カウンター数席のコンパクトな店ながら、津山で飲む人の誰もが知っている『万里(まり)』。深夜まで笑い声が絶えない店は、まるで東京のゴールデン街の店のようでした。
(タイアップ:オエノングループ 合同酒精株式会社)
スナックのような、町中華のような「酒場」
ここは、人口10万人、岡山県北の中心的な街「津山」。津山で圧倒的な人気を誇るソウルリカー「瓶チュー」を求めて、発売元の合同酒精さんと津山にやってきました。天満屋(百貨店)でもコンビニ・スーパーでも、あらゆる飲食店でも瓶チューが飛ぶように売れています。
津山の飲み屋街はJR津山駅から吉井川を渡った北側に広がっており、郷土料理の牛肉やホルモンを看板に掲げる店などがひしめき合っています。
そんな津山の歓楽街で最もディープな酒場と言われているのが『万里』。常連さん率99%、カウンターメインのコンパクトな店で、なにより店構えからしてハードルが高いです。
看板には「鉄板焼・お茶漬けの店」の文字。
そうか、食事がメインなのか…と思っていると大違い。深夜2時まで営業しており、夜遅くまで津山の飲兵衛たちで大賑わいになる「酒」の店です。近隣の飲食店さんたちも暖簾をしまったあとに飲みに来る、津山のナイトタイムの「コア」のような存在。
大皿料理を並べたカウンターには椅子が6~7席ほど。奥にちょっとした小部屋があり、そこでも飲ませてくれます。ファンの方が持ち寄ったグッズなどが所狭しと飾られていました。
品揃え
値段が書かれていないお店ですが、大衆的な店なのでご安心を。
- 瓶チュー
- キリンビール
- 地酒
- 焼きそば・うどん
- ホルモンうどん・そば
- お好み焼き
- 万里風とん平焼
- ホルモン焼き
- 牛そずり肉炒め
- ヨメナカセ
- かしわ焼き
- スタミナチャーハン
- ヨメナカセの天ぷら
- 中華そば
みんなのお母さん的存在の万里さん
笑顔いっぱい、トーク炸裂の女将・まりさんが「万里」人気の理由です。初めての人もあっという間に常連さんたちの仲間入り。津山に来たら会いに行きたくなるお母さんのような存在です。
女将さんの出身は津山の南、かつて炭鉱の町として栄えた柵原(現在の美咲町の一部)の出身で、試食販売員などを経て、1986年(昭和61年)に店を開業。以来、津山名物の牛ホルモンなどを使った料理を提供されています。
飲むだけでもいい(お通し300円あり)し、食事だけでもいい。締めのラーメンを食べに来る人や、はしご酒で訪れる人、仕事帰りの飲食店従業員さんなど、いろんな人が集まり、店は夜の集会場的な役割を果たしています。
「万里さんの肉料理は絶品!瓶チューと合うんだよ!」と熱心に語る、通い続けて何十年という常連さん。
女将さんがお一人で切り盛りされており、カウンターに座るみんなが女将さんとのトークを楽しんでいる。会話の輪ができて、やがて一期一会の宴会のようなムードになっていく。そんな『万里』に欠かせないのが合同酒精の「瓶チュー」です。
冷蔵庫から各々取り出して、自分のペースで飲んでいきます。
それでは乾杯!
大きくカシュッと音が出るほどの強炭酸。これをグラスへ注ぐと弾ける泡が顔まで飛んできそう。酸味控えめ、果実感強めの味は肉料理との相性ぴったりです。
山間の町の酒場にはきのこ料理が似合います。旨味たっぷり、瓶チューが進みます。
ごちそうさま
アットホームな雰囲気で時間が経つのはあっという間。10万人都市とはいえ深夜営業の店はそれほど多くはない津山。個人経営の大衆酒場となれば、万里さん一択でしょう。津山の夜、なにか飲み足りなく感じたら、勇気をだして立ち寄られてみてはいかがでしょう。なんだか、ゴールデン街で飲んでいような気分になりました。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/オエノングループ 合同酒精株式会社)
店名 | 万里 |
住所 | 岡山県津山市本町3丁目1 |
営業時間 | 18:00~翌2:00 |
創業 | 1986年 |