赤羽「濱之家」長岡発、新潟料理とワインの酒場。

赤羽「濱之家」長岡発、新潟料理とワインの酒場。

2020年3月23日

いまや東京屈指の飲み歩きワンダーランドとなった赤羽。

以前はそういう町ではなく、知る人ぞ知るお昼酒や低価格の酒場巡りを楽しむ場所でしたが、ここ数年ですっかり全国区。テレビの影響もあってか、週末ともなると飲み屋巡りを求める老若男女で人気店には行列ができています。

今回はそんなメインの飲み屋街のお店ではなく、駅から10分歩いた先にある、新潟料理がコンセプトの酒場「濱之家」をご紹介いたします。

 

濱之家は長岡の人気ラーメン店がはじめた異色の経歴を持つ大衆酒場。2015年に開店しています。同じ店名で根津にも出店していますが、あちらはラーメン店。

新潟のお酒と料理を中心とした内容で、2,000円台で利用できる手頃な価格も魅力。赤羽駅周辺の人気店で飲むことに疲れたら、二軒目、三軒目に立ち寄るのにも向いています。ランチタイムだけでなく夜も定食にすることも可能で、帰宅途中で立ち寄り、軽くお酒を飲みながら夕食をとる人の姿もみられます。

場所は赤羽駅東口からララガーデン(アーケード)を抜けた先。テーブル6卓ほど、合計20席。

 

ビールはサッポロ黒ラベル(中500円)。ジョッキと比べてスマートながら、しっかり入るタンブラーで登場です。

 

それではまずは乾杯!

瓶ビールではアサヒスーパードライ(中550円)、サッポロヱビス(中600円)、酎ハイ類は380円~で、ポッカサッポロ系のレモンサワー、ウーロンハイ、バイスサワーなど。

 

魚介類が中心のメニューで、お通しも魚系。何度か飲みに立ち寄っていますが、いつもアジのマリネがお通しです。

 

長岡発のお店の個性は、ここにあり。長岡の諸橋酒造がつくる越乃景虎を筆頭に、妙高の鮎正宗など定番だけで日本酒は8種類。日替わりのお酒で真野鶴なども加わり、1,100円で飲み比べも楽しめます。

 

その日の仕入れで変わるお刺身は、一皿350円とリーズナブル。イサキやカツオ、つぶ貝、ブリ、ホタルイカにニシン刺しなど。

 

選んだおつまみは、ミズダコ刺し(350円)。あまり見かけることのない生ミズダコ刺し、皮をむいて薄く切ったものは、これがステキな日本酒のおともになります。

 

新潟の郷土料理は魚介だけではありません。ビールを誘う肉料理といえばこちら、タレカツです。甘く濃厚な醤油のタレに揚げたての衣ごと浸したタレカツは、サクサクしているのに味はしっかりしみています。

 

現在、調理をはじめ店の運営をおこなっているご主人は、もともと洋食畑での修行経験がある人で、ここ数年は創業時の新潟料理や新潟の地酒に加え、洋食料理も増加中。

本マグロとアボガドのタルタル(850円)やサーモンのクリームペンネ(750円)をつまみに、ご主人におすすめのワインを聞いてみるのも楽しそうです。ときどき日本酒やワインを持ち込みができるイベントも開催しています。

 

いつもの酎ハイをさくっと楽しむもよし、しっかり腰を据えて飲むもよし。

赤羽の飲み屋街の喧騒を離れて、ゆっくりほどほどの予算で楽しみたいときに、ここはおすすめです。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

濱之家
03-5939-7253
東京都北区志茂2-48-10
17:00~23:00(ランチ営業あり・日祝は21:30まで・火定休)
予算2,000円