津山名物の「ホルモンうどん」を全国に広めた『お好み焼 三枝』。市内北部の住宅街の中にポツンとありますが、開店と同時にご近所さんがどっと押し寄せ満席になる人気店です。ホルモンうどんやお好み焼きだけでなく、「そずり」や「嫁泣かせ」もあり、昼飲みにもオススメ!
(タイアップ:オエノングループ 合同酒精株式会社)
駅から遠くても一度は行きたい名店
ばら寿司やカキオコなど岡山名物は魚介類のイメージがありますが、津山の牛肉料理もなかなかに個性的でローカルな魅力があります。津山藩は江戸時代から「養生食い」が行われており、牛肉文化が古くから浸透していました。近年は『ホルモンうどん』が話題で、B級グルメとしてすっかり定着しました。
その情報発信に努めている店のひとつ『お好み焼 三枝』をご紹介します。
津山駅から鶴山通りを北へ約4kmの住宅街にポツンとあります。公共交通でのアクセスは、津山駅から中鉄バス「高田循環線」または「高下・スポーツセンター線・東一宮車庫線」を利用し、上河原停留所下車。
創業は1985年。美味しい香りに誘われて暖簾を潜ると、2箇所に鉄板を配置したL字カウンターがあり、朗らかなお店の皆さんが迎えてくれます。二代で切り盛りする家族経営の店で、あたたかい接客にほっこりとした気持ちになりました。
常連さんが並ぶカウンターがメインのお店ですが、テーブル席もあるのでご安心を。夜は居酒屋使いする人が多いそうです。
メニュー
- 瓶チューレモン:500円
- そずり:900円
- 嫁泣かせ:650円
- 干し肉:950円
- オーカク:1,000円
- レバーちゅんちゅん焼き:900円
- ホルモン焼き・塩ホルモン焼き:各800円
- ホルモンうどん・塩ホルモンうどん:小850円・普通950円
- 牛玉・和牛入り津山焼そば:各750円
- 南蛮焼き:700円
黒毛和牛の生ホルモンを贅沢に使用
瓶チューレモン(500円)
時刻は正午前。少し早いですが昼飲みを楽しみたいと思います。津山ホルモンに合うお酒は、やはり津山のソウルリカー「瓶チュー」でしょう!
カシュッと大きな音を立ててキャップを開けてグラスへ注ぎます。
オリジナルのピリ辛旨味ソースの香りが漂う店内。それでは乾杯!
ホルモンうどん(950円)
『お好み焼三枝』のホルモンは、なんと国産黒毛和牛の生ホルモン。
津山の食肉センターから直送された鮮度抜群、プリップリのホルモンを豪快に鉄板で炒めていきます。小腸のほか、ミノ、ガツ、センマイ、アカセンマイ、タンなど、タレのホルモンうどんに入る部位は様々です。
野菜を加え、地元メーカー「石井食品」がつくるその名も「三枝のたれ」(醤油、味噌、みりん、水飴、にんにく、生姜、唐辛子などが入る)を加えてさらに炒めていきます。
普通サイズでもうどんは2玉とボリューム満点。ホルモンや野菜といった具もたっぷり入るので、これをつまみに十分飲めてしまいます。
大皿に盛り付けて、ゴロゴロとホルモンが入った贅沢なホルモンうどんの完成です。
なにより驚くのが、ホルモンのジューシーさ。クサミ皆無でシンプルな脂の旨さが口いっぱいに広がります。
塩ホルモンうどん小(850円)
一般的に津山のホルモンうどんは辛味噌タレですが、『三枝』では塩ホルモンうどんもあり、こちらも大人気。ホルモンと一緒に炒めるのはシャキシャキの玉ねぎとネギのみ。
ごまかしの効かない塩味だからこそ、一層ホルモンの鮮度の良さを実感できます。丁寧に下処理された牛の小腸の脂は、こんなに美味しかったのかと改めて驚かされました。
南蛮焼き(700円)
おつまみには、南蛮焼き(いわゆるとん平焼き)が人気だそう。パリッと仕上がった食感が心地よく瓶チューが進みます。
ごちそうさま
津山ホルモンうどんを全国に広めようとPRに力を入れている店長の上山さん。津山で親しまれてきた、手軽な値段で新鮮な牛ホルモンを使った焼きうどんを津山市外の人にも食べてほしいと、約20年前から活動を続けられています。
遠方から通うファンも多いという『お好み焼き三枝』。訪ねる価値ある名店です。ホルモン好きの方はとくにオススメ!
(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/オエノングループ 合同酒精株式会社)
店名 | お好み焼 三枝 |
住所 | 岡山県津山市上河原441-5 |
営業時間 | 営業時間 11:30~14:00 17:00~なくなり次第 日曜・祝日は11:30~15:00(夜は休み) 定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、第1火曜日 |
創業 | 1985年 |