蒲田『玉川屋酒店』巨大焼豚の皿台湾で赤星進む!元角打ちの町中華

蒲田『玉川屋酒店』巨大焼豚の皿台湾で赤星進む!元角打ちの町中華

浜松町の人気中華料理店『玉川屋酒店』が2024年9月1日、蒲田へ移転オープン。一足お先に酒卸の旭屋さんと飲みに行ってきました。名物料理「皿台湾」の豪快さに驚愕!お酒が良心価格なので、ついついしっかり飲んでしまいます。

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もともとは角打ちでした

浜松町の角打ち時代

2022年頃より町中華ファンの間で話題になった浜松町の『玉川屋酒店』。店名の通り、もともとは酒屋さんで角打ち営業もしていたことから、酒場・角打ち好きの間では有名なお店でした。

若い店主さんが中華に力を入れるようになり、炒飯の有名店へ。その後、名古屋めしの「皿台湾®」を提供するようになりました。大変な人気店となりましたが、浜松町の酒屋を改装した店舗での営業を終了。2024年夏、大田区蒲田へと移転されました。

ということで、蒲田に移転した『玉川屋酒店』に、地元の酒屋さんと一緒にやってきました。酒販店ではなくなっても店名には変わらず”酒店”とあるのが素敵です。

「ビールにあう炒飯と名物皿台湾」というキャッチフレーズから分かる通り、お酒を飲むことを推奨している嬉しい中華料理店です。ちなみに、選ばれたビールはサッポロ生ビール黒ラベルとサッポロラガー(赤星)でした。

明るく清潔、広い店内。お酒はセルフ式?

店内はL字カウンターと4人で利用できるテーブル席、立ち飲みカウンターもあります。

内装には随所にこだわりが感じられ、シルバーに輝く広い厨房と、ゆとりのあるカウンター、立ち上がり袖部に貼られたタイルが空間を引き締めています。

最も目を引くのは、立ち上がりに並ぶ巨大な焼豚(チャーシュー)の塊です。これが名物の皿台湾には不可欠な食材。豚の脂と醤油ベースの甘い香りを漂わせています。

さて、酒場好き・町中華で飲むのが好きなものとして気になるのはお酒のラインナップです。瓶ビール以外にもいろいろ入っていて嬉しい!

プレオープン時は都度払い方式で、好みのお酒を自分で取り出すスタイルでした。

名古屋のソウルフードが蒲田にやってきた

サッポロラガービール中瓶:500円

なにはともあれビールから。キンキンに冷えた瓶ビールは町の中華屋さんのアイドル的存在ですね!それでは乾杯!

待つこと7分ほど。運ばれてきた「皿台湾」の盛りの良さに、取材同行頂いたお酒屋さんの皆さんや酒造会社さんから歓声が上がります。

「うわ、すっごい!めちゃくちゃ美味しそう」

一般的な焼きそばの1.5倍はありそうなボリュームです。浅草開化楼特製の縮れ麺、ひき肉、もやし、にら、鷹の爪。そして厚切りの焼豚(チャーシュー)がごろんごろんと盛られています。

お肉には甘い特製タレが追いがけされており、それだけで赤星の中瓶があっという間に空になるほど美味しい。いえ、ここはあえて「旨い」という言葉を使いたい!ニンニクのパンチがたまりません。

そもそも皿台湾とはなにか。これは名古屋めしのひとつで、名古屋市営地下鉄名港線の六番町駅が最寄りの人気中華料理店「人生餃子」が発祥の名物料理です。お気付きの通り、「皿台湾」の”台湾”は名古屋名物の台湾ラーメンから来ています。

『玉川屋酒店』の店主が「人生餃子」で修行し、こうして蒲田で食べられるようになりました。

※「皿台湾」は「人生餃子」店主さんの登録商標です。登録番号:第5754456号

デュワーズウイスキー:300円 炭酸:200円(使い放題)

皿台湾は、しっかり辛い!ビールが進むこと間違いありませんが、ハイボール(デュワーズ)との相性もなかなか。

ごちそうさま

店主が惚れ込んで修行した自慢の『皿台湾』をつまみに、かつて酒屋だった名残を感じながらビールや酎ハイ、ハイボールを楽しみました。

次回はビールに合う炒飯にも挑戦したい!リピート必須の新進気鋭町中華です。

詳細

取材はプレオープンにおこなっております。値段が異なる可能性があります。

(取材協力:株式会社旭屋)

店名玉川屋酒店
住所東京都大田区西蒲田7-34-1
営業時間インスタグラム公式アカウントを確認
オープン日2024年9月1日 浜松町から移転再開