【閉業】茅場町「魚平 箱崎町店」 大びん410円!人形町の人気立ち飲みの支店が登場

【閉業】茅場町「魚平 箱崎町店」 大びん410円!人形町の人気立ち飲みの支店が登場

2016年7月5日
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茅場町から水天宮らかけては、梯子酒好きには天国のような地域。ワサワサとしている街で飲むのも良いけれど、しっぽり大人の梯子酒をするならばやはりこの界隈に限ります。

しかもサラリーマンの街なので、リーズナブルな酒場が多く、老舗から新進気鋭までバリエーションもたっぷり。まだ飲みに行ったことがないという方、もったいないですよ。ぜひ、当サイトを参考に巡ってみてください。

例えば、茅場町で瓶ビールの最安値といえばここ、「魚平」です。人形町にある小箱立ち飲みの支店で、2015年12月にオープン。新しい酒場ながら、しっかりと古典的な配置を守られていて、飲んでいて実に心地が良い。

ふらりと立ち寄って大びん一本に、おつまみ二品ほど食べて千円でお釣りがくるような飲み方が可能。ゼロ軒目としてのポテンシャルが高いので、この酒場を覚えておいて損はありません。

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では早速飲んでいきましょう。17時。近くにある酒類企業さんと打ち合わせを終えて、さぁ飲むぞ!と意気込んでやって来ました。口開けにお店に入るっていいですよね。

瓶ビールが410円と大変お値打ちなのですが、酎ハイや日本酒類も200円台とだいぶ攻めています。

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それでは、茅場町最安(2016年6月塩見調べ・最低価格を保証するものではありません。)の一番搾り大びんをもらって、乾杯しましょう。

ふふ、行き交う人達はまだ帰社途中でしょうか。スーツ姿でしかめっ面で歩いている人を見ながら、お先に失礼と心のなかで音符マークをつぶやきながら、グビっと一口。

(♪)

ふふ。

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ぷはーってお行儀がよくないのでイイませんが、心のなかは音符マークでいっぱいです。

はいはい、次行きましょう。えーと、食べ物はどうしようかな。ほとんど100円台とお財布に優しいものばかり。豪遊しちゃいます?

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私のおすすめは、この漬けマグロ刺し(180円)。結構おおきく、ねっとり美味しい。余韻にビールがくいくい進みます。タコの頭ももらって、左手にビアタン、右手にお箸という基本体制に(笑)

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今日はシイラがおすすめということで、おすすめは素直に聞くタイプなのでもちろん注文。脂が乗っていて旨味、甘味が強く、醤油はやや多めにつけて食べるととこってりと美味しいです。

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豆腐いりのもつ煮込みは130円。一人でつまむのにちょうどいいサイズ。根菜がいろいろ入ったタイプで、ビールから酎ハイに切り替えてもいい感じ。

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100円台だからといって、フライものも4尾入っていたりと、コスパいいねと感じさせてくれるのはさすが魚平。

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ビールから酎ハイ類に切り替えて、まずはトマトハイ(280円)。最近は立ち飲みちを中心にトマトハイってすっかり定番になってきましたね。飲むと健康になる気がする?免罪符の美味しさがあります(笑)

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酎ハイはなんと230円。ハッピーアワーなどではなく終日この価格。しかも、テーブルにはクエン酸が常備されていて、お好きな量を入れ放題となっています。クエン酸サワーが230円ですよ、センベロを求めて各地を回っていても、まさか日本橋箱崎にあったとは、穴場でしょう。

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ハムカツは揚げた直後にソースにドブ漬けしているので、よく衣に染み込んでいます。甘めのソースのバランスが良く、ビール、酎ハイ、ハイボールをぐんぐんと空にしていく力強い存在です。

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もうね、安いから二杯とかまとめて頼んじゃうよね(笑)

いかがでしょう。駅からやや遠いので、ここを目指して途中下車というよりは、「今日は茅場町、水天宮、人形町を梯子するぞー」と気合を入れて飲むときの一軒目に使うのがよいかもしれません。

ご近所さんは毎日通いたくなるはず。茅場町・新川界隈は酒造会社も多く、これはそんな会社での打ち合わせ帰りで頻繁に出没することとなりそうです。ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/キリンビールマーケティング株式会社)

立ち呑み 魚平 箱崎町店
03-5641-5443
東京都中央区日本橋箱崎町21-6
17:00~23:00(土日祝定休)
予算1,200円