浅草『徳仙』地元密着で130年。昼飲みもできる良心価格の天ぷら店

浅草『徳仙』地元密着で130年。昼飲みもできる良心価格の天ぷら店

2023年10月13日

浅草六区で昼飲みならば、百年続く老舗天ぷら店『徳仙』もオススメ!黒いタレをかけた江戸の天ぷらが楽しめます。天ぷらと寿司の店で、名物は天丼。お酒に合う一品料理も充実しているため、居酒屋使いをする浅草の黒帯飲兵衛さんも多いです。

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下町情緒に浸れる地元密着の店

創業は1898年(明治22年)。『徳仙』は、浅草六区通りにある老舗天ぷら・寿司店です。浅草には数多の天ぷら店がありますが、百年以上の歴史を持つ店は流石に限られています。

その中でも『徳仙』は、とびきり庶民派のお店です。観光地・浅草の有名店というより、下町の地域密着店という表現のほうが正しいと思います。

というのも、そもそも料理の値段が大衆食堂のような価格。カツ丼だって900円です。

そうした日常的に使える値段設定と、代々受け継いできたご家族経営のアットホームさもあり、お客さんのほとんどが地元の方です。中休みなく営業しており、ランチのピークを過ぎたころに近隣の観光施設で働く人や近所のご隠居さんたちが、遅い昼食や昼飲みでやってきます。

店にはふたつの入り口があり、左側が寿司店、右側が天ぷらを中心とした食堂兼酒場の入り口となっています。店内で繋がっており、双方の料理をとることができますのでどちらからでも大丈夫。

ここは浅草六区。場所柄、芸能人のファンも多いそうで、萩本欽一がアジフライを食べに通った話は有名です。

品書き

  • 生ビール アサヒスパードライ:650円
  • 瓶ビール キリンラガー大瓶:800円
  • お酒:500円
  • 天ぷら定食:1,600円
  • 海老天丼:1,600円
  • かき揚天丼:1,600円
  • 海老・穴子天丼:1,300円
  • 上天丼:1,300円
  • 刺身定食:1,300円
  • エビフライ定食:1,600円
  • とんかつ:1,100円
  • かつ丼:900円
  • 串かつ:700円
  • にぎり寿司:1,500円~
  • ちらし:2,200円
  • まぐろぶつ:1,000円
  • ポテトサラダ:400円
  • ぬた:500円
  • かんぴょう巻:900円

江戸下町の黒い天ぷらを肴にビールが進む

キリンラガービール大瓶(800円)

天ぷら鍋が鎮座する厨房。そこに面して一枚板の立派なカウンターが配され、見上げれば短冊の品書きが掲げられています。昭和中期頃の天ぷら店の雰囲気を残すタイムカプセルのような空間なのです。こうした店が令和の時代にも残っていることは大変素晴らしい!

いぶし銀の空間に、思わず心が溶けるような感覚に浸っていると、丁寧な接客の大将がさっとビールを出してくれました。

さあ、まずはビールから。キリンラガー大瓶で乾杯

上天丼(1,300円)

チャキチャキの江戸っ子の大将は、とにかく仕事が早くて無駄がありません。それでも、気配りがとても上手な方で、賑わっていてもスムーズに切り盛りされています。

後ろのテーブル席では、通い慣れた浅草のご隠居さんたちが宴会中。カウンター関は営業風の人がカツ丼をかきこんでいます。

そんな場所で、私は上天丼をいただきました。すぐに外すとはいえ、天丼に蓋はあったほうがいい。わずかに蒸されることで、天ぷらとごはんの馴染み具合が変わるからです。

カパッとあけた瞬間に漂う香りがたまりません。黒く濃厚な甘辛いタレが、いかにも江戸下町の天ぷらですね。やや厚めの衣にしっかり染みていて、しっとりとサクサクのコントラストが心地良い!

上天丼の天種は、海老が二本にキス、れんこん、なす。ごはんが控えめなので、私のようにお酒がメインで、最後に軽く昼食としてのごはんが欲しいタイプにはちょうどいいです。

歯ごたえがあるプリップリの海老がとくに印象に残りました。丼ぶりから両端がはみ出して提供される穴子天丼もインパクトがあるのでおすすめです。

ごちそうさま

食いしん坊数人で行くならば、天ぷらと刺身をとって、お昼から豪遊というのもあり。夜はとくに酒場使いする人が多いです。浅草の飲食店はどこも観光客向けで列ができるイメージがありますが、まだまだこういう地域密着店も多数あります。

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店名徳仙
住所東京都台東区浅草2-4-4
営業時間営業時間
[月・火・木・金・土・日]
11:40~20:30
日曜営業
定休日
水曜日、木曜日(隔週で休み)
創業1889年