虎ノ門ヒルズステーションタワー『角打ちKAN』昼飲みできる角打ち誕生!コの字でおでんも満喫

虎ノ門ヒルズステーションタワー『角打ちKAN』昼飲みできる角打ち誕生!コの字でおでんも満喫

2023年10月3日

10月6日に開業する森ビルの大規模プロジェクト「虎ノ門ヒルズステーションタワー」内「T-MARKET」に、総合酒類卸の榎本酒類が同社初となる角打ち『角打ちKAN』を開業させます。今回は気になる最新角打ちの様子を一足はやくお届けします。昼飲み可!ちゃんと手頃な値段で大瓶も飲めます。

スポンサーリンク

日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅直結

虎ノ門ヒルズ駅ホームからみたステーションアトリウム

日比谷線が開通して以来56年ぶりに設置された新駅「虎ノ門ヒルズ」。駅名から分かる通り、森ビルが開発する大規模再開発エリア「虎ノ門ヒルズ」へのアクセスを目的として建設されました。当初、仮設の出入口でしたが、虎ノ門ヒルズ内の最新施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の完成に合わせ、新エントランス「ステーションアトリウム」及び改札口が誕生しました。

地下とは思えない吹き抜けで明るい空間を抜けた先は、ステーションタワー内の飲食フロア「T-MARKET」に繋がっています。27の店舗が入るこの空間は、近年の商業施設に多い開放的な店が並んでおり、横丁を散策するような雰囲気です。

名古屋発のコの字酒場、レモンサワー専門店、バースタンド、ブルワリーレストランなど、お酒好き向きに店舗も多いのが印象的。同じ森ビルでも、六本木ヒルズとは違う日常使い向きの空間です。

とくに、今回ご紹介する『角打ちKAN』は日々お酒を楽しむ人には嬉しい一軒。店名の通り本物の角打ちです。

店はふたつのエリアに分かれています。ひとつはおでん鍋を中心にコの字カウンターを配した酒処(おでん酒場)コーナー。

ハイチェアながら落ち着きあるトーンで統一されており、ちょい飲みのつもりが長居してしまいそうです。

それでは気になるメニューをみていきましょう。

品書き

  • 樽生 サントリーザ・プレミアム・モルツ:605円
  • ハイボール1929:550円
  • KANのレモンサワー:605円
  • 冷酒 農口尚彦:759円
  • 灘の割り燗:759円
  • 出汁割り酒:550円

料理

  • おでんおまかせ盛り合わせ:825円~
  • おでん単品:275円~
  • 開運伊勢御豆腐:550円
  • 酒粕とベーコンのポテトサラダ:550円
  • 酒屋のだし巻き 灘の甘酒風味:550円
  • 大山鶏のチキン南蛮 柴漬けタルタル添え:880円

いい意味でヒルズっぽくない正統派のおでん

料理長の杉村さんは、奥沢の住宅街で人気店「おでん高太郎」を10年経営していた方。『角打ちKAN』の料理長として、店の味を酒販店の角打ちから専門店の域に高めています。

気になるおでんは、日高昆布と静かの花鰹で出汁をとった東京風の正統派です。

上品すぎず、ほどよく日本酒を誘うしっかりとした旨味がありました。

おでん以外にも、甘酒どつくる酒屋のだし巻きや、大山鶏のチキン南蛮 柴漬けタルタル添え、豆腐飯など、個性的なおつまみが揃っています。

冷酒は農口尚彦氏がつくる「農口尚彦」のみを提供予定とのこと。久しぶりに飲みましたが、果実のような香りとふんわりとしつつも厚みのある味で、これは外国人に喜ばれる理由がよくわかります。

角打ちスペース

店の右奥が角打ちスペースとなっています。今更ですが、角打ちとは酒販店の一画でお酒を飲むことを意味する九州北部の言葉。東京は「もっきり」、東北は「コップ酒」などと読んでいましたが、現在は全国的に角打ち(かくうち)で統一されつつあります。

ということで、ここは業務用酒類販売・榎本さんの正統派小売スペースの角打ちテーブルです。並んでいるお酒は買っていくことも可能ですが、こうしたロケーションでは、ほとんどの方が角打ちとして利用することになりそうです。

賀茂鶴、菊正宗、櫻正宗など、なかなか渋い品揃えです。

お酒の業界では、蔵元のお子さんがしばらく酒類卸や酒販店、ビールメーカーなどに丁稚(でっち)修行のため就職することがあります。榎本酒類でも多くの蔵元さんを受け入れてきたそうで、そのご縁を大切にしたいと、付き合いが深い蔵を中心に選んだそうです。なんと、鮎正宗もありました。

最近の角打ちは大手ビールを置かない店が増えていますが、こちらは昔ながらの角打ちでは主役級の存在である瓶ビール大瓶がデーンと並んでいます。価格は600円台で検討中とのこと。駅直結の角打ちとして存在感がありそうです。

銘柄は大手4社から各1銘柄。キリンクラシックラガーとサッポロラガー、あえて熱処理ビールを2種類置いているのがマニアックですね。

ごちそうさま

「国際新都心・グローバルビジネスセンター」を謳う森ビルの新施設「虎ノ門ヒルズステーションタワー」内にあって、新しいけどどこか懐かしい『角打ちKAN』。虎ノ門散策の際、ふらりと立ち寄りお酒を楽しんでみてはいかがでしょう。

ステーションタワーの最上階(49階)には、地上250メートルのプールがありました!(最上階のレストラン利用者のみ入場可)

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名角打ちKAN
住所東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズステーションタワー地下二階
営業時間角打ち
14:00~23:00(土は11:00~)
酒処
平日 11:00~14:30 17:00~23:00
土曜 11:00~23:00
日祝 11:00~22:00
オープン日2023年10月6日(金)