銀座「BAR TARU」 60年間、そこにありつづけることに意味がある

銀座「BAR TARU」 60年間、そこにありつづけることに意味がある

2014年10月14日

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銀座は老舗の宝庫です。
街の顔、和光。ショッピングには三越と松屋、レストランならビヤホールライオンに資生堂パーラー。

ずっとそこにあって、そこに行けば必ず満たされる。銀座って素晴らしい♪

銀座を語る上で外すことができないのがバー。永井荷風や太宰治が愛用した「ルパン」や、現存する最古のバー「銀座ボルドー」など、あげればきりがありません。

今回紹介するお店も銀座になくてはならない一軒です。
「BAR TARU」は旧松坂屋の裏のそれはそれは歴史あるビルに入っていたバーで、銀座で長く遊んできた人にはお馴染みのお店です。お店が非常に大きく、グループで二軒目・三軒目として予約なしに向かってもなんとかなる、そんな場所でした。

2013年、銀座松坂屋を含む一帯の再開発に伴いビルは解体に。そして、そこに入っていたTARUも60年の歴史に幕を閉じました。

ファンたちの思いが通じて、なんと復活。もともとあったお店の向かい側にある新しい飲食店ビルにて、再スタート。当時のカウンターをそのまま持ってくるなど、歴史はしっかりと受け継がれました。

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昔からのマスターの独特な波長を楽しみながらウイスキーを味わう。

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この日は竹鶴をいただきました。国産ウイスキーの父、竹鶴さんもこのお店には来たことがあるのかな。

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たくさんの人の思い出が詰まったTARU。
銀座で大人の時間を過ごしたいとき、ぜひ思い出してください。

窓からの眺めもよくて、心地よさたっぷりの空間です。

 

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(取材・文・撮影/塩見なゆ)

BAR TARU
03-3573-1890
東京都中央区銀座6丁目12−14 銀緑館ビル 4F
予算3,000円