鹿児島『ながづき』午前2時まで営業!天文館の深夜町中華をで黒豚餃子に舌鼓。

鹿児島『ながづき』午前2時まで営業!天文館の深夜町中華をで黒豚餃子に舌鼓。

2023年4月29日

営業時間は19時から午前2時まで。天文館の深夜中華『ながづき』をご紹介します。創業は1981年。昭和で時間が止まったようなレトロ中華は、〆のお客さんや、改めて街中華飲みを楽しむ人で賑わっています。定番の餃子はもちろん、ちゃんぽん麺風の太麺を使った焼きそばもビール、焼酎とよくあいます。

スポンサーリンク

天文館の〆中華はここで決まり!飲み直しちゃうかも?

南九州最大の歓楽街・天文館。この街の夜は地方都市ながら大変賑やかで、しかも深い時間まで活気があります。梯子酒を楽しむ人も多く、二軒目、三軒目向きの店も多数。

オーセンティックバーで静かに〆るのもよいですし、定番の鹿児島ラーメンや、貝汁・わっぱ飯の人気店も定番。そんな鹿児島の夜、街中華で〆るならば『ながづき』でしょう。

創業は昭和56年。高見馬場通りから一本入った荻原通り沿いのレトロなビルの中にあります。深夜2時まで営業しているため、路面電車の終電後にも混雑する深夜型の店です。福岡にある屋台のように、〆の一杯を求める人たちに応えています。

品書き

お酒

  • 生ビール:小500円・大600円
  • 瓶ビール中瓶 アサヒスーパードライ・キリンラガー・サッポロラガー:600円
  • 焼酎お湯割り:300円
  • 紹興酒:500円
  • 日本酒 辛丹波:500円

料理

  • 黒豚入り焼き餃子:600円
  • 鶏唐揚げ:800円
  • 酢豚:1,000円
  • 焼豚:1,000円
  • ピータン:600円
  • ちゃんぽん:800円
  • カタ焼きそば:900円
  • やわ焼きそば:800円
  • 焼飯:700円

正統派の街中華飲み、味の決め手はキンコー

サッポロラガービール中瓶(600円)

中華店らしい紅のカウンターには、レトロなデザインの瓶ビールがよく似合います。「S★PPORO」ロゴ入りのタンブラーに歴史を感じつつ、サッポロラガーで乾杯

キンコー醤油

旅先で飲み歩く楽しみのひとつに、ご当地醤油があります。東京はキッコーマンやヤマサなど、世界的なシェアを誇る醤油メーカーの独壇場ですが、地方では想像以上にローカル醤油が使われています。

ここ『ながづき』で出会った醤油はキンコー。錦江湾にちなんでつけられたブランドです。普段、餃子には風味づけ程度しか醤油をつけませんが、甘くコクのあるご当地醤油、今回はしっかり味わいたいと思います。

黒豚入り焼き餃子(600円)

皮はやや厚くモチモチ、焼き目はパリッと半分揚げられたような仕上がり。噛むと肉汁がじゅわっとでてきました。これは絶品。食べごたえのあるサイズで6個。

やわ焼きそば(800円)

普段は焼き飯派ですが、ここではやわ焼きそばをチョイス。なんたって、ちゃんぽん麺のような太麺でつくるレアな一品ですから。

濃厚なコクのある甘辛いソースをまとった焼きそばは、具材だけでなく麺も立派な酒の肴です。

焼酎 小松帯刀 お湯割り(300円)

黒麹使用、常圧蒸留の芋焼酎らしい味。中華の濃い味に負けないパンチのあるお湯割りです。

ごちそうさま

深夜の天文館、中華がハイカロリーなことは忘れて、ちびりちびりと飲む焼酎お湯割り。深夜でも店員さんは丁寧でパリッとした接客なので安心します。ごちそう揃いの鹿児島ですが、あえて中華で〆るというのもいいものです。

オーセンティックバーならば

天文館「ハイブリッジ」 鹿児島を代表する正統派バー、旅先で癒やしのひととき
鹿児島の夜は地方都市とは思えないほど活気と賑わいがあります。東京のようなわさわさとしたものではなく、お酒好きが気持ちよく酔っ払っていく印象。立ち飲み、食堂、居酒…
syupo.com

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名大衆中華 ながづき
住所鹿児島県鹿児島市山之口町10-11
営業時間営業時間
[月~土]
19:00~翌2:00
定休日
日曜・祝日
開業時期1981年