上大岡『上大岡やきとり ぽるこ』塩で食べるシロの美味しさに感動!おしどり夫婦が切り盛りする人気店

上大岡『上大岡やきとり ぽるこ』塩で食べるシロの美味しさに感動!おしどり夫婦が切り盛りする人気店

もつ焼きの名店での修行を経て2017年に店を開いた『上大岡やきとり ぽるこ』。親しみやすいご夫婦が切り盛りする新進気鋭の個人店です。よくあるやきとり(もつ焼き)店と侮るなかれ。塩味で試してほしいというシロ焼きは、旨味のかたまりでした。

(タイアップ/サッポロビール株式会社)

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常連さんや大工さんなど様々な人に支えられて

上大岡にある老舗酒場の系列店で店長をしていた髙田さんが独立し、2017年に上大岡燦々横丁(2021年まで)に『上大岡やきとり ぽるこ』をオープン。その後、上大岡駅から徒歩7分ほどの現在の場所へ移転しました。

住宅街に溶け込む、やきとり好きが集う場所。可愛らしい「ぽるこ」の暖簾と提灯が営業中の目印です。

カウンター9席とテーブル席を備えたコンパクトな空間。髙田さんとの距離が近く、髙田さんを介してお客さん同士の会話も始まるアットホームな雰囲気です。

髙田さんと奥さん。奥さんはパンクロックの大ファン

立派な一枚板のカウンターに感動していると、髙田さんがカウンターにまつわるエピソードを話してくれました。

「独立した時の最初の店を造ってくれた大工さんが、いつか箱の店を持ちたいと話していたのを覚えていてくれて、そのときのためにとカウンター用の一枚板をキープしていてくれました」

店を移転するにあたって大工さんをはじめ、常連さんたちから様々な応援があったそうです。

店のロゴにもなっているオブジェ

一味唐辛子は『ぽるこ』のロゴ入り。製造元の八幡屋礒五郎にオーダーして作ってもらったものだそう。隅々まで店主夫妻の思い入れが伝わってきます。

煙がでるもつ焼き店ながら、店内はピカピカ。もつ焼き店のにおいや汚れが心配という方も安心です。

思わず頷く絶品串。仕込みにかける時間は6時間

サッポロ生ビール黒ラベル

それではビールを頂きましょう!提供品質が極めて高い極上の一杯が嬉しいです。それでは乾杯!

実は大ジョッキもあります

生ビールがお好きな方は大生を選ばれるそうです。私もこちら!

もつ煮込み

やきとり(もつ焼き)店の料理の中で、とくに料理人の熱意やこだわりが感じる料理が「もつ煮込み」だと思っています。『ぽるこ』では、モツ・串ものがご主人の担当、料理全般が奥さんと分担されているそうで、この煮込みはお二人の合作。

脂のついたモツを使っているのにびっくりするほどクセがない。こう書くと旨味まで抜けたモツを想像するかもしれませんが、これが実に良い味わい。クサミと旨味の境界を狙っていることがわかります。

豚レバ

もつ煮込みに舌鼓を打っていると、焼台から香ばしい香りがふんわりと漂ってきました。炭は相性の良さから上土佐備長炭を使用。

髙田さんが炭火を巧みに操る姿を眺めているだけでビールが進みます。

焼きながらこうして蓋を載せるのは、他店では見かけないテクニック。

表面はパリッとしていて、中はしっとりプリッとした食感。思わず目を見開く美味しさです。鮮度、焼き具合、どちらも素晴らしい!

シロ塩

やっぱりやきとり(もつ焼き)といえばシロでしょう。ということで、いつものようにシロタレをお願いすると、「うちのシロはよろしければ塩で食べてみてください」と髙田さん。

一般的にシロはクセが残りやすいのでタレで味を包みます。自慢の一串、いただいてみましょう。

これは!

ほどよく肉厚でトロトロ。しっかり旨味を残しつつ豚モツのクサミはまったく感じさせません。これまで多くのもつ焼きの名店を取材してきましたが、このシロはトップレベルの美味しさです。

シロタレ

こうなるとタレ焼きも期待値があがります。独立した際、ご主人が頭の中に思い描いていたレシピでタレを試作するも狙ったようにいかず、改めて奥さんがイチから考案し、現在の味が完成したそうです。

本当に美味しいシロは旨味が舌を包み込むものだと思っていますが、このシロはまさにそれ。表面はパリッとしていて、中はトロトロ。

「実は、もともとシロが苦手だったんです」と髙田さん。だからこそ、美味しく食べられるようにと常連さんの意見を参考にしながら試行錯誤を重ね、完成させたそうです。

サッポロラガービール

あわせるビールは、サッポロラガービール。大瓶が用意されているのが嬉しいです。

かしらみそ

黒板メニューの日替わり串から「かしらみそ」を注文しました。味噌ダレに漬け込むのではなく、甘辛い味噌を仕上げに塗って完成させた一品です。ジューシーで濃厚!

つくね

ゴツゴツしていて歯ごたえまで楽しいつくね(鶏)も人気メニュー。

緑のつくね

横丁時代に「激辛」グランプリというイベントがあり、それにあわせて考案したという「緑のつくね」。青唐辛子がしっかり練り込まれていて、最初は旨味たっぷり、後から辛さがグンとやってくる後を引く美味しさです。

凍結レモンサワー

辛い辛いと、サッポロサワー氷彩ベースの凍結レモンサワーを。

ぽるこカップ 越後雪紅梅 佳撰

日本酒、焼酎の品揃えが充実していてオリジナルの「ぽるこカップ」もあるのですが、お酒の仕入れは奥さんの担当。可愛らしいラベルながら、長谷川酒造がつくる正統派の銘酒です。

焼きおにぎり・鳥スープ

〆は定番の焼きおにぎりを。そのままでも美味しいのですが、鳥スープに浸して食べるのがツウの楽しみ方だそう。

「スープは鶏ガラ、店は人柄」とご主人

日本酒にも相性が良さそうな濃厚な鶏出汁のスープは、忘れずに注文したい一品です。

「空腹を幸福に変える店」というのが髙田さんの掲げるコンセプト。その言葉通り、丁寧に作られた料理と細やかな気遣いが感じられるこの店は、一軒目にお腹を空かせて訪れ、心もお腹も満たしたいと思わせてくれる場所です。

店舗詳細

品書き

  • サッポロ生ビール黒ラベル:580円
  • 瓶ビール サッポロラガー大瓶:680円
  • チューハイ:450円
  • 凍結レモンサワー:550円
  • もつ煮込み:480円
  • もつ焼き:160円~
  • ツナとマカロニのサラダ:380円
  • ささみともやしのナムル:300円
  • ハツモト:280円
  • かしらみそ:280円
  • ひざナンコツ:280円
  • 豚バラ:300円
  • 緑のつくね:300円
  • ぽるこカップ 越後雪紅梅 佳撰:600円
  • 桃川にごり:600円
  • 焼酎:550円~
店名上大岡やきとり ぽるこ
住所神奈川県横浜市港南区大久保1-14-6 森田ビル 1F
営業時間月・火・水・木・金・土
17:00 – 23:00
日曜日定休
創業2017年