私は新宿がホームタウンです。
ベルクで始まり、ゴールデン街で終わる。ときに朝を迎える。
新橋もホームタウン。上野もホームタウン…あれ、あの街もこの街も、知り合いがいてボトルが入っていて、今日も会いたい大将やママが待っている。。。
でも、実は隠れ家として使うお店が一番多いのは十条です。この街、実は赤羽や池袋よりも飲み屋が多いです。(なゆ調べ)
ボトルキープしているお店もいくつかあるし、ここで知り合った酒場友だちも多数。でも、あまり「Syupo」やメディアに紹介したくない街。銀座も日本橋も遊びつくしたって、最後は十条を住処にしたい。
そんなこの街にもつ焼き屋「壱ノ宮」が新規オープン。実はこのお店、少し前までは板橋でお店を開いていました。Syupoでも昨年8月に訪問していました。
酒場タウン十条に移転されて、ますます盛り上がっています。
まずはキンミヤ焼酎ベースのレモンサワーで乾杯しましょう!
コダマのレモンサワーは珍しいでしょ。
「いらっしゃい、なゆさんお久しぶりです!」と大将。
いつものバンダナ姿がダンディな大将は焼き台担当。お店はご家族で切り盛りされているので、とってもアットホーム。
さてさて、美味しい串が食べられるのが楽しみです。
炭で焼く焼きとんは、しっかり下ごしらえされた技の光るもの。
もつ焼きって、なによりも大事なのは下処理と串打ちだと聞きます。もちろん、焼くときも情熱を持って真剣に焼く店ほど美味しくなります。
プチトマトを豚バラで巻く串、私の大好物です。
ハツ、ねぎま、カシラにツクネ。しっかりとした大きさが嬉しいですね!
店内にはふわーっと炭とお肉の焼ける香りがただよい、目の前の焼き台の様子とあいまって、ますますお酒が進みます。
瓶ビールはサッポロラガーというのも嬉しいですね。サントリープレミアムモルツや角ハイボール、焼酎など酒類はバリエーションが多く楽しい♪
十条で串ほ食べようと思うと、鶏ならば「喜多八」でしたが、焼きとんは「埼玉屋」のほかにはそんなに選べなかったのは事実。
さくっと立ち寄り気軽に食べられるもつ焼き屋はとってもありがたいです。
肉よし、雰囲気良し、お酒もよくって、酒場廻りをする私ですが、またひとつ通い続けたいお店が出来ました。
グループはテーブル席に、でも私だったら数人できてカウンターに座り大将の焼き台を眺めていたいかな。
激戦区の十条でも、他店に負けないパワーを感じた一軒でした。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見なゆ)
串焼酒場 壱ノ宮
東京都北区上十条2-8-11 MK十条1階
17:00~23:00?(日定休)
予算2,300円