関内『たまや』名物は超コスパの刺身盛り合わせ！マグロ希少部位に舌鼓を打つ

横浜市の繁華街、伊勢佐木町にある『たまや』の魅力は、なんといっても安くて盛りの良い「おやじ盛り」。ボリュームだけでなくなにより質がイイ！その理由を代表の中田さんとともに、お酒を飲みながらじっくりと伺いました。

（タイアップ／サッポロビール株式会社）

JR根岸線の関内駅から徒歩5分。伊勢佐木町の浜っ子通りに『たまや』はあります。この界隈はこだわりの強い老舗居酒屋が点在していますが、ここ『たまや』も近隣の黒帯飲兵衛さんたちで賑わう人気店です。

代表の中田さんは2代目です。半世紀以上前から養老チェーンに加盟し、横浜の「養老乃瀧」一部店舗を運営してきた初代の息子さん。幼い頃から居酒屋で働く父の姿を見て育ち、自然とこの道へ進むことを決意。29年前、32歳のときに襷（たすき）を受け継いだそうです。

広い厨房に、厚みのある長いカウンター席。開店直後に伺いましたが、18時を過ぎた頃は1人飲みの常連さんで満席になりました。

テーブル席も多く、4～6人程度の宴会にも最適です。赤ちょうちん居酒屋が好きな方ならきっと楽しめます。

日々書き換わる黒板には旬の魚介類がずらり。この日は相模湾が”しけ”で近海の魚介類が少ないそうですが、それでもこれだけのラインナップがあるのは嬉しいです。

生しらすを仕入れるためだけに車を走らせて漁港まで行くという中田さん。朝どれの生しらすをその日のうちに食べさせてくれる。こういうのは湘南が近い横浜らしい特長でしょう。

毎朝市場へ仕入れに行くのが日課と話す中田さん。

「主な仕入れ先は横浜中央卸売市場ですが、新鮮な神奈川の魚介類を求めて、三浦半島や湘南の漁港にも足を運んでいます」とのこと。

なぜそこまでこだわるのか。

その理由は、若い頃から父親と市場へ行った思い出に加え、魚好きの息子さんから「店の刺身（解凍）が美味しくない」と言われたことが大きいといいます。家族の声が、より良い刺身を提供したいという強い思いに繋がったそうです。

そんなお話を聞いて、ますます刺身が楽しみになってきました。

おやじ盛り、これで1人前ですか!?

『たまや』オープン当初からビールはサッポロ生ビール黒ラベル。鮮度・洗浄・ガス圧・温度すべて完璧です。それでは乾杯！

お通しを食べていると、本日の主役「おやじ盛り」が運ばれてきました。

塩見：すんごい！取材にあわせた撮影用ですか。

中田さん：いつもこれです。

塩見：では、4人前ですか？

中田さん：いえ、これでおやじ盛り、1,650円（+消費税）です。

横浜は海鮮を看板料理に掲げる店が多いですが、これほどの盛りの良さで2,000円以下の店はほかにあるでしょうか。切り身の厚みや魚種の多さだけでなく、なにより食材の良さに圧倒されます。

なかでもまぐろはとびきり美味しい。本まぐろの頭肉やほほ肉、中落ちと様々な部位が楽しめます。

とろっとした食感の頭肉。脂が乗っていますが意外にも上品な美味しさです。

さらに、その日仕入れた新鮮な魚介類が5種類ほどが加わります。この日は天然のカンパチ、カツオ、つぶ貝、ホタテなど。市場との太いパイプを生かして、高品質な魚介をリーズナブルな価格で提供してくれます。

赤星ことサッポロラガービールを飲みつつ、次に頂いた料理はコンビーフキャベツ炒め。ビールのおつまみにはぴったり。

本マグロの刺身が絶品のお店だからこそ、まぐろの串カツも外せません。パサつきは一切なく、とろけるような食感と、噛むほどに広がる濃厚な旨味がたまりません。スコッチハイボールとの相性もばっちり。

日本酒は374円から。地酒も豊富です。これだけお刺身があると、やっぱり日本酒も飲みたくなりますよね！

小規模な宴会に、活気あふれる魚介料理はいかがですか？

「おやじ盛り」は、3～4人で楽しめるボリューム満点の刺身盛り合わせで、新鮮な海の幸がたっぷり。大の魚好きの常連さんも夢中になる、その美味しさは格別です。

横浜で長く愛される理由は、魚介への熱い情熱を持った代表や板前さんの丁寧な仕事と、毎朝市場で仕入れる新鮮な魚介にありました。横浜中央卸売市場で鍛えられた店主だからこそ提供できる、豪快な魚介料理をぜひご堪能ください。