有楽町『神田屋・魁 有楽町日比谷口店』ここが新・旗艦店!カフェ感覚で酒場で一休み

有楽町『神田屋・魁 有楽町日比谷口店』ここが新・旗艦店!カフェ感覚で酒場で一休み

2022年9月23日

都内を中心に約20軒を展開する神田屋が、いま続々と個性を打ち出した進化系店舗をオープンさせています。9月21日に日比谷にオープンした『神田屋・魁 有楽町日比谷口店』は有楽町・日比谷という立地にあわせた、ちょっぴり立地な酒場です。

スポンサーリンク

昼から営業。銀座散歩や有楽町の買い物帰りに。

ショッピングや映画鑑賞、観光に便利なJR有楽町駅近く。日比谷ゴジラスクエアの目と鼻の先にあります。銀座・有楽町・日比谷エリアという東京のまん真ん中に誕生しました。

神田屋を展開するテンアライドとしては、業態変更以外では久しぶりの新店オープンとなります。

外観

テンアライドでは、低価格居酒屋ブランド『神田屋』の展開を進めてきましたが、店舗数が増えてきたことから店それぞれに異なる個性を持たせる方向に舵をきりました。

有楽町日比谷店では、ロケーションに合わせた特別メニューを加え、店名には『魁(さきがけ)』を冠しています。店内のつくりも、いわゆるセンベロ業態としてはゆとりがあり、居心地の良さも改善されています。

神田屋は、1号店が千代田区神田のガード下に誕生したことが店名の由来となっおり、2018年のオープン時から神田の神田屋が本店の役割を担ってきました。これからは、神田屋・魁が今後の旗艦店という位置づけになるそうです。

内観

もともとは鮮魚業態の居酒屋があったテナントで、内装はそれほど大きく変わっていません。落ち着けるベンチシートにテーブル席が並びます。

二階はグループ利用、宴会にも使いやすい雰囲気です。席数は合計73。

一階には立ち飲み(ハイチェア完備)コーナーが6~7名分程度あります。

定員は少ないですが、立ち飲みでは人気のせんべろセット(1,100円)も変わらず楽しめます。最大10品まで注文可能です。ただし、「魁」メニューはほとんど選択肢にはないため、センベロ利用であれば他店との違いはそれほどありません。

先着20名まで。制限時間60分。

品書き

お酒

樽生ビールはサッポロ生ビール黒ラベル:319円。

サワー類は209円からとリーズナブルで、パンチレモンサワー:209円、こうばし茶ハイ:297円、タワートマトペッパーハイ:550円、焼酎梅割り:270円、ホッピーセット:429円、ハイボールデュワーズホワイトラベル):319円など。

日本酒は名門酒会系で真澄純米吟醸大七生酛若竹 おんな泣かせ純米大吟醸春鹿生酛純米原酒など429円均一。定番の日本酒は鶴岡の大山:275円。

料理

気になる魁限定メニューは、馬刺しユッケ:869円、牛肉の卵炒め:550円、鶏皮のやわらか煮:319円、串のアボカドバター:220円など。

定番では、塩つくね:220円、ささみわさび:132円、焼餃子:3個140円~、とろたくタワー:429円、鶏から:140円、おつまみカオマンガイ:390円、フランス産生ハム:429円、昔ながらのナポリタン:319円など。

状態抜群のサッポロ生ビールが、税別290円は日比谷最安

サッポロ生ビール黒ラベル(319円)

ワイドジョッキにキレイに注がれた状態抜群の樽生サッポロ黒ラベル。それでは乾杯!

魁限定メニュー

馬刺しユッケ(869円)

テンアライドが神田屋第二章のフラグシップとして開発した『魁』の料理。気になりますね!

まずは、ちょっぴり贅沢な馬刺しユッケ。熊本産の馬肉を使用。甘くコクのあるタレとの相性はなかなか。

牛肉の卵炒め(550円)

すき焼き風の牛肉を半熟に炒めた卵に載せた、見るからに美味しそうな一品。

アボカドバター(220円/本)

アボカド好きにはたまらない、濃厚な脂の旨さが口いっぱいに広がるアボカドバター。意外ですが、日本酒と相性がよいです。

鶏皮のやわらか煮(319円)

トロ・フワに煮込まれた鶏皮。老若男女、みんなが好きな味付けです。

定番の人気メニュー

活どじょう唐揚げ(350円)

テンアライドのこだわりのひとつは、天狗酒場も含めて活どじょうを扱っていることです。パリパリに揚がったどじょうはお酒を進ませる大人味。

青唐辛子の卵炒め(319円)

結構辛い青唐辛子の卵炒め。ロングセラーです。

おつまみチョリソー(275円)

ビールと合わせるならば、間違いない一品。

青菜炒め(319円)

クキュクキュとした食感が楽しい、中華風の味付けが効いた青菜炒め。

チャーシューエッグ(550円)

ちょっぴり贅沢ですが、関西ネオン系酒場にありそうなもパプリカパウダーをふりかけたチャーシューエッグは、写真映えしますしテンションもあがります。

パンチレモンサワー(209円)

甘さ控えめ、すっきりとした飲み心地。なによりパンチのある酸味が特徴のパンチレモンサワー。ポッカレモンやキレートレモンでお馴染み、レモン果汁飲料が得意なポッカサッポロの割材です。

にっぽんの紅茶ハイ(297円)

鹿児島県知覧産紅茶100%使用していることから、「にっぽんの」と冠しています。無糖なのに、なんだかほんのり甘い新感覚のお茶ハイです。

若竹 おんな泣かせ純米大吟醸(429円)

さて、ビールやサワー類が楽しい神田屋。しかし、本当に飲んでおきたいものは日本酒かもしれません。

テンアライドは、日本名門酒会の本部でもある老舗酒販店・岡永の兄弟企業であり、お酒の配達は岡永が行っています。ですから、店に並ぶ日本酒は、どれも日本名門酒会系の選ばれた銘柄ばかりです。

真澄、大七、春鹿など、低価格酒場らしからぬ名門酒蔵の地酒が並んでいます。その中で、ぜひ飲んでいただきたいのは大井川沿いの宿場町 島田の酒蔵・大村屋酒造場がつくる若竹おんな泣かせ 純米大吟醸です。

春に搾って、瓶詰め後半年間低温熟成するというこだわりの製法です。花やフルーツのような上品な香りで、深い味わいが特徴的。このお酒が400円台で提供されているのですから、飲み方次第で神田屋はもっと楽しくなると思います。

ささみ梅・ささみわさび(132円/本)

看板料理の焼鳥は、ささみやわさびを載せて丁寧に仕上げたものが楽しめます。

昔ながらのナポリタン(319円)

〆に人気は、ケチャップ味が効いたどこか懐かしいナポリタン。

タワーメロンサワー(429円)

タワーメロンサワーなど、今風のサワー類も豊富。日本酒好きからSNS映えするサワーが飲みたい人まで、幅広いニーズに応えてくれます。個性は出しつつも、天狗から続く老舗「総合居酒屋」チェーンである圧倒的な安心感は変わりません。

無休で毎日お昼から夜まで通しで営業しています。有楽町・銀座・日比谷界隈でちょっと休憩したくなったら、酒場をカフェ感覚に利用してみませんか。

ごちそうさま。

関連記事

渋谷『ニュー神田屋 渋谷東口宮益坂下店』天狗系初!おでんの低価格酒場

新橋『てんぐ大ホール銀座ナイン店』銀座に誕生、気軽に立ち寄れる昼飲み食堂

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/テンアライド株式会社・株式会社岡永・サッポロビール株式会社・ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)

店名大衆スタンド 神田屋・魁 有楽町日比谷口店
住所東京都千代田区有楽町1-3-6
営業時間月~金 11:30~23:00 土曜日 12:00~23:00 日・祝 12:00~22:00
開業年2022年9月21日
公式サイトhttps://www.teng.co.jp/shopsearch/shops/view/BA860468