大阪「赤垣屋 梅田店」 朝からちょい飲み、昼もちょい飲み、梯子の帰りにもちょい飲みで!


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大阪が羨ましい。朝からやっている酒場が当然のようにターミナル駅周辺にあるし、通しでやっている飲み屋の数はきっと東京よりも多いはず。しかも値段設定がとてもシビアで、飲み代も予想以上に安くおさまります。ぽつぽつと点在しているので、ポイントを抑えて飲みに行きましょう。

たとえば、梅田でちょい飲みするならばここ「赤垣屋」は基本中の基本。梅田地下街の一画、「Whityうめだ」にはいるお店で、JRや私鉄、地下鉄の駅から傘をささずに立ち寄れます。また、ちょうど乗り換え通路としても通ることの多い地下街なので、地下鉄梅田駅に乗り換える合間にふらりと吸い寄せられてしまうお店です。

この界隈は有名な串かつ店も数軒ありますので、大阪で梯子酒するならばスタート地点として設定したい場所でもあります。朝9時の開店とともに、朝酒を楽しみに来ている常連さんたちでどどっと8割方うまり、30分程度の滞在で軽く千円弱で飲んで次へと流れていく光景がみられます。朝の梅田の地下は、通勤するスーツ姿のサラリーマンにまじり、すでに頬を赤く染めた飲兵衛さんたちも入り混じっているのです。なんて幸せで平和な世界なのでしょう。

赤い看板に黄色いのれんがトレードマーク。くぐって奥へと遅く伸びるカウンター中心の店内。厨房の様子は隠さずすべてみせるタイプ。嘘偽りなくちゃんと料理している様子をみせてくれます。

 

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ささ、そんな観察ばかりしていないで飲みましょう。ビールは生が一番搾りで瓶ビールはなんとクラシックラガー。梅田地下街というパブリックで日常の中心的な立地でさらっとでてるビールがクラシックラガーというのはやられちゃいます。しゅっとしたキリンのダイビンを傾けて、では早朝から乾杯です。

昭和40年代の味を再現したクラシックラガーは、やっぱり独特の苦味と深みが感じられます。ぐいっと飲んでのどごしを味わうビールとは違う、ビアタンに注いでちびちび飲みたい味ですね。

 

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おつまみは串かつとどて焼きが看板で、もちろん期待通りの味を楽しませてくれるのですが、大阪はきっとこの後のどこかで串かつ専門店に入るはずですので、あえて小鉢系で刻んでいくというのが私の使い方。

 

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“さらし”とトロロおくらに冷やしトマトをチョイスし、あとはちびちびと瓶をビアタンに傾ける動作を繰り返すだけ。いいんだよ、これが。生でぐいっと飲みたい日もあるけれど、やはりこれです、これ。

瓶ビールが人気ですが、それと並びオーダーが多いのは淡麗の樽生。キリンの発泡酒の樽生は珍しいですが、中ジョッキで270円という安さはやはり魅力的。とはいえ、ビールの一番搾りも350円と東京の立ち飲みよりも絶対割安に感じられます。

 

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ここは串ものならば焼き鳥も用意があるので、さくっと摘んでいくのにおすすめ。天ぷらやハムカツ、カキフライなどの揚げ物もあり、ふぐ皮ポン酢やナマコ酢など海鮮も揃う、小さな総合居酒屋という感じの品揃え。なんでもあるので、何を食べようか決まっていないときに、まずは赤垣屋に入ってビールを飲みながら短冊を見渡して決めるというのもあり。料理はだいたい200円前後なので3品くらい頼んでも千円未満で社長気分。

 

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酎ハイはレモンハイ(300円)から。オーシャンラッキーを使ったラッキーハイボールはなかなか見かけない飲み物で、いつものウィスキーハイボールとはちょっと違う独特な味でくせになります。

 

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さらにいえば、面白いところで最近宝酒造が仕掛けている(と思われる)下町のハイボールがこんなところにも入っています。元祖ハイは大阪では貴重な甲類をベースとした酎ハイです。独特なエキスの風味は、ここ梅田で飲んでも下町のそれとかわりません。東京から飲みに来て、わざわざボールを飲む必要はないかもですが。

 

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明るくて清潔な店内。リニューアルして女性一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気になりました。お通し・チャージ無しでお酒が300円程度におつまみ200円。適当に頼んで、せんべろを狙えばお釣りがくる価格で抑えられますが、せっかくですしもうチョイとつまみとお酒を足して、悔いのないように暖簾をくぐりたいところ。

電車までの時間、ホテルの朝食代わりに、打ち合わせの間のちょっとした空き時間に、いつでもふらりと寄れる人気の立ち飲みです。

さて、次はとなりで串かつと行きましょうか。
ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

赤垣屋 梅田店
06-6643-2348
大阪府大阪市北区梅田地下街2-5
9:00~22:00(基本無休・ホワイティうめだの閉館日に準ずる)
予算1,400円



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