
- 秋鮭フライタルタル:700円
- 真鯛南蛮漬け:780円
- ぶり大根煮付け:780円
- 自家製ポテサラ:580円
- チャーハン(高菜・キムチ・納豆):700円
ホワイトボードで気になったものを選べば間違いなし
アサヒスーパードライ中瓶(630円)
ビールは樽生、瓶ともにアサヒスーパードライです。今日はゆっくり飲みたいので中瓶をチョイス。それでは乾杯!
お通し
日々変わるお通しですが、いつも手間をかけたものが出てくるので、最初の小皿から楽しいです。今日は小松菜、なめこ、油揚げの煮浸しでした。
ハモと三つ葉の卵とじ(800円)
北海道のブリにするか、富山の白いかにするかと悩んでいたら、目に飛び込んできたハモの文字。晩夏から秋にかけての魚、ハモ。骨切りの具合もよく、この三つ葉綴じは大当たりでした。これは日本酒ですね!
会津ほまれ(450円)
店の看板にも書かれている会津ほまれ(ほまれ酒造)が店の定番酒です。燗にするとぐっと香ばしさが高まり、体にすっと染み込むような感覚が味わえます。
まいたけ天ぷら(880円)
揚げ物もおすすめです。舞茸天を頼んだらこのボリューム。一人では食べ切れないほどです。肉厚で香り高い立派な舞茸、ザクザク食べて会津ほまれを一口。あぁ、もう徳利は空っぽに。
田舎トマト(580円)
お酒をおかわりしつつ、びっくりするほど味が濃い田舎トマトなどを。楽しいひとときでした。
ごちそうさま
夏はホヤ、秋はハモと季節の食材をしっかり揃える甚兵衛。新橋で旬の魚を酒場感いっぱいの場所で食べたいときにおすすめです。会津ほまれが定番酒というのも嬉しいですね!
近くの酒場
店名 | 甚兵衛 |
住所 | 東京都港区新橋2-11-8 小倉ビル 1F |
営業時間 | 営業時間 11:00~14:00 15:00~23:00 定休日 土曜日、日曜日、祝日 |
創業 | 1986年頃 |