日田『焼き平』昼飲み!駅直結・たこ焼き肴に日田産★黒ラベル。

日田『焼き平』昼飲み!駅直結・たこ焼き肴に日田産★黒ラベル。

2021年2月28日

JR日田駅に隣接した鉄板焼の店「焼き平」は、素敵な昼酒(昼飲み)スポット。列車までの時間を、日田で製造されるサッポロ黒ラベルを飲んで過ごしませんか。

古墳から卑弥呼の鏡かも?と言われる品が出土するなど、中世以前からの歴史がある町、水郷・日田。

九州北部の中央に位置する日田は大分県ですが、古くから久留米や福岡との結びつきが強く、大分・由布方面だけでなく、久留米からのアクセスも便利です。日田温泉天領日田の街並みなど観光名所が多く、歴史ある美しい街を訪ねてみてはいかがでしょう。

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運転再開!久大本線で簡単アクセス

日田へのアクセスルート・JR久大本線。令和2年7月豪雨で一部区間が不通となっていましたが、2021年3月1日より全線で運転再開します。久大本線を使って由布院とセットで汽車旅を楽しむのも良さそうです。

福岡県の久留米から日田までは、ツバメマークの普通列車で約1時間。これならば、福岡から日帰りで遊びにこれる場所ですね。

サッポロビール工場

日田を訪ねる目的は人それぞれ。例えば、こちら。

豊富な水を活かして日本酒などの酒造りがおこなわれてきたこの地に、2000年、ビール工場が竣工しました。復刻版で話題のサクラビール(帝国麦酒)からはじまる、九州で初めての近代的なビール工場だった門司のサッポロビール九州工場。これが日田に移転し、サッポロビール新九州工場(現在は九州日田工場・固有記号:H)となります。

福岡のアサヒビール博多工場、朝倉のキリンビール福岡工場、熊本のサントリー九州熊本工場と列ぶ、九州4大ビール工場のひとつです。

パッケージングラインの様子。

見学や試飲、ビール園(ビヤホール)などの施設も完備されており、日田の水でつくる美味しいサッポロ黒ラベルやサッポロヱビスが味わえます。※工場見学の開催状況は公式サイトをご確認ください。見学コースは一般の方の撮影が禁止されているエリアがあります。

駅直結の昼飲みスポット「焼き平」

日田で製造されたビールは飲みたいけれど、サッポロの工場まで行くのはちょっと難しい…なんて方にオススメ。もちろん、日田工場に出張で来た人にもオススメ、「焼き平」。

JR日田駅の改札から徒歩30秒の場所。列車まで30分あれば、ここで美味しいビールを飲みながら待つのがベスト。

ご夫婦が切り盛りする本格的な大阪鉄板焼料理の店。厨房に向いたカウンター席と4人テーブル、小上がりもあります。駅舎と一体化した店舗とは思えない、アットホームな雰囲気です。

一昔まえのジョッキが現役。目的もちろん、日田のサッポロ黒ラベルです。生中(500円・以下税別)だけでなく、メガジョッキ(1L・980円)の用意もあります。

星の肩に泡の境目がくる黄金比。状態のいい生ビールで乾杯!

お昼11時から夜は21時まで、通しで営業。日田駅前で貴重な昼飲みの場所であり、デュワーズハイボールや和ら麦、氷彩サワーなどお酒の種類も豊富です。

料理は焼きそば、いか焼き、お好み焼き、関西うどんなど。どのメニューにも、「出来上がり約10分」のように時間の目安が書かれているのが嬉しい。やはり列車待ちの利用が多いからだそう。

名物たこ焼きはサク・ふわ食感

昼のちょい飲みならば、人気のたこ焼き(5コ380円)。

心地よいリズムでカチカチと鉄板の上を踊りながら、丸くなるたこ焼き。さっと削り粉などをふりかけて完成です。

ビールジョッキを片手に、ハフハフしながら熱々のたこ焼きを頬張ります。外はさくっと、中はしっとり。

やわらかい物腰のご主人から日田の街の魅力を教わりながら、楽しいひととき。そろそろ予定の列車が駅に到着するようです。ささっとお会計を済ませて、ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

文中に登場した施設:

「サッポロビール九州日田工場」 阿蘇・九重連山に囲まれた水郷でうまれるビール

店名焼き平(新 焼き平)
住所大分県日田市元町11-1
営業時間11時00分~15時00分, 17時00分~21時30分 不定休