酎ハイ一杯200円!料理も300円前後ととってもリーズナブルなもつ焼き酒場が、小平・一橋学園にあります。店名は『春夏秋冬』。手頃な値段なので、日々通う常連さんも多い地域密着店。フレンドリーな店員さんたちが切り盛りしています。キンキンに冷えたジョッキで乾杯しましょう!
目次
大学、駐屯地…一橋学園は酒場が賑わう条件が揃っている
西武多摩湖線は、同じ西武鉄道でも新宿線や池袋線と比べればかなりローカルな路線で、国分寺と萩山(多摩湖)を細かく停車しながら結んでいます。今日はそんな西武多摩湖線で、JR中央線と接続する国分寺駅から1駅目となる、一橋学園駅にやってきました。
一橋学園の由来はご存知、国立一橋大学ですが、街の開発が本格化したのは、昭和にはいってすぐの1930年代。西武沿線各地にある「学園都市」構想のひとつとして西武系列主導で開発され、当初は「小平学園」という駅名だったそうです。
現在では大学を中心とした住宅街になりましたが、駅前にはかつて田畑が広がっていた小平村の頃からの広大な敷地に、国土交通大学校、小平駐屯地、関東管区警察学校といった国の機関が集中しています。人が集まる場所に飲み屋街あり、ということで、一橋学園は街の中心である小平駅周辺以上に飲食店の数が多いです。
そんな一橋学園駅前で、一軒の居酒屋を訪ねました。お店は『春夏秋冬』。2017年からこの場所で営業しています。
外観
商店街の中にある地域密着の酒場です。開店は16時と、周辺より一足早めに営業がはじまります。
内観
店内は厨房に面したカウンター席と、二階にグループ向けの席という配置。店の歴史はまだ新しいですが、地元に根づいたいかにも酒場といった雰囲気が心地良いです。一人飲みでも安心。
品書き
お酒
特徴はなんといっても、お酒の安さです。特に低価格をうたった店ではないものの、生ビール(アサヒスーパードライ):350円、サワー類・チューハイ:200円と、一昔前の立ち飲み価格です。
さらに開店から19時までは、ハイボール(ブラックニッカクリア):220円、ホッピーセット(300円)、日本酒(越後桜):220円と、さらにお得になります。
料理
看板料理はやきとん・やきとり(ハラミ、ひざナンコツ、テッポウなど)で、1本110円。おまかせ5本は440円と、これまたお安い。串揚げもあります。
定番料理は、馬肉ユッケ:400円、ハムカツやメンチカツ:220円、煮込みハンバーグ:330円など。
短冊メニューは、白えびの唐揚げ:330円、手羽先の唐揚げ2本:250円など。ホワイトボードには刺身もあります。
リーズナブルだけど、丁寧な調理
アサヒスーパードライ生ビール(350円)
生ビールが一杯350円なんて、いまどき珍しいです。しかもキンキンに冷えたジョッキに注いでくれる、こだわりのスタイルです。アサヒスーパードライで乾杯!
ガツぽん酢(330円)
もつ焼きを揃えた店なので、クイックメニューでもガツぽん酢を選びました。クセはなく、モチモチとした食と旨味がビールを進ませます。
緑茶ハイ大ジョッキ(300円)
タイムサービスでなくても、酎ハイは中ジョッキ200円、大ジョッキでも300円。たくさん飲む人でも安心です。
手羽先唐揚げ(250円)
特製のピリ辛ソースがつき。そのままでもスパイスが効いています。
やきとり(110円)
炭火で焼き上げる串焼き。鶏のやげんなんこつと豚なんこつ、両方あるなど品揃え豊富です。
ハイボール(200円)※タイムサービス
これまたキンキンに冷えたジョッキに注いでくれたハイボール。ブラックニッカクリアの樽詰めです。炭酸はしっかり、味はマイルド。
一橋学園の一軒目にぴったりな『春夏秋冬』。1,000円台で楽しめるいわゆる「千ベロ」ができる酒場です。居心地がよいので長居してしまうかも。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
店名 | 春夏秋冬 |
住所 | 東京都小平市学園東町1-15-3 |
営業時間 | 16:00~24:00(月定休) |
開業年 | 2017年 |