横浜開港によって山手、山下に外国人居留地ができた横浜。その両居留地の中間にあり、もともと横浜に住んでいた人が開いた商店街が「横浜元町」。横浜観光に欠かせないスポットで、外国人向け商店街からはじまった歴史から、今でも”ハイカラ”やインポートものを扱う商店が軒を連ねています。
インポートといえば、やはりワイン。横浜はワインを得意とする酒販店や酒卸が多く、元町交差点に店を構える「元町愛知屋」も創業130年をこえる老舗です。そして角打ちが楽しめる酒屋でもあります。
店内は所狭しとワインや日本酒が並びます。コンパクトな売り場ですが、通常の問屋ルートにはないような珍しい日本酒が取り揃えられており、日本酒好き必見のお店。
そして17時から21時は店の一画が立ち飲みコーナーとなります。500円均一でワイン、日本酒、ウイスキーなどが飲めるほか、一般的な角打ち同様に店内に並ぶビールをその場で支払い飲むことも可能です。
お支払いはキャッシュオン。銘柄はタイミング次第で入れ替わりますが、オススメのボトルワインをグラスで飲ませてくれるので、こちらをぜひ。乾杯!
神奈川県茅ヶ崎市の酒蔵・熊澤酒造がつくる「天青」を多く揃え、角打ちでも珍しいラベルを飲ませてらえます。
角打ちですが、ワインにあうちょっとしたタパス的なものもあります。ワイン1杯、日本酒1杯、おつまみ一品で軽くお酒の味わうひととき。横浜みなとエリアの散策の合間に立ち寄られてみては。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
元町愛知屋
045-641-0957
神奈川県横浜市中区元町5-196
17:00~21:00※立ち飲み営業時間(日祝定休・酒屋の営業は9:00~22:00)
予算1,000円