「ジョイ・オブ・サケ東京」 全米日本酒歓評会に出品の370種を味わう夜

「ジョイ・オブ・サケ東京」 全米日本酒歓評会に出品の370種を味わう夜

2014年11月7日

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2014年11月6日、東京・五反田のTOCにて、ジョイ・オブ・サケ東京が開催されました。2001年にホノルルからはじまった日本酒のイベント「ジョイ・オブ・サケ」は、日本国外で開催される最大規模の日本酒イベントで、それが日本へ逆輸入のかたちでやってきました。

海外発の日本酒イベントということで、どのようなテイストの違いがあるのか、また登場するお酒は全米日本酒歓評会の出品銘柄といこともあり、とても楽しみにしていたイベントです。

それでは、さっそく中の様子を見てみましょう!

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会場時間ぎりぎりに来たのですが、ロビーはたくさんのお酒好きの方々でいっぱいに!
イベントの人気を感じます。

受付を済ませて入りますと、メイン会場ともうひとつ、大きな広間の2つがあります。終始立ち呑みで続くので、ここでクロークでコートや荷物を預けるのがよいですね。お箸、お猪口、パンフレット、食事券を持ち続けて、さらに携帯電話やカメラがあるとなると、しっかりと身軽な格好になるべき。

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メイン会場では、ステージ前で鏡割りが。よいしょー!
まずはこちらで一杯、さぁ、始めましょう♪

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こちらの晴れ着姿のお姉さんたちは”ミス日本酒”の出場者のみなさま。2015年のミス日本酒ファイナリストの方々、皆さん日本酒はかなりお好きなのだそう。
うむむ、私も晴れ着を着て京都・伏見を歩いたことがあるくらい、お酒好きなのですよ~。美しい皆さん、のちほどミス日本酒を決めるイベント会場での投票もおこなわれるそうで、お父様方は真剣な眼差し。

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さて、それでははじめましょうか。370種類の日本酒との出会いを。
このずらりと並ぶ四合瓶には圧巻です!

おなじみのブランドはもちろんですが、はたしてどんなお酒に出会えるかな。

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さぁ!入り口でいただくこの日専用のお猪口を用意し、いざ参りましょう♪

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海外進出に積極的といえばまず獺祭がイメージされるという方も多いのではないでしょうか。
旭酒造は、堂堂のラインナップで大きなスペースで出品。

一杯目は海外へ日本酒文化を広めようとつとめていらっしゃる山口の旭酒造「獺祭」で乾杯。

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会場は最初は人が多いと驚いていましたが、うまく分散するかたちで丁度いいくらいに。
飲みたいお酒も並ぶことなく試飲できるので、ストレスフリーなまさにお酒に向き合う時間が楽しめます。18時スタートで3時間、300種超を目指す方もいらっしゃるようですが、私はやはりお気に入りを広げるという考えでうごいていきましょう。

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二杯目は、ナショナルブランドのなかでもひときわ歴史ある灘の櫻正宗を。正宗という名前を最初につけた蔵で、以後、正宗という名前が全国へと広まっていきました。

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ジョイ・オブ・サケというと、なんとなく私のイメージでは今流行の新しいスタイルの日本酒がメインかと思っていたのですが、会場を見て回ると大手から昔ながらの蔵までバランスよく揃っているという印象。三杯目は大関で。金ラベルの大関はマイルドで典型的な”美酒”です。大手知らずして地酒語るなかれ、昔そう教えてくれたお酒の先生がいたっけ。

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それにしても、酒造の方も飲みに来た人も、イベント事務局の方も、皆さん本当にお酒好きなオーラがでています。
1000人以上の来場者が全員、日本酒を愛している。この空間、なんと居心地がいいことでしょう。

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お料理はスタンプラリー方式で、日本酒に合うおつまみを各レストランがもってきています。判子をおしてもらって、おつまみをー。

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内幸町「L’estudi」は、大根とアンチョビとアルベキーナオリーブのペーストと野菜のピンチョス。
その場で盛りつけを。加熱調理があるものはここで作っているので、しっかり美味しく本格的。

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伏見、灘が関西の酒の有名どころですが、奈良のお酒も美味しいんです。春鹿は愛してやまない銘柄の一つです。

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山形の銘酒、くどき上手。
本当に種類がありすぎるので、私は思いでのお酒を巡りつつ、ときどきチャレンジという考えに切り替えて利酒スタートです。

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サクラもいろいろなものを作っているんですね。

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思い出のお酒です。

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「越乃寒梅Manjia」からはホタテの寒梅蒸しウニのクリームソースを。
どのお店も日本酒とあうものを揃えているので、たとえばこれを食べるならどのお酒がいいかな、なんてことも楽しめます。

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溝の口「すずや」からは、「蟹豆腐にカブと豆乳の酒粕ソース・北海道産自家製いくらの醤油漬けをのせて」

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あわせるは、宝松竹梅の白壁蔵。これは伏見に遊びに行ったときは毎回買って帰るお気に入り。

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田町の「駒八」からは棒鮨が登場。うんうん、お寿司と吟醸酒、いいですよね。

 

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あわせたのは〆張鶴の純。なかなかよいチョイスでしょ。

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まだまだ飲みますよー。

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SAKE One Corporationはオレゴン州にある世界で唯一アメリカ資本の酒造会社です。ももかわという名前の通り、日本の桃川がベースになっているようですが、これはかなり珍しいです。

日本では手に入りにくい銘柄だけに、見つけたときは感動しました。味わいは、皆さまも飲んでみてのお楽しみ。

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新宿が遊び場の私にとって、つな八は故郷の味です。会場で揚げたてのエビ天ぷらを提供していて、これはもうたまりません。
いいごま油の香りが充満して、その香りとお酒の香り、混ざってなんともいえない幸せな空間になっています。

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うんうん、つな八の味ですねー。さて、どのお酒と合わせましょうか。

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満寿泉は富山のお酒。純米大吟醸ははじめていただきましたが、なるほど心地良い♪

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さぁ、スピードあげてお気に入りを楽しみましょう。

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新潟のお酒へシフト。吉乃川の最高峰。普通酒は父が愛飲している銘柄ですが、今宵ばかりは私のほうが良いものを。

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喜久泉は田酒をつくる青森の西田酒造の銘柄。田酒とおなじく軽快な味。醸造用アルコールの使い方がとても上手。幾久しく喜びが続く様にとの願いからこの名前になったそう。

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梵はJALのファーストクラスのお酒として有名になった銘柄。私のよく飲みに行く鈴木酒販でも定番の銘柄です。

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ちょいちょい間におつまみを挟んで。。。

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このくらいの時間から、会場は穏やかな酩酊モードへと進んでいきます。これだけ美味しいお酒があって酔っ払うなという方がこくな話です(笑)

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賀茂泉は東広島を代表する銘柄のひとつ。広島は亀齢酒造もあるので、鶴と亀が揃うとても贅沢な酒造の国。

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ステージも盛り上がっています。カペラ・ウィリアムス氏はフラ歴23年のダンサーだそう。素敵~。スラッキー・ギターでかなでるハワイアンジャズバンド「E Komo Mai」の演奏とともに。
ちょいちょい飲むだけでなく、ときどきはこうしてのんびり過ごすのもまたよし。

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こちらは池袋の「地酒遊楽 裏や」。秋の味「なす」を使った料理をいただきます。

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それにあわせるは、奥の松を!力強い会津のお酒ですが、これまたラベルの文字も強そう(笑)

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賀茂泉は愛してやまない東広島のお酒。はじめての大吟醸にうっとり。

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純米酒、吟醸酒、大吟醸の3種類が出品しています。各ジャンルから審査員10名によって金賞・銀賞を決めています。

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今年のグランプリはしずく採り大吟醸名刀月山丸(和田酒造)、さくら大吟醸(奥の松酒造)、出羽桜桜花吟醸酒(出羽桜酒造)、出羽桜桜花吟醸酒 山田錦(出羽桜酒造)、シャトー妙高(妙高酒造)が輝きました。

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私による利酒の結果は、七本鎗純米が特に気に入りました。吟醸も大好きだけど、日常的に飲みたいという気持ちを持って考えると、やはり純米を選びがち。

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西麻布のアルボルトはペペロナータ、鶏肉のトンナートソース、モッツァレラチーズの生ハム巻きの3種。

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私のチョイス、あわせるのは初孫で。

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鍋「鍋島を飲みつつ、本イベントについておさらいしますと、全米日本酒歓評会の全出品酒を味わえる国外最大のホノルル発祥の利き酒イベントです。日本酒の輸出と普及につとめる蔵元への敬意と海外の人の日本酒への理解を広めるべく、ハワイ在住の日本酒愛好家の有志の会である国際酒会により、全米日本酒歓評会と同時に2001年に始められたもの。

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日本酒界の著名人によって、今回のイベントのオープニングセレモニーがおこなわれるなど、なかなか盛大なイベントです。

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お水飲み放題、皆さま、お酒と同じ量のお水を飲んで、しっかりお酒を楽しまれていました。

今回はあいにくタイミングが合わなかった皆さま、次回は大規模な試飲会に挑戦してみては?
楽しい時間をありがとうございました。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見なゆ)(2014.11.13誤記修正)

[取材協力/ジョイ・オブ・サケ事務局]

ジョイ・オブ・サケ
http://www.joyofsake.jp/