小倉『ていしゃば』朝から飲める!駅横のディープゾーンにある低価格酒場

小倉『ていしゃば』朝から飲める!駅横のディープゾーンにある低価格酒場

2022年9月13日

小倉駅の横に駅前とは思えないディープなゾーンがあり、そこで朝から営業している店が『ていしゃば』です。2018年に経営が変わり、現在は近くの韓国系ホルモン酒場『白頭山』の系列店となっています。立ち飲みをやめて椅子がつきましたが、値段は変わらず安いです。

スポンサーリンク

小倉駅徒歩1分、お昼から飲める安い酒場

外観

小倉駅の近くで小一時間の空き時間ができたら、とりあえず『ていしゃば』を目指すのも良いかもしれません。改札からでも3分あれば飲みに行ける近さと、午前中から通しでやっている利便性が魅力です。なおかつ、お酒とおつまみのオトクなセットが500円と、まるでファーストフードのような価格設定なのだから、実に嬉しい存在です。

ですが、同店。かなりディープなエリアにあり、飲みに行くのを躊躇してしまうかも。歌舞伎町で飲み慣れている人ならば大丈夫だと思いますが…。立地の話はこれくらいにして、早速暖簾をくぐりましょう。

内観

店は広く、奥へと伸びています。かなりレトロな建物にあり、昭和の頃からかわったものは、液晶テレビくらいでしょうか。低価格の酒場ながら、立派な一枚板のカウンターがあり、どっしりとした安定感があります。

冒頭にも書きましたが、2018年に経営がかわりまして、同店の近くにある韓国料理・焼肉酒場「白頭山」のグループとなりました。それにあわせて従来立ち飲みだったカウンターには椅子が並べられ、料理の顔ぶれも変わりました。

野球帽やジャンパーが似合うベテランの飲兵衛さんたちが先客で飲んでいました。最近は、昼飲みを目指して若い人も飲みに来るのだと店員さん。

品書き

お酒

ビール類は、樽詰がサントリー ザ・プレミアム・モルツ:440円とサントリー金麦:300円。瓶でアサヒスーパードライ:440円、キリンラガー:440円。

ほかには、サントリーこだわり酒場のレモンサワー:330円、メーカーズマークハイボール:440円、サントリー赤玉パンチ:440円など。

料理

焼鳥は、砂ズリ豚バラ肉団子など110円~。盛り合わせ:640円~もあります。

揚げ物はアジフライ:330円、カキフライ:440円、串揚げセット:740円など。

鉄板モノは、ギョーザ鉄板:550円が北九州らしいですね。

焼物は豚足:550円、骨付きカルビ:880円など。

金麦に唐揚げなどをつけられるお疲れ様セット:500円はちょっぴりオトク。自家製キムチが充実しています。

午後3時。瓶ビールでひと休み

キリンラガー瓶ビール(440円)

まずはビールから。中瓶で440円。関西の大瓶の安さには敵わないものの、それでも充分お手頃価格です。なにより、電車の待ち時間の暇つぶしに、午後3時という飲酒には中途半端な時間から飲ませてくれることに感謝です。

板わさ(330円)

門司や下関、小倉はかまぼこ専門店も多く、身近な存在なのかもしれませんね。それにしても1本まるごとでてくるのには驚きます。包丁を入れ、サンドイッチにバターを塗るかのように山葵が挟まっています。

豚バラ・砂ずり・肉団子(110円~)

キムチの種類が多くて注文しようかどうか悩みます。でもまずは看板料理のやきとりを。九州らしいキャベツを添えたスタイルです。

一度揚げてから焼いている肉団子(170円)は、小ぶりなからサクサクとした食感と濃いめのタレの相性がよく、クセになるそうな一品です。

金麦(300円)

金麦もプレミアムモルツのジョッキで出てくると、嬉しさもグンとアップするかも?

韓国系の店員さんとワイドショーの美容系の特集をぼーっと眺めて雑談したり、店長さんと近隣の酒場の話などをしながらのんびりとしたひとときを過ごしました。

そろそろ新幹線の時間です。ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名ていしゃば
老舗福岡県北九州市小倉北区京町2-4-27
営業時間10:30~21:00(無休)
開業年2018年から現体制