本町(大阪)『タチノミエイト』赤星大瓶380円!一体感が楽しい人気店

本町(大阪)『タチノミエイト』赤星大瓶380円!一体感が楽しい人気店

2021年12月10日

ビジネス街「本町(ほんまち)」は立ち飲みが次々とオープンし、はしご酒の人気エリアに変貌中。2018年に開店した『タチノミエイト』もそのひとつです。ビフテキなど華やかなアテとともに人気なのが、大瓶380円(税込み)と激安なサッポロラガーです。

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仕事帰りに大瓶1本、お小遣いで日常の楽しみを

外観

大阪を代表するオフィス街、本町・淀屋橋。大阪城下の中心地として古くから栄え、近江商人らが開いた繊維問屋が軒を連ねた町です。近年はオフィスビルが立ち並び、本社や関西支社をこの地に構える企業も多数あります。お酒関係の企業では、サッポロビールの近畿圏本部や、菊正宗大阪支社などが挙げられます。

「お酒を飲むならば梅田か心斎橋筋にでる」というのは昔のイメージのようで、いまはオフィス街の隙間に新しい酒場が誕生し、仕事帰りのビジネスパーソンで賑わいを見せています。

タチノミエイト』は完全立ち飲みで、軽く一杯を楽しむ人が仕事帰りに立ち寄る人気店です。

内観

(写真は閉店間際に撮影。普段は満席の賑わい。)

店は奥に長く、丸テーブルとオープンスタイルの厨房に向いたカウンターという構造です。立ち飲みと言いつつ椅子があるお店は大阪にも多いですが、ここは完全立ち飲みです。

セルフサービスだから安い、300円台のダイビン

店の中央には冷蔵ケースが設置されていて、すべての棚に目一杯のダイビンのサッポロラガーが詰め込まれています。

瓶ビールはセルフサービスです。それもあって、1本驚きの税込み380円。店員さんにひと声かけて取り出したら、抜栓台において各自栓抜きでシュポと王冠をぬきましょう。

王冠はケースへ入れ、冷えたグラスをもって自分のスペースへ。これで、『タチノミエイト』の準備は完了です。

乾杯は瓶ビール「赤星」で

大瓶400円台でも十分安いと喜ぶのに、300円台になるとさらに飲むペースが上がってしまいそう。(※お酒は適量で)

それでは乾杯!

品書き

スピードメニュー

マカロニサラダ(198円)、煮玉子ポテサラ(308円)、きゅうり一本漬け(308円)など。

ホワイトボード

名物料理のばくだん盛り(528円)を筆頭に、お造りはブリ(308円)、牛タン刺し(418円)など。

豚肩ロースカツ カレーソース(418円)や鉄板マーボー豆腐(418円)、牛バラ新ごぼう肉豆腐(418円)など、肉料理も充実してまいす。総じていえるのは、がっつり食べる美味しそうな料理ばかりということです。

気軽な赤星、アテも進む

ばくだん盛り(528円)

枡からあふれるほど盛り付けられた造り盛り合わせがお店の看板料理。一組1品だけ注文できます。まぐろやエビ、そしていくらがあふれるほど載っています。

牛タン刺し(418円)

タン刺しは関東でも人気ですが、あちらは豚タン。『タチノミエイト 』は、牛タン刺しが500円以下です。脂がのったブリブリ食感。量はほどほどですが、一人飲み・ちょい飲みにこのレベルが出てくれば嬉しいですよね。

エイトのビフテキ(528円)

いくら安くて食い倒れの大阪といっても、ダイビンのビールとステーキで1,000円以下はないと思うじゃないですか。ここのビフテキは528円。ビールいれても1,000円以下なんですよ。

大阪の中心でこの価格設定、東京出身の筆者はただただ驚くばかりです。

厳選辛口吉野川(528円)

赤星ばかり飲んでしまいますが、日本酒も種類が多く一杯は頼みたくなります。

赤星がセルフサービスで安い。となれば、グついつい限りなくお代わりしたくなるものです。一人飲みでもきっと楽しめます。くれぐれもお酒は適量で。

こんなお店がビジネス街にできるとは…と、大阪の底力を感じる酒場でした。お店に集う常連さんは皆さんフレンドリーで、お店の方を含めて楽しいコミュニティになっているように感じます。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/サッポロビール株式会社)

店名タチノミエイト
住所大阪府大阪市中央区瓦町4-4-14 1F
営業時間16:00~23:00(土祝は17:00~・日定休)
開業年2018年