鶯谷「東瀛(とうえい)」 ディープ極めし激安中華で朝飲みだ!


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キャッチーなので、「朝飲みだ!」って書きましたが、Syupoは適正飲酒を推奨しております。

と、前置きをしておいて、朝から飲める中華酒場「東瀛」をご紹介します。場所は鶯谷駅と言問通りの間、怪しさ満点水々しい一角にあるマンションの一階にある酒場で、なんと朝7時からオープン。早い時間から謎に満ちた多くの常連さんで賑わいます。

言問通り側からは、どうみても普通のマンションのエレベーターホールのような脇を進むという導線で、知らなければ引き返したくなること間違いない。裏口もあり、そちらは完全にホテル街の路地裏なため、こちらも女性一人では歩きたくない感じがあります。

そんなハードルがあるからこそ、この独特な雰囲気が保たれているように思います。

 

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もともとすぐ近くにある有名な食堂で働いていた従業員が独立してオープンさせたもので、料理の内容は中華がほとんどながら、カレーやオムライスといった食堂メニューも踏襲されています。

料理はほとんど300円から400円と激安で、そして種類がとてつもなく多い。短冊がソートされずにあっちゃこっちゃと貼られているので、なにを食べようかと悩みだすと店内をくまなく見渡さなくてはなりません。

 

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豚皮と牛トマト炒めの間に突如としてあらわれる新さんま刺身・焼き。さらに黒板メニューで季節モノが加わります。

 

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料理がこんなに安いのにさらに突き出しはサービス。ぽりぽり美味しいきゅうりをつまみに、まずはビールで乾杯しましょう。

生ビールはスーパードライ。瓶ビールではキリンラガーも選べます。大びん500円、生中は470円と、これまた中華屋としてみればお値打ち設定。

 

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名物は羊肉串焼きで1本170円。今流行のラム肉ブーム…ではなく、中国の寒い地域の郷土料理です。たっぷりの中華系香辛料で色付けされた濃口は、ビールとの相性バツグンです。

 

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毎回注文する焼売。もともと居酒屋で焼売を食べるのが好きなのですが(吉祥寺のいせや育ちゆえ)、ここの焼売は惰性で頼むのではなく、むしろこれが食べたくて鶯谷で途中下車してしまうほど愛しています。自家製で店主さんのイチオシでもあります。もっちりお肉たっぷり5個で300円。

 

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昼間の時間帯、どんなお仕事をしているのか想像がつかない人生の先輩たちが酒盛りをしているのが素晴らしい。私も老後はそんな暮らしがしたい。あ、もうだいぶ踏み込んでいますか。

きくらげ卵とじ炒めは中華屋らしいうま味調味料たっぷりの大衆味。後引く味にはビールからホッピーや酎ハイに切り替えたくなります。ホッピーセットは370円と、昨今の相場からみれば大変良心的。サワー類はレモン、青りんご、梅など博水社のハイサワーが揃います。

ハイサワー系(380円)は焼酎(ナカ)とハイサワー(ソト)が別に出てきまして、ナカは酩酊確実な量。焼酎の割合が多いくらいで一旦飲み干して、残ったハイサワーをつかってお代わりすれば、安価でべろべろです。

立地、価格、中華系なのにスパゲッティまであるカオスな品揃え、すべてが不思議な状況なのですが、それをすべて「こんなのもありだね」と思わせてくれる、緩く癒される接客が繋いでいます。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

東瀛
03-5603-0377
東京都台東区根岸1-6-12 トーカンマンション鶯谷 1F
7:00~24:00(無休)
予算1,600円



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