【閉店】自由が丘『ひまりや』サッポロ直営店から独立!気軽に極上黒ラベルが飲める注目店誕生

【閉店】自由が丘『ひまりや』サッポロ直営店から独立!気軽に極上黒ラベルが飲める注目店誕生

2022年11月7日

黒ラベルファン注目の店が東急線自由が丘駅前にオープン。店名は『麦酒場ひまりや』。銀座の「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」の支配人だった福本氏が独立して開業した黒ラベル専門店です。7種類の生ビール注ぎ分けをはじめ、ペアリングを考えた肉料理も個性的で楽しめます。

 

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自由が丘に、ビールファンが集まる新名所、誕生!

言わずと知れた日本を代表するビール銘柄のひとつである「サッポロ生ビール黒ラベル(以下・黒ラベル)」。この黒ラベルを品質管理や注ぎ方で極上の美味しさで提供しようとするビヤホール・ビール専門店は日本各地に点在します。

サッポログループ直営で現存する日本最古のビヤホールでもある「銀座ライオンビヤホール」や「サッポロビール園」をはじめ、数寄屋橋の「ニユートーキヨー」、大阪や神戸の「ニューミュンヘン」などが有名ですが、黒ラベルにこだわる小規模のビール専門店も次々誕生しています。

2022年10月に自由が丘でオープンした『ひまりや』もそのひとつ。

 

外観

東急線の自由が丘駅北口から徒歩1分の場所にあります。周囲には黒ラベルを取り扱う老舗酒場も複数あり、はしご酒が楽しいエリアです。

 

オーナーは「サッポロ生ビール黒ラベルTHE BAR」出身

店主でビヤマイスターの福本さんは、銀座4丁目交差点銀座プレイス地階にあるサッポロビールのアンテナショップ「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」で支配人を務めていた方。ご自身も黒ラベルの大ファンで「お客様の記憶に残る最高の一杯」をコンセプトに麦酒場『ひまりや』を開業しました。

立ち上げにはサッポロビール株式会社も関わっており、ベルギーから輸入したというボールタップが設置されました。

 

内装

一階はスタンディングスペースで、二階がカウンターとテーブルを配したメインのフロアです。

 

どの席からもビールを注ぐ様子が見えるつくりで、注ぎ方の説明を聞くのも楽しみの一つ。これは「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」に相通ずるものがあります。

 

品書き

お酒

サッポロ生ビール黒ラベル:580円。注ぎ分けで、極み(泡サラサラ)、極み(泡もちもち)、裏極み(泡サラサラ)、裏極み(泡もちもち)、ファースト、セカンド、リフレッシュ。

生搾りフルーツビール:680円、デザートビール(ミルコ):580円。

 

料理

肉汁メンチカツ:580円、和牛のたたき:780円、国産豚の生姜焼き:620円、揚げ鳥皮ポン酢:450円、イカのホイル焼き:550円、だし巻きたまご焼き:480円、温玉入りチョレギサラダ:530円、〆の肉吸い:480円、旨辛枝豆:430円、温豆腐:390円。

 

注ぎ方でびっくりするほど味が変わる黒ラベル

注ぎ分けは現在7種類。「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」時代のファースト「一度注ぎ」に加え、一般的な二度注ぎ、泡の状態で違いをつくるサラサラ・もちもちが4種類、さらに、ビールを満たしたグラスに勢いよくビールを流し泡を生み出す「リフレッシュ」という注ぎ方も選べます。

 

サッポロ生ビール黒ラベル ファースト注ぎ(580円)

お酒はなんと黒ラベルしかありません。

ビール好きのお客さんが集まっていますので、注ぎ方の説明は皆さんが注目し、店内は一体感に包まれます。アットホームなビールファンたちの特別な場所です。それでは乾杯!

ファーストは適度にガスが落ち着いて爽快な喉越しです。

 

もちもち泡の極み注ぎはふっくらとスフレのような泡が特長です。飲む前から美味しさが伝わってきます。グラスは薄く、スッとくる麦のコクが心地よいです。

 

和牛のユッケ風(780円)

おつまみにもこだわりあり。肉の問屋さんが協力しているそうで、個性的なメニューが揃います。「和牛ユッケ風」は「和牛のたたき」の裏メニューで数量限定の一品。旨味がビールと相性抜群です。

 

肉汁メンチカツ(580円)

肉汁メンチカツが店の看板料理です。ライスペーパーで巻くことで肉の旨味を逃さないように工夫しているそう。

 

川越 松本醤油商店のはつかり醤油などを使用するという、調味料へのこだわりも深いです。旨味たっぷりのメンチカツは、ビールのつまみというより十分に主役級の逸品。

 

イカのホイル焼き(550円)

サッポロビールの黒ラベルですから、おつまみも少し北海道らしいものを選んでみました。イカのホイル焼きです。

 

トッピングは4種類が選べます。全部のせもできるそうですが、私はチーズをチョイス。

 

サッポロ生ビール黒ラベル リフレッシュ注ぎ(580円)

カウンター席に座ったら、ぜひ頼んでほしい注ぎ方があります。それがリフレッシュ注ぎ。普通に注いだビールに勢いよくビールを流し込み、グラスの中に流れをつくるというもの。

 

流し込んだ瞬間、ガスが泡に変わり、グラスから溢れてきます。荒い泡が流れ落ちてトロトロな泡が残ると完成。

 

ガスが優しく、3杯目くらいにちょうど良さそうです。同じ黒ラベルなのに、ファースト注ぎともフワフワ注ぎとも違う、ホップを感じる風味が印象的です。

 

いろいろな注ぎ方があるので、詳しくはお店でどうぞ!

 

デザートビールストロベリー(580円)

ビールグラスを泡で満たす「Mlíko(ムリーコ または ミルコ)」という飲み方がチェコにありますが、これをアレンジしたデザートビールも注目です。

 

モナン ストロベリー シロップと黒ラベルでつくったミルコのストロベリーは、まるでスイーツのよう。

 

〆の肉吸い(480円)

〆には福本さんお気に入りの大阪の味「肉吸い」。冷たいビールのあとに温かいものを食べるとお腹が落ち着きますよね。

多い日は3樽を売るという自由が丘でいま注目のビール専門店『ひまりや』。福本さんのお子さんと同じ「ひまり」を冠した店。ビール好きが集まる憩いの場所で極上の生ビールをいただきました。

ちょい飲み歓迎。飲み会前のゼロ軒目や、帰宅前の一杯にもおすすめ。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/サッポロビール株式会社)

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