東京では蕎麦屋で軽く摘んでお酒を一献味わってからお蕎麦を食べる「蕎麦前」という利用方法が江戸時代の頃からあります。
福岡ではというと、お蕎麦ではなくうどんの前に摘んで飲むというスタイルがあります。東京では讃岐うどんブームもあって、どうしてもうどんはクイックなお店に思いがちですが、最近は少しずつ九州スタイルの飲めるうどん店が登場しています。
今日は、そんな”うどん飲み”のお店から、浦安に2020年11月にオープンした「酒と肴 〆はうどん」をキャッチフレーズにした「酒と肴〆はうどん ながやま亭。 」をご紹介します。
(提供:キリンビール株式会社)
大手町から東京メトロ東西線で20分。東京都江戸川区から旧江戸川を越えて千葉県最初の駅・浦安駅。かつては漁村、いまはベッドタウン。駅前は飲食店が多く、飲み歩きが楽しい飲み屋街があります。
ベッドタウンにできたうどん酒場
「ながやま亭。」は駅から3分ほど。平日のお昼はうどんのお店、夜は〆のうどんを前に軽く一杯というスタイル。土日祝日は正午から通しで営業し、浦安で貴重な昼酒(昼飲み)処になります。
もともとは都心で九州料理を開いていた方による新店舗(新業態)です。5年前からうどんの酒場を出そうと案を練っていたといいます。
テーブル席を中心としたつくりで、家族連れでも安心して利用できる雰囲気。土曜のお昼、子供連れで来たら、大人は軽くビールを飲んで、お子さんはうどんを食べて、なんていう利用に向いています。
(テーブルごとに敷居や衝立があり、比較的ゆったりとしたつくりです)
調理場に向いたカウンター席は、ひとり、ふたり利用向き。仕事帰り、夕飯にうどんを食べる前に一杯、焼酎とごぼ天単品など良さそうです。
料理や品書きのご紹介前に、まずはやっぱりビール(キリン一番搾り樽生450円・以下別途表記があるものを除き税別)で乾杯。
飲めるうどん屋、おつまみ充実
瓶ビールでは、キリンラガー(中びん530円)、ハイネケン(480円)が選べ、ハイボールは、スコッチの「ホワイトホース」(360円)を使用。サワー類は380円と値段は日常利用向き。
博多のうどん居酒屋もそうですが、やっぱり和酒のラインナップが豊富なことが良いですよね。南阿蘇の白川水源の湧水で仕込む八代不知火蔵 本格焼酎白水(380円)など、日本酒は沢の鶴(480円)など。
山田錦を使用した沢の鶴を3種類飲み比べできるセット(880円税込)もあります。
メインのうどんは480円からで、かけ、肉うどん、かしわ天うどんなど。トッピングは単品でも注文可能です。
うどんがメイン。でもその前に「ちょっと摘んで飲みたいな」という気持ちにさせてくれるおつまみ各種。イカ刺し、明太ちくわ、手羽元コショウ焼きなどが並びます。(お通しあり)
炙りしめ鯖(880円)。ボリュームある一品。脂ののりがしっかり。
こちらは馬刺し赤身(780円)。表面の照り具合が焼酎を誘います。
明太子玉子焼き(580円)。醤油いらず、明太子の旨味とだしの味わいが楽しい、甘くない九州味です。
ホワイトホースハイボール(360円)。すっかり酒場にスコッチハイボールは定着しましたね。
チキン南蛮(680円)。下味がしっかりついたジューシーな唐揚げに、ごろごろとはいった玉ねぎ、玉子の食感が楽しいタルタルソース。
こうなると欲しくなるのは、一旦戻って瓶ビールです。熱々の口を冷やすように、すかさず一杯。これがたまらない瞬間です。
うどんは480円から!
うどんは自家製麺。店内の一画にうどん製麺機があります。
福岡のうどんといえば、やっぱり「ごぼ天うどん」(760円)。
すっきりとしたスープにほどよく天ぷらが染み出して、〆としてのうどんだけではなく、これもひとつのおつまみになるのが、福岡のうどんですね。
表面は優しくしんなりとして、もちもちとした食感。ごぼう天を頬張れば、もう一杯飲みたくなってきます。
ハイネケン(480円)。〆のうどんなのに、やっぱり飲んでしまいます。
うどん飲みという楽しみ方が、本場や都心に行かずして、こうしてベッドタウンで楽しめるようになりました。
本格うどんを食べるついでにちょっぴり飲みたいな、というときに最適な「酒と肴〆はうどん ながやま亭。 」、お近くにお住まいでしたら、軽く一杯飲みにいってみてはいかがでしょう。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/キリンビール株式会社)
店名 | 酒と肴〆はうどん ながやま亭。 浦安店 |
住所 | 千葉県浦安市北栄1-11-1 醍醐ビル 1F |
営業時間 | 営業時間 [月~金] 11:30~23:00 日曜営業 定休日 無 |
開業 | 2020年11月6日 |
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