桜ノ宮『穴場』並にぎりは800円台。関西らしい安さ自慢の寿司酒場。

桜ノ宮『穴場』並にぎりは800円台。関西らしい安さ自慢の寿司酒場。

2023年2月15日

大衆すし居酒屋『穴場』は、天満、都島、桜ノ宮に店を構える安さがウリの店。ネタが大きく食べごたえがあると評判で、若者を中心に支持されています。回転寿司と居酒屋の中間的な店で、2,000円程度で楽しめます。

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『穴場』でも、連日満員御礼になる人気店

外観

店名は『穴場』ながら、連日賑わう店です。値段重視で雑多な店舗ですが、これがいつも混んでいます。まさに、大阪の酒場といった雰囲気。

天満店は入れないことが多いので、『穴場』の穴場はお隣・桜ノ宮店です。JR大阪環状線の桜ノ宮駅をでて、環状線の高架沿いを3分ほど歩いた場所にあります。

内観

外観同様に、店内も寿司屋というよりは、若者が開いた低価格酒場のような雰囲気です。不揃いのテーブルや丸椅子が並び、店内の一画には巨大なウォークイン保冷庫が鎮座しています。

「安く寿司で飲める店」と理解してこないと驚いてしまうに違いありません。とにかく値段重視の店なのです。

品書き

お酒

  • 樽生ビール アサヒスーパードライ:429円
  • 瓶ビール大瓶 アサヒスーパードライ:539円
  • チューハイ各種:429円
  • ハイボール:429円
  • 日本酒 松竹梅:319円
  • にごり酒:649円
  • 日本酒 春鹿:539円
  • 日本酒 呉春:539円

料理

  • 並にぎり:869円
  • 上にぎり:1,749円
  • にぎり単品:98円~
  • 細巻き:209円~
  • カニ味噌汁付出し:759円
  • サバきずし・いか造り・づけ盛り:各539円
  • タコ生仕込み造り・まぐろ造り・鯛造り・つぶ貝造り・造り3種盛・タタキ3種盛り:各649円
  • 中トロ造り・アワビ造り・ウニ造り:各1,089円
  • ウナギ蒲焼:979円
  • ゲソ天ぷら・スルメ天ぷら・魚一口天ぷら:各539円
  • 海老天・ホタテ天・カツオ唐揚げ:各649円
  • 鯛皮ポン酢:429円

回転寿司の気軽さと、酒場の安心感を融合した店

アサヒスーパードライ大瓶(539円)

まずはビールから。銘柄は樽生、瓶ともにアサヒスーパードライで、大瓶はいまでも500円台。吹田で醸造されたご当地のビールをいただきます。乾杯

並にぎり(869円)

穴場が人気になった理由は、安さと大きさ。酢飯も寿司種も一般的な寿司店の1.5倍程度あり、一貫ごとに食べごたえがしっかりあります。

安いといっても寿司種の質は安定していますし、酢飯もこの価格帯としては十分納得できるもの。

一人ならば並盛りと追加に巻きものを加えれば、十分に満喫できると思います。基本的には2人~4人で利用し、寿司パーティーを楽しむという利用が『穴場』の使い方でしょう。

赤身も期待以上。ビールのあとは日本酒のお燗をもらい、寿司を魚にほろ酔い感覚を楽しみます。

うなキュウ巻(429円)

関西からじわじわブームが広がってきた巻きずしをつまみにする”あて巻き”。『穴場』でも巻物が人気のようで、つぎつぎとお客さんのテーブルへと運ばれていきます。

ウナギを巻いたうなキュウも400円台。

みそ汁(209円)

〆のお椀をもらって、お腹を落ち着かせます。なめこがたっぷり入っていて嬉しいです。

ごちそうさま

23時まで注文を受けており、はしご酒の〆として利用するのも良いかもしれません。注文は手元のシートに記入し店員さんに手渡すなど、合理化が図られています。安く寿司で飲みたいという方にはオススメの一軒です。

大阪は、立ち飲みも老舗酒場も寿司店まで、なんでも安いからついハシゴし過ぎてしまいます。

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名穴場 桜ノ宮店
住所大阪府大阪市都島区都島南通1-1-1
営業時間営業時間
17:00~23:30(L.O 23:00)
日曜営業
定休日
火曜日
開業年1999年2月17日