南浦和『初恋屋 南浦和店』豪快盛り付け!田端の人気店に支店誕生!

南浦和『初恋屋 南浦和店』豪快盛り付け!田端の人気店に支店誕生!

2021年7月16日

田端の初恋屋が南浦和に出店!支店でも、安くて豪快な「魚河岸料理」のコンセプトは変わりません。メニューもほぼ共通。品数豊富な刺身はもちろん、あら大根煮ヒレカツもどきが人気です。

田端に安くてボリューム満点の海鮮料理を提供する人気の酒場があります。店の名前は「初恋屋」。

創業は1976年。個性的な「初恋屋」という店名は、創業者の店主ご夫婦がお互い初恋で結ばれ、夫婦ふたりで店を開いたことから。

2010年に創業者が年齢などから店をたたもうと決断した際に、常連だった今のご主人・周東さんが店を引き継ぎました。初恋屋を残したいという想いから暖簾を受け継いだこともあり、代替わりしても料理は変えることがなく、初代考案の「ヒレカツもどき」は今も名物料理の一つです。

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二軒目に選んだ場所は南浦和。京浜東北線繋がりで。

それから10年以上が経過し、二軒目を検討していたそう。もともと飲食企業に勤めていたご主人は、前職の飲食店で同僚だった岡部さんに声をかけたのが、支店開業のはじまりです。岡部さんはその頃、昨今の状況の煽りを受けて飲食の仕事を失っていたときで、二つ返事で初恋屋支店の立ち上げに加わりました。

物件選びの条件としたのは、田端につながる京浜東北線の沿線であること。田端の常連さんには埼玉県の方も多いからだそう。王子など都内も検討したが、最終的に南浦和を選んだそうです。

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(写真は田端の初恋屋)

田端の初恋屋は周囲に鉄道関連の事業所が集中しており、皆さんにはいつもご贔屓頂いていると話しますが、京浜東北線の運行拠点がある南浦和を選んだのはまったくの偶然だと言います。

田端と違い、広くてゆったりとした南浦和店

こうして2021年6月29日に開店した初恋屋南浦和店。南浦和駅から南に200mほど。落ち着いた住宅街の中に店はあります。

もとはイタリアンレストランだった店舗で、壁紙は張り替えたものの、一部はレンガ調だったり、椅子も居酒屋風とはいえません。ちょっぴり不思議な空間に思えますが、内容はしっかり田端と同じ初恋屋でしたのでご安心を。

カウンターは4席ほど。二人用のテーブル席が中心です。落ち着けばベンチシートのテーブルで8人利用まで利用ができそう。16時の口開けに合わせてやってきましたが、17時を過ぎると続々とお客さんがやってきて、早くも人気店の様相です。

さて、それでは始めましょう。樽生ビール(550円)はサッポロ黒ラベル。どーんと大きめなウイングジョッキで登場です。それでは乾杯!

品書き

飲み物

田端の初恋屋とお酒の顔ぶれもほぼ同じ。ビールは瓶で赤星ことサッポロラガー(大びん650円)の用意あり。酎ハイ類(ベースはサッポロ焼酎)は350円から。リボンハスカップ玉露など、酎ハイの割材もサッポロ系です。ウイスキーはデュワーズ(380円)など。

日本酒は田端店と同じく、奥の松が定番酒。その他、月替りの銘柄や獺祭などの地酒が豊富に用意されているのも変わりません。

ホッピー(セット450円)もあります。頻繁に通う人ならば、ボトル売りのキンミヤ焼酎をキープしても良さそうです。

黒板メニュー

初恋屋のメニューは創作料理があるものの、基本はとってもシンプル。黒板にはお刺身がずらり。常時10種類以上のお刺身を揃えるのがこだわりのひとつだと言います。

エンガワカツオ真鯛サーモン平目赤貝生うに真あじ地だこくじらしまあじ金目〆ホタテ。値段も500円前後からとリーズナブルですが、ボリュームがスゴイので、それは出てきてからのお楽しみ。仕入れは田端と共同とのこと。

定番メニュー

名物はあら大根煮ヒレカツもどきねぎま鍋(980円)は、以前は田端へ足を伸ばして食べていました。マグロのトロを使った本格的なねぎま鍋です。一人分から頼めるので冬の鍋気分のときに最適。

手作りのポテトサラダ(350円)は田端では人気メニューです。アジフライ(290円)など300円前後のメニューが多く、お財布事情を気にせず頼めるのが嬉しいですね。

月替りメニュー

ホヤポン酢(480円)やマグロかま焼き(450円)など。

盛り付け丁寧で味付けもイイ!安さだけじゃない

真あじ刺し(480円)

かなり大きいサイズの真アジ。姿造りで1尾盛られてやってきました。寿司げたに載せられ、おろしたての生姜に食用菊まで添えられた非常に美しい盛り付けです。

軍艦巻きがつくのが初代からの初恋屋のお決まり。不思議な風習ですが、「飲む前に軽くお腹に入れてもらいたい」と、10年以上前の創業者から聞いたことがあります。

店長の岡部さんは南浦和店の開店前はしばらく田端店で働き、初恋屋のやり方を学んだそう。包丁の入れ方もよく、何を頼んでも満足度の高いお刺身が食べられることと思います。

あら大根煮(350円)

お得感たっぷりの「あら大根煮」。大鉢にたっぷりとブリなどのアラが入ります。

大根はこの通り、仲間で琥珀色です。汁気は少なめでたっぷりの削り節粉とネギもあって、なんだか割烹の料理にすら感じられます。

奥の松 1合5勺(550円)

田端の初恋屋で利用している三ノ輪の酒販店からのお酒を中心に、こちらも地酒が豊富に揃えられています。定番酒の奥の松は金紋辛口本醸造です。

奥の松を定番酒にしている東京の居酒屋は珍しいなと思っていました。初恋屋で飲んだことがキッカケで、奥の松がマイブームになったことも。1合5勺、おつまみ同様お酒もちょっぴり多めが嬉しいです。

初恋屋の創作メニュー、ヒレカツもどき(390円)

私もおすすめしたい一品、名物のヒレカツもどきはマグロフライのこと。大きくぶつ切りされたマグロを使い、衣のサクサクの中は予想以上にジューシーです。ツナのパサパサのイメージとは全く異なりますから、ぜひお試しあれ。

ソースがでてきますが、醤油で食べるのもなかなかいいものです。

酎ハイ(350円)

ニットクのマルチーサーバーから注ぐ強炭酸の酎ハイプレーン。揚げ物には甘くない酎ハイが一番!

マグロかま焼き(450円)

そうそう、マグロのかま焼きも初恋屋らしい一品。骨の周囲のトロっとした身がたっぷりついています。醤油を軽く垂らし、箸で摘んで頬張ればほっぺが落ちそうになります。火がよく通りパリパリになった部位は日本酒を進ませる素晴らしい酒の供。

混み合う田端の初恋屋で一体感を感じながら飲むのが好きです。ですが、広く開放的な空間で、それでいて田端と同じ内容の料理やお酒が楽しめるとなれば、こちらも選択肢に入るのではないでしょうか。

武蔵野線、京浜東北線北部沿線の方には、ぜひ一度は訪ねて欲しい一軒です。

ごちそうさま。あぁ、お腹いっぱい。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名魚河岸料理 初恋屋 南浦和店
住所埼玉県さいたま市南区文蔵1-16-1パークビル1F
営業時間営業時間
11:30~13:00
(売切れ次第終了)(金曜のみ)
17:00~
定休日
不定休
開業年2021年6月29日(本店の創業は1976年)