千葉『IMADEYA 千葉エキナカ』JR改札内にある角打ちで別格の黒ラベル

千葉『IMADEYA 千葉エキナカ』JR改札内にある角打ちで別格の黒ラベル

2022年11月14日

改札を出ずに美味しいビールや地酒が飲める店があると何かと便利。千葉駅構内には、人気酒販店『IMADEYA』が出店しており、角打ちコーナーが併設されています。豊富な地酒やワインに加え、注ぎ方にこだわった「別格のサッポロ黒ラベル」が楽しめます。

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ラチ内立ち飲みで一寸一杯の楽しみ

改札を通ってしまったけれど、電車の時間まで30分ある…。列車を乗り継ぐけど、少し喉が渇いた…。

そんなときに嬉しい、改札内にあるカフェ。でも、本当に飲みたいのはコーヒーではなくてお酒だってこともありますよね。駅構内で立ち飲みや角打ちが楽しめる店はそれほど多くはありません。同じ駅ナカでも、改札外ならば色々あるのですが――

千葉駅には、なんとコンコース内にお昼から気軽にお酒が楽しめるスポットがあります。8番線ホームへのアプローチ脇にある酒販店『IMADEYA千葉エキナカ店』です。

IMADEYAは千葉市内で1962年に創業した酒販店です。千葉駅構内だけでなく、東京では「GINZA SIX」や「錦糸町パルコ」、清澄白河にも出店する、いま注目の酒販店です。

『IMADEYA千葉エキナカ店』は、一般的な駅構内の酒販店に多い観光客・出張者向けのお土産をメインとした品揃えの域を超え、百貨店の酒類売り場を彷彿とさせる規模です。もちろん千葉の地酒はありますが、国産ワインや希少な日本酒まで揃っています。

小売スペースの隣では、駅構内、しかも改札内では非常に珍しい角打ちスペースが営業中です。お昼から夜まで通しで営業しており、休日の買い物帰りや、平日の帰宅前の一杯にふらりと立ち寄れます。

なかなか本格的な雰囲気です。それでは、覗いてみましょう。

店内は一部椅子席がありますが、基本的には立ち飲みです。管理が行き届いた状態の良いワインや日本酒、生ビールが楽しめます。

品書き

黒板のオススメ

日本酒は、風の森 ALPHA4:1,000円、八仙 古城錦:800円、百十郎しっとり:500円など。

ワインは朝日町ワイン:500円、北海道中央葡萄酒 北ワイン ケルナー 2021 くらら:800円など。

その他、百年の孤独:800円、天使のレモンサワー:700円、別格のサッポロ黒ラベル:600円など。

料理は、フレッシュ削りたてジロール:650円、いわしのマリネ:400円。

ブックメニュー

樽熟物語という、IMADEYAならではの取り組みのお酒も注目です。

全国の蔵元から特別にいただいた本格焼酎などを店内の小樽で自家熟成させています。

とのこと。

西酒造(日置市)の天使の誘惑は芋焼酎のシェリー樽熟成:800円、豊栄酒造(球磨郡湯前町)KANGAKOI 米焼酎の樽熟成:800円など。

その他 お薦めのドリンク

スコッチウイスキー デュワーズ:550円、ジャパニーズウヰスキー ニッカ セッション:700円、クラフトジントニック:700円など。

おつまみ

単品チーズ各種:400円、日替わりおつまみ:350円、本日のアヒージョ:600円、おでん:800円など。

旅疲れを癒やす、看板に偽りなしの生ビール

別格のサッポロ黒ラベル(600円)

注いだ泡をスプーンでかきだして、改めてクリーミーな泡をそっと載せて完成。注ぐのに1分かかる、こだわりの一杯。それでは乾杯!

なるほど!これは確かに「別格」です。改札内で飲める生ビールとしては間違いなく日本トップレベルです。

いま、全国に黒ラベルなどのいわゆるナショナルビールをこだわって注ぐ店が増えています。ゼロ軒目に、美味しい生ビールが嬉しいですね。

きれいなレーシングができました。これから千葉を経由する電車移動のときは必ず立ち寄りたい、そう思えた一杯です。

日本酒はワイングラスで提供されます。珍しい銘柄が多いので、ビールだけで終わらなくなりそうです。

さくっと楽しむラチ(駅中ビジネスでラチは改札のこと)内角打ち。もっと増えるといいですね。

Suicaでお会計を済ませて、ごちそうさま。

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名IMADEYA千葉エキナカ
住所千葉市中央区新千葉1-1-1 JRペリエ千葉エキナカ3F
営業時間角打ち営業時間は12:00~21:00(金土は12:00~22:00・基本無休)
開業年2016年(本店は1962年)
公式サイトhttp://www.imadeya.co.jp/