国立『利久』名物は焼鳥と山形料理。創業半世紀になる2世代酒場

国立『利久』名物は焼鳥と山形料理。創業半世紀になる2世代酒場

一橋大学近くにある『利久』は、昭和51年から続く人気の焼鳥居酒屋。山形出身の大将と息子さんで切り盛りされています。地元の皆さんや大学関係者など、幅広い世代が集う小さな集会所的な存在です。

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屋台から育て上げた大将の店

JR中央線国立駅を中心に放射線状に道路が敷かれ、それに挟まるように一橋大学が広がる学園都市・国立。南東に伸びる旭通沿いには書店や老舗の食堂、喫茶店があり、学生街らしい雰囲気があります。

今回訪ねる『利久』は、そんな旭通りを駅から10分ほど歩いた場所にあります。店の創業は1976年。山形出身の大将は、酒販店を経験後、屋台で焼鳥店をはじめ、1976年より国立で『利久』をはじめたというこの道の大ベテラン。現在は2代目の息子さんと二人三脚で切り盛りされています。

入口側に焼鳥台を配置したオープンキッチンに大将と二代目。向かいのカウンターには何十年と通う常連さんがいつものお酒を楽しんでいます。その奥はグループでも利用可能なテーブル席で、この日は大学院生風のグループが飲み会を開いていました。

老若男女が集まり賑わっていても騒がしい印象はなく、老舗酒場らしい居心地の良さが感じられました。

半世紀続く店というとだいぶレトロなイメージがあるかもしれませんが、店は10年ほど前にリニューアルされており、とても清潔感があります。

メニュー

  • 樽生 サントリーザ・プレミアム・モルツ:600円ほど
  • 瓶ビール サントリーザ・プレミアム・モルツ:600円ほど
  • スッキリとまとサワー・しょっぱいうめサワー・ハイサワー・ホッピー・すだちサワー・ゆずサワー・うめ酒サワー:各500円
  • やきとり 鳥皮・砂肝・レバー・しろ・はつ・たん・かしら・若どり・にんにく入とり・ねぎま・つくね・合鴨つくね・なんこつ:各150円
  • ぼんじり:200円
  • 手羽:250円
  • そば:600円
  • 馬刺し:700円ほど

山形料理と焼鳥、両方オススメ!

サントリーザ・プレミアム・モルツ 香るエール(600円ほど)

『利久』はサントリーが公式で認める「神泡達人店」。常連さんからも利久の生ビールは美味しいとオススメ頂き、一杯目は迷うことなく生ビールをもらいました。サントリーのビール工場も近いですし、地産地消ですね。それでは乾杯!

いも煮(500円)

「一品目に芋煮はどうですか?」と大将。故郷・山形自慢の郷土料理です。毎年9月から4月にかけて毎日提供しているとのこと。牛肉とたっぷりの里芋が入った醤油味。本場の味です。

菜の花おひたし

カウンターには焼き鮭やきんぴら、煮物などの大皿料理が並んでおり、メインの焼鳥が焼き上がるまで軽くつまみたくなってきます。選んだのは菜の花のおひたし。出汁が効いており、日本酒を誘う美味しさです。

ホッピー(500円)

ホッピーはお店の方が注いでから提供するスタイル。

やきとり(150円/本)

左からつくね、にんにく入とり、とりかわ。注文を受けてから串打ちし、じっくりと時間をかけて焼いていきます。タレが特徴的でとろみがあってあと引く美味しさです。ニンニクを挟んだ串は、とくに旨味が強くてクセになりそう。

ハイサワー(500円)

旨味たっぷりのタレ焼きには、酸味のきいたハイサワーレモンがよく合います。

てば(250円/本)

ジューシーで濃い味、お酒が進む焼鳥が気に入って追加で手羽串などを焼いてもらいました。この照り感、たまりません。

ごちそうさま

道幅40mの大学通りなど美しく特長ある町並みを散策しながら、ふらりと訪ねてみてはいかがでしょう。飲んで食べて一人3,000円前後。〆の「山形そば」も気になります。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名利久
住所東京都国立市東2丁目13−31
営業時間17:00~22:00(不定休)
創業1976年