小岩『蔵828(やつや)小岩店』新店!クラフトビールやワインが揃う角打ち

小岩『蔵828(やつや)小岩店』新店!クラフトビールやワインが揃う角打ち

2022年5月15日

小岩に新たな角打ちが誕生しました。ワインや、輸入・クラフトビールなどを楽しめる立ち飲みカウンターが、新規オープンの酒販店『蔵828(やつや)小岩店』に併設されました。若い人が一人でも入りやすい明るいお店です。気軽に一杯飲んでいきませんか。

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新進気鋭の最新酒販店誕生

小岩は飲み歩きを好む人には楽園です。なんたって、店数が多い!しかも老舗のもつ焼き店や居酒屋、大衆中華に立ち飲み、角打ちまで、なんでもござれ。最近は新店も増加中で、小岩から目が離せません。

今回ご紹介するお店も、そんな小岩の新店です。しかも角打ちを併設した酒販店。酒類の販路が大きく変化する現代でも、新たなお酒屋さんが誕生するということ自体に驚きました。

外観

場所はJR小岩駅から昭和通り沿いを徒歩2分ほど。店の名は、『蔵828(やつや)小岩店』です。千葉県船橋市で1954年に創業した業務用小売に力を入れる酒販企業・株式会社やつやの運営で、オープンは2021年12月です。

明るく入りやすい店構え。普段お酒の購入はスーパーやインターネットという人でも、ふらりと吸い込まれるような雰囲気です。

内観

店は広く、約40坪ほどあります。ワインをメインに、ウイスキーや日本酒、クラフトビールなどいま話題の商品が揃います。

ソムリエが選ぶワインは、量販店の売り場とはまた違った見え方で楽しめます。手頃な値段のものからプレゼント用まで様々で見ていて飽きません。

たくさんの提灯に照らされると、ちょっとしたお祭り気分になれますね。

そのうちのひとつに、「角打ち」の文字を発見。そう、このお店は店内で飲めるのです。当サイトは”お酒が飲める場”しか紹介していませんので、紹介している時点で角打ちはあるわけですが…

店内で売られている乾き物やスナック菓子はおつまみとしてこの場で食べられます。お酒は角打ち専用のメニューをチェック。

店の奥、レジの横には白を基調とした明るい雰囲気のカウンターがあり、ここが角打ちスペースです。立ち飲みですが、広くとられたスペースは開放的で、気持ちよくお酒が飲めると思います。

品書き

黒板メニュー

黒板のお酒は日替わりです。売り切りごめんで入れ替わっていきます。参考までに取材時の品書きは――

白ワインはイタリア・オコーネブランドのボゾヴィッチビアンコ:550円、赤ワインはフランス ソーミュール・シャンピニー:550円など。

日本酒は冩楽(しゃらく)純米吟醸:330円、風の森 雄町807:330円、ウイスキーは越ノ忍ミズナラ10年:660円。

輸入ビール

スコットランド ブリュードッグブルワリーパンクIPA:436円、イタリア モレッティ:330円、ベルギー ロシュフォール10:843円、ベルギー デュベル:522円など。

クラフトビール

静岡県・沼津のブルワリー・ベアード・ブルーイングのビールを中心に、国産クラフトビールも揃っています。

角打ちの醍醐味は普段飲まないお酒との出会い

[左]ベルギーヴェルハーゲ醸造所のドゥシャス デ ブルゴーニュ(553円)とベルギールフェーブル醸造所のニュートン(425円)

おつまみ売り場のチーズを用意し、ビールも揃えました。ビールは世界中でつくられていますから、輸入ビールをすべて飲むことはとっても大変。ですが、こうした専門店の角打ちならば、ある程度選定されていますし、そこで深く考えずに選んだお酒が期待以上だったら嬉しいものです。こうして奥の深いジャンルにまたのめり込んでいきそう…。

ドゥシャス デ ブルゴーニュはパッションフルーツのような酸味と甘味が楽しいビール。説明によると、オーク樽で18ヶ月熟成したビールを原料にしているようです。

リンゴのビール・ニュートン。度数3.5%で爽快感ある果実の風味が心地いいビールです。シードルとはまた全然異なる味わいです。

角打ち営業は17時から20時過ぎまで。軽く一杯飲んでいくだけでも大歓迎とのこと。小岩を散策していてのどが渇いたら、ふらっと立ち寄ってみてはいかがですか。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名ワイン&惣菜&角打ち 藏828 in 小岩
住所東京都江戸川区南小岩7-23-19
営業時間角打ち14:00頃~21:00(酒屋営業は10:00~22:00・無休)
開業年2021年12月16日