茅場町「ナワブ ビリヤニ ハウス」 インド居酒屋の決定版!お手頃いろいろ

茅場町「ナワブ ビリヤニ ハウス」 インド居酒屋の決定版!お手頃いろいろ

2016年5月2日

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ビリヤニという料理をご存知でしょうか。インドの定番料理で、冠婚葬祭から屋台で売られる日常食まで、あたりまえのように食べられている炊き込みご飯です。カレーとナンばかりのインド料理のイメージですが、最近はこういう食事も普通に食べられるようになってきましたね。

私はエスニック料理評論家ではないので、飲兵衛の視点から、そんなビリヤニを最後のシメにして飲めるインド居酒屋をご紹介いたします。インド料理はお酒のおつまみにぴったり。ちょっぴり辛くて個性的、それがビールやレモンサワー、ハイボールとよく合うんです。

エスニックで飲みたくなったとき、例えばこちら「ナワブ ビリヤニ ハウス」はいかがでしょう。日本橋茅場町にあり、地下鉄東西線の茅場町駅からも徒歩すぐの好立地にあるタイバニを看板料理に掲げるお店です。お昼から夜まで通しでやっていますが、17時からのディナータイムになるとフード、ドリンクの多くが300円均一となり、とてもリーズナブルに飲むことができるんです。

 

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ビールはキリンハートランド。徒歩3分の場所にキリン日本橋ビルもあり、この界隈はキリンが強い。ライチソーダカクテルやジントニック、チューハイなどのソーダ系のドリンクが充実しています。そして驚くことに、17時以降閉店まで300円!

インド料理かどうかよりも、そもそも飲み屋としてもこれだけみても利用価値は相当なもの。でも、やっぱりおつまみも大事だけれどね。

 

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ということで、まずはキリンハートランド生ビールで乾杯!ジョッキやディスペンサーの状態もよく、ビール好きにもおすすめできる一杯です。

 

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さて、肝心のフードメニューをみていきましょう。料理の種類がとっても多い。カレーとナンと、タンドリーチキンくらいしか普段食べる機会が少ないですが、これは楽しいですね。

 

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あ、ちゃんと日本語メニューもあります。それにしてもメニューの充実さには頭が下がります。これが全品300円(一部600円)なのだから頭がさがります。

こんな料理はじめて!というのも多く、これをつまみにインド料理を学ぶのにも良さそう。

 

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さらに飲み放題のセットもあり、ひとり1,500円あれば飲み放題と食べ物もついたメニューまで。これは飲み過ぎますって。

 

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お店の人に種類が多いからどうしようと聞いたら、おまかせなさい!とでてくるのがこちら、インドのつくね。香草のソースをお好みでたっぷりつけていただきます。竹に巻き付かれたつくねはもちもち、噛むとジューシー。そしてなによりスパイシーな味付けがくせになります。

 

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ほかにも本格的な香草や香辛料をこれでもかと使ったメニューが大変豊富。今日のメニューもいろいろあるので、ぜひ「Syupo」ではなく、お店の方と相談しながらつまみを選んで欲しいと思います。

 

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最後にはもちろんビリヤニを。専用のお米とお肉をたこんだ料理。一緒に入るチキンの風味は鶏本来のうまみを引き出す香辛料がたっぷり。これははまりますって。ごはんもパラパラでチャーハンのようですが、しっかり味の主張もあり、食べごたえはこのままで十分。むしろ、このお皿を食べきるのにハイボールは二杯必要かも。

 

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いかがですか、ナワブ。本当にごまかしなしで、良い料理にちゃんとしたお酒を提供する。こういう酒場が東京駅から数分の場所にもあるんです。

界隈でインド料理屋をやっている方の支店なのですが、この攻めすぎた価格設定はあっという間に人気店になるのでは不安でもあります。通っている常連さんもインドやその周辺諸国から仕事できている人ばかり。

「繁盛しちゃダメなんだよ、ボクたちこれなくなっちゃう。でもナユさんかくの嬉しい。」ということでしたので、今回に至りました。

 

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茅場町の銘店で飲んでみませんか?スパイス料理をつまみにするのが好きな人には、ここほど素晴らしいお店は他にないかもしれません。とっても素敵な酒場ですが、店員さんもお客さんも日本語が通じる方が少ないので、インドに詳しい方や、異文化交流が好きな方はより一層楽しめるものと思います。

とにかく銘店。お好きならどうぞ。ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

ナワブ ビリヤニ ハウス
03-5614-0330
東京都中央区日本橋茅場町1-11-4 小林ビル 1F
11:00~23:00(無休)
予算1,800円