新橋『酒処かっぱ2nd』1979年創業のかっぱが移転。日本酒と魚が自慢

新橋『酒処かっぱ2nd』1979年創業のかっぱが移転。日本酒と魚が自慢

2021年11月19日

新橋西口で昭和54年創業の酒場「酒蔵かっぱ」が、惜しまれながらも閉店。その後、2021年10月8日に店名を「酒処かっぱ2nd」に変えて、新橋内幸町にて営業を再開しました。日々市場で仕入れる魚介類やコンビーフカレー炒めが名物です。

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家族経営の優しい酒場

リーズナブルであったかい雰囲気の酒場として人気を博していた「酒蔵かっぱ」。コの字カウンターのコンパクトな店かつ個人店ということもあり、その優しいムードにファンが多かったですが、2021年4月10日に閉店してしまいました。

そんな「かっぱ」が、約半年の準備期間へ経て再開。お店の雰囲気は大きく変わりましたが、黄色い品書きや手元のメニューは昔のまま。

新橋は築地に隣接しており、新橋の居酒屋は築地で仕入れるマグロなどの魚介を名物にする店が多くありますが、同店もそのひとつ。いまも豊洲に仕入れに行っていると聞きます。

新しい店舗はモダンな雰囲気。雰囲気はアッパーに見えるものの、中身はしっかり大衆酒場なので安心です。

テーブル席がほとんどですが、調理場に向いたカウンター席もあります。

あれもこれも食べたくなる黄色い品書き

今日のおすすめは黒板ではなく張り紙で確認します。この日は白子ポン酢(550円)やあん肝(500円)、白バイ貝煮(650円)など。

サッポロ生ビール黒ラベル(かっぱセット980円で注文したビール)

まずは、ビールで乾杯。樽生の銘柄は以前の店舗と変更があり、サッポロ生ビール黒ラベル(単品では500円)になりました。それでは乾杯。

品書き

お酒のメニュー

樽生はサッポロ黒ラベル(500円)、瓶はサッポロラガー(中びん650円)。チューハイ(390円)からはじまるサワー類。ウーロンハイ(390円)、バイスサワー(400円)、電気ブランソーダ割り(450円)など。

もともと日本酒が人気のお店で、定番酒の銘柄は東京では珍しい西灘「万代大澤醸造」の徳若(1合390円)。伏見の月桂冠(1合420円)、鶴岡のばくれんくどき上手 超辛口吟醸(650円)、村上の〆張鶴[月](600円)など、全国の地酒が幅広く揃っており、日本酒好きにもオススメしたい一軒です。

おつまみメニュー

マグロぶつ切り(400円)を筆頭に、房総の郷土料理・なめろう(780円)、自慢の牛すじ煮込み(650円)、自家製燻製サバ(600円)、スープ豆腐(450円)、ハムカツ(330円)など。全体的にこれぞ酒場の料理!という顔ぶれです。

お通し

お通しは日替わり。この日はマカロニサラダ。もちろん自家製で具だくさん。

リーズナブルな刺身と美味しい日本酒

かっぱセット(980円)

スタートは、お得なかっぱセット(980円)がおすすめ。お酒1品(一部除く)とお刺身2点盛りのお得なセットです。この日のお刺身は浅めの〆具合で脂がのったしめ鯖、そしてブリ。

サッポロラガー(650円)

セットのビールだけではお刺身のお供として少々足りないので、やっぱり追加したくなる二杯目のビール。赤星ことサッポロラガーを選びました。

マグロぶつ切り(400円)

マグロぶつ切りは、これで400円と目玉商品の価格設定。長年続く酒場は卸しとの関係も強く、それゆえ安定していいお刺身を楽しませてくれることが多いです。

下町ハイ・天羽A(400円)

新橋では珍しい、色付きの焼酎ハイボールをおいています。氷いり、エキスは天羽のAハイボール(いわゆる赤ラベル)。

白子ポン酢(550円)

温かい白子ポン酢は、日本酒を誘います。大きくぷりっぷり。

徳若(2合700円)

酒場に似合う、飲み飽きない普通酒のお燗が心地いいです。ふっくらと香るお米の香りとともに、白子ポン酢を食べ進めれば実に平和でいい気分。

名物!コンビーフカレー炒め(680円)

想像どおりの美味しい逸品。野菜もとれますし、濃い味で旨味が強くお酒を誘う素敵なおつまみです。カレーは風味程度で辛さはほとんどありません。

創業から40余年。親子で守る老舗酒場「酒処かっぱ2nd」。店の雰囲気はがらっとかわりましたが、品書きはほとんど昔のままです。こういう酒場、新橋では貴重になりつつあります。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名酒処かっぱ2nd
住所東京都港区新橋2丁目2−4 新橋パイオニアビル2 1FA室
営業時間営業時間
[月~金]
15:00~23:00

[土]
15:00~22:00

定休日
日曜日、祝日
開業年1979年(2021年に2ndとして移転再開)