刈谷「カブ韓」看板料理はサムギョプサル。韓国料理でリラックス。

刈谷「カブ韓」看板料理はサムギョプサル。韓国料理でリラックス。

2021年10月27日

名古屋大衆酒場かぶらや総本家などを運営する1992年創業のかぶらやグループが、刈谷に本格韓国料理の店「コリアンキッチンカブ韓」を開店。焼肉や辛い韓国料理のイメージを払拭する本格派の料理をおつまみに、かわいいサワーや一番搾りで乾杯。

(タイアップ:キリンビール株式会社)

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家族や友人、同僚と、食事がてらの一杯に

名古屋からJR東海道本線の新快速で19分。日本有数の自動車工業都市である刈谷にやってきました。

江戸時代は刈谷藩の城下町として、そして現在はトヨタグループの企業城下町として、歴史と産業が揃う街。そうした街には古くからの飲食店街が存在するものです。刈谷は、駅の北口側、桜町や相生町がそのエリア。

ここに2021年10月14日、名古屋を中心に19店舗を展開する「かぶらやグループ」が韓国料理店「カブ韓」を開店。同社は東京では有楽町のガード下でとびきりの行列店「炭焼 うな富士 有楽町店」も運営しています。

「刈谷に韓国料理店は少なく、新しい提案ができるのではと考えました。外食ならではの魅力を伝えたいです」という想いから、カブ韓の計画がはじまったと聞きます。同社初となる韓国料理業態ということで研究していく中、本場韓国の宮廷料理人・水剌間(スラッカン)で韓国領事館・晩餐会専属料理長を務める千昌園氏(チョン・チャンウォン氏)と出会い、全面的なプロデュースをうけて、開業するに至ったとのこと。

流行りのネオンは控えめにしつつも、堂々とした店構え。店先に広々ととられたフリースペースは気候がいいとビアガーデン的な利用もできそうです。

店内も広く開放的。ナチュラルかつラグジュアリーな雰囲気で、とても贅沢な空間の使い方が印象的です。

気候がよいときはテラス席での食事が心地よさそう。昨今の取材でも稀に見る明るく心地の良い造り。

従来の韓国料理店のイメージを覆す落ち着きある空間。ボックス席・ソファ席もあり、家族連れでも安心して利用ができます。

韓国食材やお酒のおみやげコーナーも充実。

華やかな空間に、いつもの一番・一番搾り

店内を散策したところで、そろそろ始めましょうか。グラスには一部を除き韓国の言葉がかかれています。

サランヘヨとかかれた左が生ビール(590円)。右はたっぷりはいる生ビール イケメンジョッキ(1,300円)です。銘柄はともにキリン一番搾り。それでは乾杯!

品書き

飲み物のメニュー

大樽のほか、キリン一番搾り瓶ビール(650円)、韓国のビール・TERRAビール(500mlびん600円)もあります。

ハイボールはホワイトホース(550円)など。特性の美酢パインサワー(650円)やジンロのお酒、そして知多半島の地酒・ねのひ(550円)など。

料理のメニュー

さて、韓国料理店ですが、看板料理は一般的なイメージの焼肉ではありません。看板料理は保美豚をつかったサムギョプサルです。生サムギョプサル(1,480円)や香薫サムギョプサル(1,680円)など。

前菜はキムチ(450円~)、ナムル(480円)など。おつまみは、珍しいカンジャンセウ(エビの醤油漬け 1,280円)やヤンニョムケジャン(カニのキムチ 980円)もあります。

全体的に辛い料理は控えめで、野菜もバランス良くとれるメニューで揃っています。鶏と野菜のコチュジャン炒め「タッドリタン」(1,180円)や、「ボッサム」(包むという意味。豚を野菜で包む 1,980円)は一度食べてみたいローカルな料理ではないでしょうか。

豆腐鍋のスンドゥブ(980円~)、寄せ鍋のジョンゴル(880円~/人 ※2人前から)。

ビビンバ(1,080円~)や冷麺(950円)など。もちろん食事メインで利用できます。

お店のオススメを一挙ご紹介

ヤンニョムチキン(3本780円)

ビールにはこれでしょう!ということで、韓国風の甘辛いタレをまとったフライドチキンです。旨味が強く、揚げ目はパリっと、中はジューシー。

キムチチーズチヂミ(1,180円)

野菜たっぷり、具だくさんのチヂミです。表面の特製辛旨ソースと中のトロトロチーズが口の中で混ざれば、それはもう想像の通り、間違いなく美味しくなります。縁のパリパリになったところもお酒のつまみになります。

ケランチム(650円)

ふわふわ食感、韓国の茶碗蒸し「ケランチム」(右)。主張強めの料理もよいですが、じんわりしみる美味しさの韓国料理もよいですね。

オリジナリティが感じられる美酢サワー(650円)

喫茶店のジュース的なかわいさがある「美酢マスカットサワー」。サワーベースで、韓国発・果実発酵の美酢(ミチョ)をつかったサワー。淡い琥珀色にシャーベッド状の白ぶどうがとても写真映えします。

美酢マンゴーマッコリ(550円)

全体的にどれも可愛くつくられていて、テンション上がる!という人、多そう。※私は、キリン一番搾りでテンション上がります。

生サムギョプサル(1,480円)

カブ韓自慢の逸品!ということで、主役の登場です。サムギョプサルは2人前から注文できます。※写真は3人前

ガス台と、その上に緩やかに傾斜した専用の鉄板鍋をセット。熱した鉄板に三枚肉をそっと載せていきます。

終始店員さんが横について鍋の面倒を見てくれます。滴る脂は、傾斜で流れていきます。鍋には穴があり、そこから余分な油は流れ出る仕組み。

表面がきつね色になったら、これを一口サイズにカットして。

さらに断面も鉄板にあてていきます。表面がカリカリになるくらいしっかり焼くのがおいしさのポイントだそう。肉汁を吸わせるように、傾斜の下にくる位置にキムチを配置。

さあ、出来上がり。みるからに美味しそうなサムギョプサル。

ニンニクオイルやキムチなども一緒に、サンチュやエゴマの葉で巻くようにしていただきます。

そこにすかさず生ビール!格別です。

土曜・日曜・祝日ならばお昼から通しで営業していますし、休日の贅沢な昼飲み気分に浸れること間違いありません。

香薫サムギョプサル(1,680円)

数量限定、ベーコンのように籾殻香薫仕立てにしたサムギョプサル。燻製の香りが好みの方はこちらがきっとお好きな味だと思います。

ビビンバ(1,080円)

定番のビビンバ。具だくさんで、しっかり混ぜていただきます。

今年に入ってから開店する飲食店は、従来からの「この料理ならこういう店造り」というカタチを覆す、ユニークな店舗が多いように感じます。外食の楽しさをゆとりや自由なスタイルで表現していて、素直に楽しくそして居心地もいいです。

日常にある非日常、韓国料理をリラックスできる空間で楽しみませんか。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/キリンビール株式会社)

店名korean kitchen カブ韓
住所愛知県刈谷市相生町2-32
営業時間営業時間
【月~金、祝前日】
11:00~14:00 (料理L.O. 13:30 ドリンクL.O. 13:30)
17:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
【土、日、祝日】
11:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
日曜営業
定休日
なし
開業年2021年10月14日