日暮里に、通し営業をする貴重な寿司店があることをご存知でしょうか。荒川区で数店を展開する寿司居酒屋『たらく』です。一見すると持ち帰り専門の寿司店ですが、奥は広く、明るいうちから海鮮料理をつまみにお酒を楽しむ飲兵衛さんたちで賑わっています。
目次
店頭のイメージは持ち帰りずし。店内は完全に下町酒場
外観
日暮里は再開発や2020年以降の外食自粛の中で、お昼から飲ませてくれる店が急激に減少してしまいました。ニーズはあるのに残念で仕方がありません。
そんなこの街で、いまも年中無休で中休みなく営業してくれている店が『たらく日暮里店』です。このお店を教えてくれたのは、荒川区を担当するサッポロビールの社員さん。それまで全然気がついていませんでした。
さあ、早速飲みに行ってみましょう。
内観
寿司店といえばつけ台のあるカウンターのイメージですが、ここは違います。テーブルが並んでおり、壁にはたくさんのおつまみが書かれた短冊が並んでいて、まるで大衆酒場です。
品書き
お酒
- 樽生 サッポロ生ビール黒ラベル:小410円・中530円
- アサヒスーパードライ中瓶:540円
- サッポロラガービール大瓶:740円
- ヱビスプレミアムブラック小瓶:410円
- サワー類:440円~
- チューハイ:380円
- デュワーズハイボール:500円
- 日本酒:490円~
料理
- 店長おすすめ刺身盛り:3点1,060円・9点1,800円
- 殻付き生牡蠣2コ:780円
- まぐろ赤身刺し:800円
- 平目刺し:650円
- サザエ刺し:650円
- いわし刺し:460円
- カンパチ刺し:750円
- スズキ刺し:480円
- 自家製さつまあげ:380円
- カンパチカブト煮:700円
- タイカブト煮:520円
- エビ入りオムレツ:520円
- 穴子一本炙り;700円
- いわし塩焼き:560円
- 生イカ姿焼き:700円
- キス天:650円
- メヒカリから揚げ:410円
- 日替わりセットメニュー(真鯛焼きとアジフライ定食など):950円
- 海鮮丼:950円
- ばらちらし丼:1,100円
- たらくニギリ:1,300円
お昼から刺身で一杯!
サッポロ生ビール黒ラベル(530円)
短冊に囲まれたテーブル席は落ち着きます。ほっとしたら飲みたくなるのが生ビール。銘柄はサッポロ生ビール黒ラベルです。それでは乾杯!
瓶ビールサッポロラガー大瓶(740円)
生ビールはあっという間に飲んでしまうので、おつまみと向き合うため改めて赤星(サッポロラガービール)を1本。
刺身盛り合わせ(1,800円)
今回は、ご一緒いただいた方がいらっしゃるので少し贅沢に注文していきます。まずは豪華な9点盛り。まぐろ、ぶり、赤貝、青柳貝など。
カンパチカブト焼き(700円)
握りは食べないのか?と言われてしまいそうですが、ここはおつまみが本当に充実しています。もっといろいろ食べてみたい!
黒白波(3,100円)
ご一緒頂いた皆さんがもっと飲みたいという表情になってきましたので、ドンと焼酎をボトルで。まだ14時過ぎなのですが、このままいくとほろ酔いになってしまいます。
銀ダラ煮付け(710円)
トロトロの脂と濃厚な酒・みりん・醤油の味付けがたまりません。これは本格焼酎をもらって正解ですね。
肉豆腐(650円)
「お客さんたち、お昼からよく飲みますね」なんて表情の店員さん。こういう飲み会が大好きなのです。
ボリュームがある料理を、と選んだ肉豆腐も大正解。
イカ生姜揚げ(480円)
お店のオススメですし、あまり見かけたことがないメニューだったので注文したイカ生姜揚げは紅生姜を和えた天ぷらでした。どうしましょう、もう焼酎がありません。ビールに戻りましょうか?
ごちそうさま
結局お刺身や一品料理で満足してしまい、心地よく酔ってきたところで中締めということになりました。今度はお寿司を食べに来ます。
こんな雰囲気のお店が毎日お昼から通しで営業しているのですから、素晴らしいです。今回はグループで利用しましたが、一人飲みの方も多くいらっしゃいます。
近くの酒場
(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
店名 | たらく 日暮里店 |
住所 | 東京都荒川区東日暮里6-59-12 |
営業時間 | 営業時間 11:00~21:30(L.O.21:00) 定休日 年中無休 |
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