藤沢『大新』家族三代が守る名店の味と名物餃子・チャーハンを実食レポ

藤沢『大新』家族三代が守る名店の味と名物餃子・チャーハンを実食レポ

藤沢にはものすごくパワフルな町中華があります。お昼から朝4時まで営業する『大新』です。創業から50年以上、地元の人なら知らない人はいない人気店。看板料理の餃子は尖った個性ははないもののしみじみ美味しいです。

スポンサーリンク

三代で守り続けてきた藤沢の味

『大新』の創業は昭和48年(1973年)。今では親子三代に渡り暖簾を守る、地域に根ざした家族経営の町中華です。店内はテーブルだけでなくカウンター席があり、一人客もグループも気軽にくつろげる空間。昔ながらの赤いテーブルや椅子、壁に貼られた手書きのメニュー、どこを見ても町中華の王道そのもの。

湘南らしいカラッと明るい雰囲気も相まって、初めてでもどこか懐かしさを覚える空気が流れています。

驚くべきはその営業時間。朝11時から翌朝4時までと、ほぼ一日中開いており、ランチにも飲み会の締めにも、深夜の小腹満たしにも頼りになる存在です。長年通う常連さんが多いのも納得です。

名物の餃子と黄金色のチャーハン

半チャーハン

半チャーハン 580円

今回は半チャーハンと名物の特製餃子を注文。

チャーハンは、ラードと玉子のコクがしっかり効いた、しっとり系ながらもパラパラとした食感が心地よい一品。シンプルな具材ながら、火加減と混ぜ方の妙で、ご飯一粒一粒に旨みが感じられます。

特製餃子

特製餃子 490円

餃子(490円)は、ニンニク入りですが香りは控えめで、素材の旨みが主役。国産食材にこだわり、皮は製麺所に特注したものを使用しているという自家製スタイル。焼き目はカリッと、中はジューシー。ビールやハイボールとあわせていただくと、町中華の醍醐味を存分に味わえます。

他にも、餡がたっぷりのあんかけ五目焼きそばや、ひき肉とザーサイがたっぷり入った名物「大新ラーメン」も人気。深夜でもきちんとした料理が出てくるのは、まさに町中華の鏡と言えるでしょう。

飲み客歓迎が嬉しい

サッポロラガービール中瓶 600円

中華料理店らしく、アサヒスーパードライや紹興酒はもちろん、酎ハイやハイボールも用意されています。ハイボールは大ジョッキで提供されるのも酒好きには嬉しいポイント。仕事帰りに軽く一杯、または食事とともにゆっくり飲みたい時にもぴったりです。

通いたくなる、藤沢駅前の“正しい町中華”

便利な立地と長い営業時間、親しみやすい雰囲気、そしてしっかりとした味わい。地元の人はもちろん、藤沢を訪れた際にふらりと立ち寄ってほしい一店です。変わらぬ味と温かさが、きっと心に残るはず。

店舗詳細

品書き

一品料理 おつまみ 飲み物
麺類・飯類
店名中華 大新 藤沢店
住所神奈川県藤沢市南藤沢23-10 六光会館 2F
営業時間11:00 – 04:00
木曜日定休
創業1973年