新潟『古町薮そば』創業80年!雪国で食べる蕎麦前と二八蕎麦

新潟『古町薮そば』創業80年!雪国で食べる蕎麦前と二八蕎麦

2021年1月13日

お蕎麦屋で飲むという習慣は、日本の居酒屋文化の原点の一つと言われていて、「蕎麦前」という呼び名もあります。

蕎麦前の代表的なおつまみといえば、板わさやそば味噌。老舗ほど、定番のおつまみにこだわりを持ち、店の歴史をエッセンスにして美味しいひとときが楽しめます。

新潟は古町にある薮そばは、昭和のはじめに創業し、80余年になるお店です。酒処新潟の蕎麦屋らしく、しっかりとした地酒の取り揃えが魅力です。

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新潟の地酒が揃う蕎麦前も楽しい老舗

冬の古町。夜は人の通行は落ち着いていますが、結構お店は混んでいたりするからおもしろい。

夜はおつまみも豊富で飲み屋利用に最適。お店は広く、テーブル席を広く使って静かに地酒が味わえます。

今日のおすすめは、魚沼のふきのとう天(400円)。ほかにも村上の銀鮭漬けなども加わります。

ビールは樽生が一番搾り(609円・税別)で瓶でスーパードライ(中びん609円・税別)。

おつまみは蕎麦前の王道、そばがき、卵焼き、そば味噌、焼鳥…。珍しいところでは、新潟の郷土料理「タレカツ」風の鳥カツ(1枚150円)や、鳥カツの柳川風なんてものもあります。

お酒は定番で6銘柄。朝日山 特別本醸造、鶴の友 別撰、八海山 純米吟醸、鶴齢 純米、〆張鶴 吟醸に麒麟山 伝灯辛口。自家製の蕎麦味噌つきです。

上燗につけてもらった麒麟山(509円・税別)。トクトクとお猪口に注いで小さく乾杯。

蕎麦前はお手頃なセットあり、〆は二八そば

一人酒に嬉しい蕎麦前3点盛り(550円)。鳥カツもついてきます。蕎麦屋の出汁で味を整えたタレカツ。辛口の麒麟山と相性は抜群にいいです。

お酒を2合ほど軽く飲んで、シメのお蕎麦(790円・税別)。ニ八の細い江戸風のそばに、濃いめで香り高いかつおだし。スルスルと手繰ったら、ちょうどいいお腹の具合。

冬は日本海の真牡蠣をつかったかきそばが人気

冬季限定、売り切れていなければ、ここは間違いなく日本海の真牡蠣をつかった「かきそば」が一番の一品。あいにくこの日は上質な牡蠣の入荷量が少なかったそうで売り切れでした。

落ち着きある老舗で静かな一杯。お店の暖簾が下がる頃、上りの上越新幹線に乗ればちょうど東京にいい具合に帰れます。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名新潟古町 藪そば
住所新潟県新潟市中央区古町通り八番町1490
営業時間営業時間
[月〜土] 11:00~20:00
[日,祝] 11:00~17:00
日曜営業
定休日
水曜、第3火曜
開業年1940年頃